kindaの意味と使い方を徹底解説! kindaの発音と様々な使い方

kindaの意味と使い方、発音をネイティブが詳しく解説
目次

ネイティブの会話でよく使う kindaの使い方、意味、代用表現

スコット
こんにちは。カナダ人のスコットです。今回の記事では、ネイティブの日常会話でよく使われている「kinda」という表現の意味と使い方を紹介してみたいと思います。


先ず「kinda」は正式な単語ではありません。このkindaという単語が辞書に載っていない理由としては「kind of」の「省略・自然な発音」だからです。

つまり、これはネイティブが日常会話をする際に使う「発音を表すスペル」です。そして「kind of」には様々な意味があります。それでは、詳しく意味と使い方をみていきましょう。

kindaは日常会話だけではなく、英語の歌、ハリウッド映画、英語圏のテレビドラマなどで非常によく出てきますので、英語学習者は必ず覚えるべき表現の一つです!

以上の事から、今回の記事ではkindaの様々な意味と使い方を紹介していきたいと思います。また、使い方を紹介する際にネイティブのナチュラルな使い方も紹介していみたいと思います。

kindaの発音は?

「kinda」の発音は「カインダ」に近いですが、ネイティブの発音はカタカナでは上手に表現できません。「カインダ」の最後の「a」は日本語の「ア」ではなく、英語の「シュワー」(「Ə」)という曖昧母音です。

「kinda」は「kind of」の省略ですが、ネイティブは会話の際に「単語と単語を早口でつなげる」という癖(話し方)をします。そのため、「of」という単語が消えて「Ə」という発音になります。他にも「~ of」という英語の組み合わせは、kindaと同様につなげて発音されます。

例えば、「sort of」は「sorta」になり、「ought to」は「oughta」と省略されます。英語ネイティブのこの「単語と単語をつなげる癖・現象」の事を「linking(リンキング)」と言います。

以下の記事では「linking(リンキング)」について詳しい解説がされていますので、興味がある方は是非ご覧ください。

「~の種類」という意味の kinda/kind of

まずは「kinda」(kind of)は「~の種類」という意味になります。例えば、「音楽の種類」、「犬の種類」、「食べ物の種類」などの「種類」について話をする際に「kind of」という表現を使います。

疑問文で使った場合には「どんな~?」という意味になります。それでは、実際のネイティブのkindaの使い方を例文で確認してみましょう。

kindaの意味と使い方、発音をネイティブが詳しく解説

「~の種類」という意味のkindaの使い方 例文:

What kinda music do you like?
(あなたはどんな音楽が好きですか?)

What kinda dog is that?
(それはどんな種類の犬ですか?)

It’s a kinda retriever.
(それはレトリーバーの一種です。)

What kinda foods can you eat?
(あなたはどんな食べ物が食べられますか?)

He’s a cool kinda guy.
(彼はかっこいい奴だね。)

「ちょっと」、「少し」という意味の「kinda」

kinda(kind of)は日常会話で「ちょっと」や「少し」という意味として使います。このスラングは「a little」、「a bit」、「quite」などの表現の代わりに使えます。

この使い方は主に「アメリカ英語のスラング」になりますが、他の英語の種類でも使われています。イギリス英語では「kinda」よりも「a bit」を使う確率が高いです。

kindaの意味と使い方、発音をネイティブが詳しく解説

「ちょっと」、「少し」という意味になるkindaの使い方 例文:

It’s kinda hot in here. Can you open a window?
(ここはちょっと暑いよ。窓を開けてくれない?)

This homework is kinda hard. Can you help me?
(この宿題はちょっと難しいよ。手伝ってくれない?)

She’s kinda pretty but I wouldn’t call her beautiful.
(彼女はちょっとかわいいけど「美人」とは呼べないね。)

That movie was kinda good but I don’t think I’ll watch it again.
(その映画は結構よかったけど、もう一回見ようとは思わない。)

He’s kinda hot. Do you know him?
(彼は結構かっこいいね。彼の事を知っている?)

「my kinda ~」という表現の意味・使い方

この「my kinda +名詞」という表現は、ネイティブの日常会話でよく使われます。この表現は「私の好み」や「私の好きな~」という意味になります。

これは主にアメリカ英語で使われている表現ですが、他の英語圏の国でも通じますし、時々使われています。

kindaの意味と使い方、発音をネイティブが詳しく解説

ネイティブのmy kinda ~の使い方 例文:

She’s my kinda woman.
(彼女は俺の好きなタイプだ。)

He’s my kinda guy!
(彼は私の好きなタイプの男性です。)

Now that’s my kinda car!
(それは僕が好きな種類の車だ!)

She’s not really my kinda person.
(彼女は好きな種類の人じゃない。)

Hip hop is not really my kinda music. I prefer rock.
(ヒップホップは私の好きな音楽のジャンルじゃない。私はロックの方が好き。)

「ちょっと」や「まあね」など質問に答える際に使う「kinda」の使い方

英語で質問をされた際に、はっきり「yes」か「no」で答えたくないという際には「kinda」という微妙な答え方を使うと便利です。しかし、この答え方は少しだけ子供っぽいニュアンスです(笑)。

そのような際に「kinda」という答え方をすると「ちょっと」、「微妙」、 「まあね」という意味を表現する事が出来ます。それでは、ネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。

質問に答える際に使う「kinda」の使い方 例文:

A:It’s 6 o’clock. Are you hungry yet?
(6時だよ。もうお腹空いた?)

B:Kinda. I had lunch late but I could eat something light.
(ちょっと。ランチを遅くとったけど、軽い夕食を食べられるね。)

A:Were you busy today?
(今日は忙しかった?)

B:Kinda. I had a meeting in the morning but I was mostly free this afternoon.
(まあね。今朝会議があったけど午後は殆ど空いていたね。)

A:Is it raining? Should I take an umbrella?
(今雨降ってる?傘を持って行った方がいい?)

B:Hmmm, kinda. There were a few spots of rain earlier but you should probably take an umbrella just in case.
(えーと、ちょっとね。前にぽつぽつと降ってたけど、一応傘を持って行った方がいいかも。)

kindaの代わりに使える表現「sorta」の意味と使い方

イギリス人は「kinda」よりも「sorta」を使う傾向があります。「sorta」は「sort of」の省略で、発音は「ソータ」に近いです。

ネイティブの sortaの使い方 例文:

What sorta food do you like?
(あなたはどんな食べ物が好きですか?)

What sorta dog is that?
(それはどんな種類の犬ですか?)

I can’t stand this sorta music.
(私はこの音楽のジャンルが大嫌いです。)

He’s sorta handsome.
(彼は結構ハンサムだね。)

My cat is sorta ginger coloured.
(私の猫はなんか、オレンジ色っぽいです。)

A:Were you busy today?
(今日は忙しかった?)

B:Sorta.
(まあね。ちょっと。)

kindaのまとめ

以上、今回はネイティブの日常会話でよく使われているkindaの意味と使い方を紹介してみました。

まとめると、kindaは「kind of」の省略です。発音は「カインダ」に近いです。この表現は英語ネイティブの日常会話でよく使われています。

そして、kindaは「~の種類」という意味になりますが、他にも何かを質問された際に「ちょっと」、「まあね」、「微妙」という意味としても使う事も出来ます。

それでは、以上になります。kindaの使い方を覚えて是非、ネイティブとの会話の際に使ってみて下さいね^^

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