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英語の不定詞:「learn how to+動詞」 の扱い方や正しい使い方について



今回の記事では読者の方から頂いた質問に答えてみたいと思います。頂いた質問内容は「learn」という動詞の扱い方に関する質問ですが、この質問に答える為に「how to ~」という文法についても同時にお話していきたいと思います。

そして今回質問を下さった方は、学校で英語の先生をしている方からの質問です。ありがとうございます!出来る限りわかりやすく詳しく回答したいと思います^^!

では、実際に頂いた質問内容はこちらです:



本日行った実力テストで次のような問題がありました。

※アンは留学生でミカから漢字の書き方を学んでいるというくだりを受けて…

Ann learns (how) to write kanji from Mika.

答えは how ですが,Japanese で答えていた生徒が多くいました。ALTからは Mika から教わっているのでhow 以外はない,とのことでした。

どのような説明が適切でしょうか。ご面倒をおかけいたしますが,ご教示いただければ幸いです。 




ご質問ありがとうございました。そして、いつも当サイトを読んで頂きましてありがとうございます。

これは中々いい質問であると同時に難しい質問ですね^^

この内容をみた私の率直な意見としては、生徒さんたちは、おそらく「不定詞」という文法の使い方がちゃんと覚えられていないのではないかと思います。

日本の英語教育では、中学校2年生の時に「不定詞」という英文法を紹介されます。不定詞は日本人の英語学習者にとって扱いが特に難しいと思います。

生徒さんたちは多分ですが、初めて教えられた時に「不定詞」の説明自体は理解しているようですが、「自分自身でまだちゃんと使えない」という状況なのではないでしょうか。


それでは、テストの質問をもう少し細かく見てみましょう。



「learn how to+動詞」の使い方を紹介します

「learn how to+動詞」の使い方を紹介します



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「不定詞」の正しい扱い方と文法パターン



Ann learns how to write kanji from Mika
(アンはミカから漢字の書き方を学んでいます。)


この文章の最も大事な文法パターンは「疑問詞+不定詞」という部分です。つまり、「how to+動詞」という「チャンク」についてです。日本語でいうと「~のやり方」というパターンになります。

「learns how to ~」というフレーズは「~のやり方を学ぶ」という意味になります。「how to ~」の直前に置く事が出来る動詞は少ないと思います。


例えば:


  • learn how to write (書き方を学ぶ)
  • explain how to write (書き方を説明する)
  • know how to write (書き方を知る)
  • forget how to write (書き方を忘れる)




「how to」の前に置く動詞は「認識に関する」動詞ですね。つまり、「学ぶ」、「知る」、「忘れる」などの動詞しか使えません。

やはり、ALTさんが言った通り、そのテスト質問の空欄には「how」という単語しか入れる事が出来ません。


ただ、多くの生徒さん達が「Japanese」という名詞を入れましたね。おそらく、生徒さん達は文章の全体を見ていませんので「不定詞」の問題だと気がつきませんでした。

私の意見では、生徒さん達は「learn」という動詞を見て、「次はJapaneseでしょう!」と考えたのではないかと思います。何故なら、「learn Japanese」というチャンクは過去に何度も耳にした事があると思うからです。

しかし、その一方で「learn how to」というチャンクはあまり聞いた事がないと思います。しかし、その間違った文章をもう一度読んで日本語に翻訳してみたら、「これはちょっとおかしいな!?」と分かったはずですね。

ただ、テストをやっている間は生徒たちも緊張しているでしょうし、急いでいますので自分が書いた事をもう一度チェック出来ていないのではないかと推測出来ます。

※「チャンク」とは「英単語の塊」という意味になります。言語学の研究によって小さい子供は自分の母国語を覚える際にまず「チャンク」を覚えるそうです。


今回の「Ann learns Japanese to write kanji from Mika」という文章は明らかに文法的におかしいですね。「アンはミカから漢字を書くために日本語を学んでいる」という変な日本語になりますね。


私のアドバイスでは、生徒たちがテストを受ける前には「自分が書いた英語を頭の中で日本語に翻訳してみる」という作業を行う事をお勧めします。

日本語の意味がちょっと変だなと思うのであれば、英語の文章もやはりおかしいと思うので、もう一度書き直した方がいいと思います。これは綺麗な英語表現や文章を作る上で良い作戦になると思います。


他の対策としては、生徒さん達にとって不定詞という文法は特に難しいのでもっと練習させた方がいいと思います。

日本の英語テストは殆ど「空欄を埋めるテスト」や「単語を正しい順番に並べる」というような問題が多いので、あまり「英語力」を上手にテストしていないと思います。


英語力よりも「パズルを解決するような能力」を重視しているテストのように思います。一般的に日本の英語テストでは自分で英文章を作るというテスト殆どないように思います。

そこで練習として、ターゲットしている文法を日本語にして、生徒さん達に英語に翻訳してもらった方が良い練習になるのではないかと思います。


具体的には、下記のような練習方法です:


次の日本語を英語に翻訳してください。


  1. アンはミカから漢字の書き方を学んでいる。
  2. アンは漢字の書き方が分かっている。
  3. ミカはこの漢字の読み方を知っている。


など・・・

英文章を自分で英作文して作れば作るほど英語力が上がってくると思います。


もう一つの練習のやり方は「間違えを探す」という練習方法です。

例えば、英語の長文の中に「わざと沢山の間違え」を入れて生徒をペアにして一緒に間違いを捜させて書き直すという練習です。

例えば:

この文章の中には3個の間違えがあります。間違えを探して書き直してください。

Ann is from Canada. She is studies Japanese in Tokyo. She teacher’s name is Mika. Ann learns Japanese to write kanji from Mika.


間違い:

  • She is studies Japanese → She is studying Japanese in Tokyo
  • She teacher’s name is Mika → Her teacher’s name is Mika
  • Ann learns Japanese to write kanji from Mika → Ann learns how to write kanji from Mika


以上のような練習問題はお勧め出来ます^^

それではこれで以上になりますが、如何でしたでしょうか?少し難しい質問ですので答えが長くなりましたが、結局は「テスト対策」+「細かい練習」で覚える方法しかないと思います。

生徒さん達は一応「不定詞」の使い方を頭の中では何となく理解していると思いますが、まだまだ自分では使えないという状態だと思います。これが参考になれば幸いです。

連絡をしてくれてありがとうございます。Good luck!





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