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シャドーイングの効果的なやり方とおすすめシャドーイング教材

シャドーイングのやり方と効果

スピーキング力をアップさせる際に効果的なシャドーイングのやり方をステップ毎に詳しく解説します!



マリ
マリ
皆さん、こんにちは。イギリス人のマリと申します。皆さんは「シャドーイング」という英語勉強法を聞いた事がありますか? 最近、シャドーイングは色々な英語学習ブログ、英語教育関係者に取り上げられている勉強法の一つです。以上の事から、今回の記事は、シャドーイングのやり方と、おすすめシャドーイング教材を紹介してみたいと思います。


まずは、シャドーイングの意味、シャドーイングのやり方、シャドーイングの学習効果は、スピーキング力アップにどんな効果を与えるのか?という内容について話してみたいと思います。

そして、具体的なシャドーイングのやり方とステップを紹介すると共に、お勧めのシャドーイング教材も合わせて紹介したいと思います。


シャドーイングは英語のスピーキング力を上達させる勉強法なので、シャドーイングを定期的に行っていけば、英語の発音、リズム、イントネーションも同時にレベルアップさせる事が出来ると思います。

また、シャドーイングをする事によって、新しい英語のボキャブラリーと文法パターンをしっかりと覚える事も出来ます。

それでは、まず「シャドーイングとは」いったいどんな英語学習法なのでしょうか?という部分から説明してみたいと思います。





シャドーイングとは?


「シャドーイング」は英語の「shadowing」という単語から来ています。「to shadow」という動詞は「~のあとをつける・尾行する」という意味になります。

「shadow」という名詞は「」という意味になります。シャドーイングという言語の勉強法は、1950年代に初めて研究されました。この勉強法はアメリカ人のAlexander Arguellesという多言語を話す人によって注目されるようになりました。

彼はシャドーイングを使ってドイツ語と韓国語を話せるようになりました。そして、韓国でシャドーイングを使って英語の勉強をする方法を教えました。

シャドーイングというテクニックはとても簡単です。シャドーイングを行う際には、まず英語の音声を聞いて、音声と一緒に口に出して話すというシンプルな方法です。つまり、音声を「shadowing」(=尾行する)というテクニックです。



シャドーイングのやり方と必要な物


まずは、シャドーイングを行う際に音声付きの教材とミュージックプレイヤー(ipad、スマホやタブレット)とイヤホン(または)ヘッドホンが必要です。音声付きの教材は別のセクションでも紹介しますが、必ず自分のレベルに合わせて教材を選ぶようにして下さい。

シャドーイングで使うテキスト理想的には1ページくらいの長さが丁度良いです。それ以上長くなるとシャドーイングに向いていません。必要な物を手に入れたら、次のステップで実際のシャドーイングを行います。


シャドーイングのやり方と効果

シャドーイングのやり方:ステップ1


初めのステップはシャドーイングを行わなわず、音声だけを聴くというステップです。テキスト・音声の内容が分からないとシャドーイングは余計に難しく感じます。ですから、テキストの内容が分かるまで音声を聴きましょう。


シャドーイングのやり方:ステップ2


内容がある程度理解出来たら、原稿を読みながら音声を聴きましょう。そして、知らない単語があれば、辞書を引いて意味を確認してみましょう。その際に単語のスペルと発音を確認する事をお勧めします。


シャドーイングのやり方:ステップ3


次は「リピーティング」を行いましょう。「リピーティング」とは「音声を聴いた後に声を出して繰り返す」というアクティビティーです。

初めて行う際には、ゆっくり繰り返しても大丈夫ですが、何度も繰り返していけば、徐々に英語のスピードにも慣れてくると思いますので、少しずつスピードアップしていく事をお勧めします。


シャドーイングのやり方:ステップ4


このステップは本気で「シャドーイング」を行うステップです。原稿を読みながら音声と一緒に文章を言ってみましょう。

初めてする際には、とても難しく感じると思いますが、出来る限り何回も繰り返してみると自分のシャドーイング力が上がってきます。ある程度、上手に出来るようになったら、自分の発音、イントネーションにも注意を払って練習してみましょう。

