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英語圏のカルチャー紹介:アメリカ人のイギリス人に対するステレオタイプ・イギリス人のアメリカ人の対するステレオタイプ

両国のステレオタイプのイメージ
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教材の詳細

アメリカ人のイギリス人に対するステレオタイプとイギリス人のアメリカ人の対するステレオタイプ



アメリカ人とイギリス人の政治家達は、この両国の間に「特別な関係」があるとよく話しています。しかし実際に両国の国民は対してお互いの国にどういったイメージを持っているのでしょうか?


イギリスとアメリカは共に英語圏の国ですが、お互いのカルチャーの壁にはどんな違いがあるのでしょうか?

実際は統計からみてもわかるように、殆どのアメリカ人はイギリスに行ったことがない人が多いです。そして大部分のイギリス人はアメリカに行った事がない人が多いです。


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その為、お互いの国の印象はやはり映画や音楽などのポップカルチャーから来るイメージが殆どです。ですから、イギリス人とアメリカ人はお互いに意外と変なステレオタイプのイメージを持っている事が多いですね^^。

もしかすると日本人の読者の方の中にも、こういったステレオタイプのイメージを持っている人は多いのでしょうか・・・。^^


そこで今回の記事では、イギリスとアメリカの両国のステレオタイプのイメージについてまとめてみました。この中で紹介したものは、意外と当たっているものもあるのではないでしょうか・・・(笑)


この質問には基本的に、イギリス人に対する質問はイギリス人が答えています。そして、アメリカ人に対する質問がアメリカ人が答えています。




アメリカ人のイギリス人に対するステレオタイプ:トップ10



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アメリカ人はイギリス人は皆、歯が悪いと思っている


このステレオタイプは本当に意味が分からない!というイギリス人の意見が多いですね^^。イギリス人の若者とアメリカ人の若者を比べてみても歯で区別する事は出来ませんよね。

しかしこのステレオタイプは何処から来たのでしょうか?

それはおそらく第二次世界大戦の頃、多くのアメリカ人の軍人がイギリスの田舎に行かされた事につながってくると思います。当時のイギリスは歯科技術があまり進んでいなかったので、歯のメンテナンスをする余裕がありませんでした。

そしてアメリカの軍人達は自国に帰国後に友人たちに「イギリス人の歯はとんでもなく汚い歯だよ!」と言いふらし、「イギリス人の歯」=「汚い歯の人が多い」との噂が生まれたように思います。

確かに何故か分かりませんが、この冗談はよくアメリカのコメディーに出るんですよね・・。


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イギリス人はフレンドリーじゃないしドライ過ぎると思っている



これは面白い意見ですね^^
確かにイギリス人はファーストコンタクトでは、アメリカ人ほどオープンでフレンドリーではない事は確かだと思います。実際に打ち解けるまでに少し時間がかかりますが、友達になれれば深い友情が築けます。その点では日本人に似ているかもしれませんね。



イギリス人はみんなマンチェスター・ユナイテッドを応援すると思っている



これは全く違いますね(笑)。
マンチェスター・ユナイテッドというサッカーチームは世界中で有名だと思いますが、多くのイギリス人は自分の町のサッカーチームを応援している人が多いです。

それどころか、有名すぎてマンチェスター・ユナイテッドを嫌う人も意外と多いです。
サッカーのことのあまり詳しくない人が「私はマンチェスター・ユナイテッドのファンだよ」という事を言う人もいるくらいです。



イギリス人はみんなコックニーのアクセントで話すと思っている



アメリカ人に「イギリス人の発音を使って話してみて」と言ったら必ずと言っていい程コックニーの発音で話す事が多いですね。これも理由がよくわかりませんが・・。

そして、「コックニーの発音」は実際に東ロンドンでしか使われていません。実に狭いエリアの発音です。

ですから逆にコックニーの発音で話すイギリス人はとても珍しいです。アメリカ人はイギリスのギャングスター映画を見すぎているのでしょうかね?(笑)。



イギリスの食べ物はまずいと思っている



アメリカに旅行した事のある日本人なら知っていると思いますが、アメリカ人は他の国の食べ物に対して、批評できないと思いますが・・(笑)。

やはり何処の国でもステレオタイプの料理がクローズアップされますが、家庭料理は何処の国でも美味しいものです。そしてどの国も伝統的な家庭料理があります。

またイギリスにはインド系ルーツの人達が多いので、イギリスのカレーレストランは美味しいお店が多いです。そしてグルメパブで食べるサーモン料理や地元の野菜などを使った料理はとても美味しいですよ。



