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becauseとsoの違いとは? 使い方や使い分けは?

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接続詞の正しい使い方として becauseとsoの違いは? どう使い分ける?


カイリー
カイリー
皆さん,こんにちは今回の記事を担当するカイリーと申します。今日は多くの英語学習者がよく間違える「becauseとsoの違い」,「becauseとsoの使い方や使い分け」について詳しく紹介していきたいと思います。

実は私は今現在、日本の中学生と高校生に英語のライティングを教えています。ですから、毎週数多くの彼らが書いた英語のエッセイと英作文に目を通します。そんな中で私はある点に気がつきました。

それは彼等が書く英文章の中に必ずと言っていい程よく使い方を間違えているある単語を発見しました。それが「because」と「so」なんです。

確かに一見すると、同じ英語の接続詞なので、becauseとsoを誤って使ってしまう事は仕方がありません。しかし、多くの日本人の英語学習者たちは、何故becauseとsoの使い方を間違えるのでしょうか?

そこで今回の記事では、becauseとsoの意味、正しい使い方、使い方を誤った例、正しい例を比較しながら紹介していきたいと思います。





becauseの意味と正しい使い方は? soとの使い分け、ニュアンスは?


becauseとsoの違いとは? 使い方や使い分けは?

まず、最初に紹介する「because」ですが、これは「だから」や「なので」、「何故なら」という意味になる接続詞です。特に「何かの理由」を説明する際に使う単語になります。

becauseは接続詞になりますので「二つの節を繋げる」役割をする単語になります。

一般的には、becauseは文頭では使いません。becauseを使う際には「二つの節」が必要になります。

そのため、becauseの使い方は、日本語の「何故なら」という表現の使い方とは違います。その点で、多くの日本人の英語学習者はbecauseの使い方を間違えてしまっています。

もし、becauseを文頭で使いたい場合には、節をコンマで分けるという必要があります。それでは、becauseはどのように使うのでしょうか? 実際のネイティブの使い方を例文で確認していきましょう。


becauseの正しい使い方:例文



I don’t like the winter because it’s too cold.(正しい使い方)

I don’t like winter. Because it’s too cold.(誤った使い方)

Because it’s too cold, I don’t like winter.(文法的には大丈夫ですが少し不自然)

意味:(私は冬が好きではない。何故なら冬は寒すぎるから。)




I walked home because I missed the last train.(正しい使い方)

I walked home. Because I missed the last train.(誤った使い方)

Because I missed the last train, I walked home.(文法的には大丈夫ですが少し不自然)

意味:(私は最終電車に間に合わなかったので歩いて帰りました。)




I studied last night because I have a test tomorrow.(正しい使い方)

I studied last night. Because I have a test tomorrow.(誤った使い方)

Because I have a test tomorrow, I studied last night.(文法的には大丈夫ですが少し不自然)

意味:(私は明日テストがあるから昨夜勉強しました。)




Take your umbrella because it’s going to rain. (正しい使い方)

Take your umbrella. Because it’s going to rain. (誤った使い方)

Because it’s going to rain, take your umbrella.(文法的には大丈夫ですが少し不自然)

意味:(雨が降るから傘を持って行ってね。)




I’m tired today because I got home late last night.(正しい使い方)

I’m tired today. Because I got home late last night.(間違えた使い方)

Because I got home late tonight, I’m tired today.(文法的に大丈夫ですが不自然)

意味:(私は昨日の夜遅く帰ってきたから今日は疲れました。)







soの意味と正しい使い方は? becauseとの使い分け、ニュアンスは?


becauseとsoの違いとは? 使い方や使い分けは?

次は「so」の使い方ですが、これは「何かの結果」や「なりゆき」を説明する際に使う副詞になります。そして、Soは「二つの節を繋げる役割」をする単語になります。

また、becauseと同じようにsoも文頭では使いません。また、正式な文章を書く際には「so」の代わりに「therefore」という単語を使います。

それでは、soはどのように使うのでしょうか? 実際のネイティブの使い方を例文で確認していきましょう。


soの正しい使い方:例文



I missed the last train, so I walked home.(正しい使い方)

I missed the last train, therefore I walked home.(正しい使い方)

So I walked home, I missed the last train. (誤った使い方)

意味:(私は最終電車に間に合わなかったので歩いて帰りました。)




It’s late, so I’m going to bed. (正しい使い方)

It’s late, therefore I’m going to bed.(文法は正しいがこの文脈ではかしこまり過ぎている)

意味:(もう遅いから寝るよ。)




It’s cold today, so I’ll wear a coat.(正しい使い方)

It’s cold today, therefore I’ll wear a coat.(文法には正しいですが、この文脈ではかしこまり過ぎている)

意味:(今日は寒いからコートを着ます。)




I have an interview tomorrow, so I have to get up early.

I have an interview tomorrow, therefore I have to get up early.

意味:(私は明日面接があるから早く起きなければなりません。)




I’m too tired to cook tonight, so I’ll eat out.

I’m too tired to cook tonight, therefore I’ll eat out.

意味:(私は今夜料理を作るには疲れすぎている、だから外食します。)






Becauseとsoの違い:まとめ


まとめると、becauseとsoは両方とも英語の接続語になります。becauseは「~から」や「何故なら」という意味になります。つまり、何かの理由を説明する際に使う単語です。

そして、soは「だから」や「それゆえ」という意味になります。使い方は「何かの結果」、「何かの説明」を伝える際に使うような単語です。

また、soとbecauseはライティングの際に文頭には持ってきません。二つの節をつなげる際に使う接続語になります。



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