シャドーイングをしたページが上手に出来るようになった後は、次のページに進んでもう一度ステップ1からやってみてください。



シャドーイングの効果について


よく「シャドーイングは本当に効果があるのか?」という疑問を持っている英語学習者は多いと思いますので、ここでは、シャドーイングの効果について話してみたいと思います。

シャドーイングをしっかりと行うとかなり時間がかかります。何度も同じテキストを繰り返す必要がありますので「めんどくさい」と考える人はいると思います。シャドーイングの効果を実際に研究した結果は少ししかありません。

ある研究によると、シャドーイングは英語学習者の「発音、イントネーションだけではなく、リスニング力にもポジティブな効果を与える」という研究結果があるようです。

この研究によると、シャドーイングを定期的に行うと英語のリスニング力が上手になるという効果が出てくるようです。そのため、英語力を全体的に上達させたいという人は、シャドーイングがお勧めです!





リスニング力は英語(他の外国語も含め)をマスターするにとても重要なスキルです。何故なら、英会話をする際には「相手の言った事が理解出来ないと自分の答えを言えない」からなんです。

英会話をする際には、リスニング力はスピーキング力と同じくらい重要なスキルだと思います。ですから、シャドーイングを定期的に行うと自動的に会話力も上がってきます。


英語ネイティブの音声を使ってシャドーイングを練習していけば、ネイティブの発音を自然と真似する事が出来ます。もちろん、色々なネイティブの「アクセント・訛り」がありますので、自分が覚えたい英語の種類を考える事も大切です。

例えば、イギリス英語のアクセントと発音を覚えたいなら、イギリス英語の教材と音声を選ぶ必要があります。しかし、日本で販売されている多くの英語教材はアメリカ英語に基づいています。



シャドーイングの教材を選ぶ際に考えるべきポイント


シャドーイング専用の教材は数多くありますが、実は専門の教材を使わなくても「音声付きの英語テキスト」さえあれば、それで代用する事は可能です。

しかし、もしシャドーイング専門の教材を使って勉強していきたいと思っている方は、シャドーイング教材を選ぶ際に以下のポイントに注意して選ぶようにした方が良いと思います。


自分の現在の英語レベルを理解する事


選ぶ教材が難しすぎると知らない単語と文法パターンが多すぎて、あまり覚えられなくなると思います。逆に、教材内容が簡単すぎると、新しく覚えられる単語と文法パターンは殆ど出ません。

以上の事を考えると、教材を選ぶ際には「現在の自分の英語レベルの少し上のレベル」の教材を選ぶようにした方が良いと思います。つまり、そのテキストを見た時に大部分のボキャブラリーは理解出来るが、まだ知らない使った事がない単語やフレーズが掲載されている教材が最も好ましいと思います。


自分が将来的にマスターしたい英語のテーマを考えましょう。


あなたの英語を習得する目的や目標はどんな事ですか? 日常英会話を勉強したいのでしょうか? それとも専門的なビジネス用語を覚えたいのでしょうか? こういった質問を考えながらシャドーイング教材を選んだ方が良いと思います。

例えば、英会話が目標である場合には、ダイアログが多い教材がお勧めです。ビジネス英語を覚えたいなら、ビジネスニュースやビジネス会話を中心に紹介している教材を選んだ方が良いと思います。


マスターしたい英語の種類を考えましょう。


以前に少し話しましたが「英語」には色々な種類があります。例えば、イギリス英語、アメリカ英語、オーストラリア英語などの英語の種類です。それぞれの英語は発音、ボキャブラリー、アクセント、イントネーションなどに違いがあります。

ですから、イギリス英語をマスターしたいなら、イギリス英語の音声付きの教材を選ぶべきだと思います。シャドーイングをする際には出来るだけ音声に近くなるように真似する練習をしますので、ナレーターの発音・訛りが自然と移ります。

そのため、イギリス英語を勉強したい人はアメリカ英語の音声を選ばない方が良いでしょう。


テキストの長さを考えましょう。


目標として「1日に1ページ」くらいのボリュームでシャドーイングの練習をした方が良いと思います。ですから、とても長いテキストやとても短いテキストはシャドーイングに向いていないのでやめた方がよいと思います。

そして、出来れば1ページを超えないテキストを選ぶようにしましょう。これ以上長くなるとシャドーイングの勉強としては向いていません。



どんなシャドーイングの教材がお勧め?