イギリスは毎日雨が降ると思っている


たしかに雨は降りますね^^
しかし毎日ではないですよ。アメリカのシアトルでは統計的にみるとロンドンよりも雨が降っています。

ですが、確かにイギリス人は天気の話をする事が多いですね。特にシャイなイギリス人は知らない人と会話をする際には必ずといっていい程天気の話をスモールトークのテーマとして使います。

例として、「今日は寒いですよね・・。ところでお名前は?」と言ったように話す事が多いですね。



イギリス人はウールのセーターが好きというイメージ



これはかなりの間違いですね(笑)。
イギリスではこんなステレオタイプ聞いたことないですよ!^^
アメリカ人は、おそらく「ヒュー・グラントの映画」を見過ぎているのかもしれないですね。



イギリス人はアメリカの独立戦争で負けたから、まだ怒っている。



残念ですが、イギリスの中学校ではアメリカの歴史を勉強していない為、殆どのイギリス人は「独立戦争」について何も知らないかもしれません。

ですから、別に意見がないという人が多いと思います。だから「怒っている」というより、「全く気にしていない」という気持ちの方が強いと思います。



イギリス人は皆エリザベス女王に会った事があると思っている



ハッハ!これは本当ですか?
私は一度も会ったことないですね。^^

でも、確かに見たことある人が多いかもしれません。エリザベス女王はいつも様々な町に行って病院や学校などのビルのオープニングに出向いた入り、ツアーに行ったりしている為に多くの人は生でエリザベス女王を見た事がある人が意外と多いかもしれませんね。

しかしイギリスの多くの若者たちは王室に殆ど興味がないと思います。それにイギリスでは、「王国」ではなく、共和国になってほしい人と願っている人が少なくありません。イギリスの王室に対しては、みんな様々な意見があるからです。



イギリス人は、みんなロンドンに住んでいる。



ジョークのようなステレオタイプですね!(笑)。

ですが、イギリスは国の国土が小さい国であるため
殆どの人はロンドンに行ったことがあると思います。

私の実家は、ロンドンから80キロほどしか離れていませんが、イギリスに住んでいた時は、殆ど行きませんでしたね。
「本当のイギリス」を経験したいならば、色々な地方に行った方がいいと思いますよ。

ロンドンは首都で大きく、色んな人のカルチャーが混ざっていて凄く面白いと思いますし
国際的な大都市です。ですが、平均的なイギリス人のタイプを見る事は難しいと思います。
これは、何処の国の大都会も同じ事だと思いますが、都会は様々な人種と文化がミックスしていますからね。





イギリス人のアメリカ人に対するステレオタイプ



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逆にイギリス人もアメリカ人に対して変なステレオタイプを持っている人が多いです。やはり多くイギリス人は、アメリカに行ったことがない人が多いのでアメリカに対する印象は、日本人と同様のイメージを持っている人が多いかもしれません。そしてそのイメージの殆どがハリウッド映画のイメージから生まれたものが多いと
思います。



アメリカ人は新しい人に出会って直ぐプライベートな話を始める



これは本当ではないですが、イギリス人の立場から見ると「オープン」に見えるかもしれません。アメリカでは会話する時に言いたい事があればダイレクトに言ってもOKだし、イギリス人よりは物事をストレートに話すかもしれません。

逆にアメリカ人からすると、イギリス人は秘密主義?!という印象を受けます。そしてオープンでフレンドリーな会話はアメリカ人にとってはマナーの一つです。逆に大人しく隠し事する人ようなタイプの人は怪しい感じで見られてしまうと思います。



アメリカ人はみんな銃を持っていると思っている



ハッハハ!出ましたね!この質問が(笑)。

アメリカの拳銃に対する法律はヨーロッパのルールより確かに緩いですが、一般的な多くのアメリカ人は拳銃を触ったことがないと思いますよ。

普通の人は勿論、拳銃を持っていないです。しかし現実問題としてやはり拳銃に関する事件は多いです。また拳銃の好きな人は一丁だけではなく、2丁、3丁と拳銃を所持しているかもしれません。

そういった人達は銃のクラブ(ガンクラブ)に入っているし、田舎で動物のハンティングをしているために拳銃を持っている人が多いです。

後は町によって拳銃を持っている人のパーセントが違いますね。そしてアメリカには違法的に銃を持っているギャングスター(日本のやくざのような人達)達が比較的多いです。



アメリカ人の好きなスポーツはおかしいと思っている



これは冗談でしょう!!
アメリカにおいて最も人気のあるスポーツは、「野球、アメリカンフットボール、バスケットボール」でしょう。
イギリス人達がこれをどうしておかしいと思うのかが不思議だね。


野球は多くの国(日本、キューバ、韓国など)などで人気があります。バスケットボールは世界中で人気があると思いますし、アメフトは・・・。まあ、やっぱりアメリカだけですよね。(笑)

逆にイギリス人の好きなクリケットというスポーツがおかしいじゃないかな?と思いますけど・・。
クリケットは試合の期間が五日間もかかるし、「ティー」という休憩がある!それこそおかしいと思う!(笑)



アメリカ人はチェック柄のシャツとチノパンが好きというイメージ



これも聞いたことないですね・・。
でも平均的な多くのアメリカ人男性は、ファッションに深い興味がない人が多いです。そして彼等のベーシックなファッションは、Tシャツやジーパン、チェック柄のシャツやチノパンなどの服装になってしまいますね。
「好き」というわけではないと思いますが、ベーシックがいいんでしょうね。



アメリカ人は「自由」というキーワードが好き



これは、そうだね。

アメリカという国は、「自由」というコンセプトに基づいているから
アメリカ国民は「自由」という考えとコンセプトを大切にしたいと思っている事は確かです。

多くのアメリカ人の意見としては、イギリスなどのヨーロッパの諸国は
政府を信じすぎているし、政府に頼り過ぎていると感じている人が多いです。

イギリスの政府は、国民の情報を持ちすぎていて怖いというイメージがあります。
「自由」というコンセプトを守るからには、アメリカの拳銃関連の法律は、変わらないかもしれませんね。



アメリカ人は、みんなフレンドリー



みんなフレンドリーとは言えないですが、これはいいステレオタイプだと思います。
この意見についてはアメリカ人は嬉しいと思いますよ。



アメリカ人は、世界地図を見てヨーロッパ大陸を見つけることができない



確かにそういう人がいるかもしれないですね(笑)。
ですが、勿論、みんなではないと思いますよ。

アメリカは、本当に大きい国です。
多くのアメリカ国民は、海外に行ったことがないし、となりの州に行ったことないがない人も沢山います。

大きい国だからこそ、アメリカのニュースやカルチャー的な物は殆どと言っていいほどアメリカの事に集中しています。
アメリカは、それぞれの州が違う国みたいな物だから、アメリカだけ見るという傾向もありますね。



アメリカ人は、英語のスペルができない



これは、皮肉ったステレオタイプでしょう!(笑)

以前このサイトでも、紹介されていますが
イギリス英語のスペルとアメリカ英語のスペルには違いがあると思います。

イギリス英語は、フランス語ルーツの単語やギリシャ語ルーツの単語のスペルを保存しています。
アメリカ人は、スペルを簡単にするために改革した歴史があります。

代表的なものとして、colour/colorや、centre/centerのような違いがあります。
ですから、アメリカ人が「スペルが出来ない」という訳ではありません(笑)

ところで、アメリカでは、「スペリング・ビー」という綴りコンテストがあります。
アメリカ人の小学生や、中学生はスペルの知識で競走しコンテストを行います。

それに、このカルチャーについては、色々な映画やドキュメンタリーが作られています。
「Spellbound」というドキュメンタリーはアカデミー賞のノミネーションを受賞し
「Akeelah and the Bee」という映画もすごく人気になった。 



アメリカ人はセラピーが好き



これは、ドラマの「セックス・アンド・ザ・シティー」を見過ぎているでしょう!(笑)。
やはり、アメリカ人はイギリス人よりオープンにプライベートを話すので
メンタルや感情的な悩みがあればセラピーに行くこと自体恥ずかしい事ではありません。

イギリス人は、個人のプライバシーを守る事が好きな為に
セラピーに通う事に対しては、まだ恥ずかしいと思う気持ちがあるかもしれませんね。



アメリカ人は大きな物が好き



アメリカは大きいですからね!
大きい物が自然と出てきますね。道路が大きいですし、家も大きいですし
車も当然大きいものが人気です。これは仕方がないですね(笑)。


以上、アメリカ人とイギリス人が答える
両国に対してのステレオタイプのイメージについて回答してもらいました。




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