先程もお話したように、シャドーイングをする際には、シャドーイング専門テキストでなくてもOKです。英語ネイティブの音声が付いているテキストであれば、どんなテキストでも大丈夫です。

しかし、自分の英語レベルと自分が将来的に得たいと思っている英語スキルのニーズは必ず合わせた方がよいと思います。

もし、イギリス英語を勉強したいという方なら、当サイトのライター(マリ・マクラーレン)が書いた教材はお勧めです。この教材はダイアログと例文が数多く収録されているので、リアルなイギリス英語のアクセント・発音・イントネーションを勉強する事が出来ます。



英語初心者のレベルであれば、「English Reboot」という教材がお勧めです。この教材は中学校レベルの文法を紹介しますが、ダイアログと例文を通して紹介しますので英会話の勉強に良いです。

そして、著者が音声を録音しましたのでイギリス英語の発音を同時にマスターできます。



また、ビジネス英語を勉強したいなら、様々な教材があります。例えば:

>> シャドーイングで耳から鍛える 仕事で使う英会話



アメリカ英語の日常会話を勉強したいなら、Prime EnglishやNative Englishもお勧めです。 私はとある出版社の関係で両方ともこちらの教材内容を試した事がありますが、Native Englishは特に良い教材だと思いました。

>> Native Englishのレビュー


シャドーイング専門の教材も数多く出版されています。

>> CD3枚付 絶対『英語の口』になる!リアルな日常英会話で鍛える シャドーイング大特訓




>> TOEICリスニング満点コーチが教える 3ヶ月で英語耳を作るシャドーイング






シャドーイングのやり方と効果、勉強法のまとめ


英語のリスニングと英語のスピーキングを独学で上達させたいと考えている人はシャドーイングという勉強法はお勧め出来ます。何故なら、シャドーイングは一人でも行えますし、とても簡単なメソッドですし、定期的にシャドーイングを行うと英語力がかなり上がります。

このテクニックはある研究によると効果的という研究結果が出ているので、まだ一度も行った事がない人は是非使ってみてください。

ちなみにどんな英語教材でもシャドーイングを行う事は可能ですが、必ず自分の英語のニーズを考えてから教材を選んだ方がよいと思います。

当サイトのメソッド系英語教材

当サイトの記事を書いてるネイティブのライターが制作から編集までを行った英語のニュアンスも完璧なメソッド系英会話教材「English Reboot」をご紹介します。

この教材は、日本の中学校で教えられている英会話において基礎になるベーシックな英語知識(文法)を”ゼロから頭脳にインストール”するというコンセプトの教材になっています。

当教材は合計で「12のセクション」で構成されています。中学校の1,2,3年生の時に学習した基礎英文法をステップバイステップでメソッドにより学んでいきます。

「English Reboot」は以下の学習ステップに沿って”英語を話す為の基礎知識”を固めていき、実際に会話する際に使う「文法パターン」を繰り返し「アウトプットの訓練」を行っていきます。

  • ステップ1: リスニング
  • ステップ2: リピーティング
  • ステップ3: シャドーイング
  • ステップ4: Practice(アウトプットの練習)
  • ステップ5: ディクテーション


英語の知識や英単語を沢山知っているが「いざ英会話となるとさっぱり話せなくなる」といった英語学習者の為にアウトプットとリスニングに重点をおいた英語教材になっています。

英語初心者の方でもお使い頂ける学習内容・レベルになっていますので、英語の勉強をゼロからやり直したい方、英語を話せるようになりたい方にはお勧めの学習メソッドです。