外資系企業のビジネスパーソンもよく使うビジネス英語イディオム
英語のイディオムもビジネスシーンで使うイディオムとなれば、日常生活とは違うシーンで使われる事が多いので特殊なイディオムが多いです。またビジネス英語のイディオムは、グローバルな企業とローカルな環境で行われる企業とでは使うイディオムも異なるのではないかと思います。
以前に紹介したビジネス英語の記事で「ビジネスジャーゴン」について紹介しました。この記事で紹介したフレーズは、ビジネス上では誤解される事も多いので、出来るだけ使わない方が良いと紹介しました。
しかし、自分がビジネスジャーゴンやビジネス英語のイディオムを使わない場合でも、他のスタッフ達が使うケースもありますので、必要最低限のイディオムは覚えた方が良いと思っています。
そこで今回は、外資系企業も含めて、ビジネス英語(ビジネス会話、雑誌、新聞)でよく使われているイディオムとスラングを紹介します。
今回のイディオムは、社内において嫌な人、嫌なビジネス環境の事を話す際に使うイディオムです。結構マニアックなビジネス英語のイディオムです。
toxic employee
toxic employee (周りの同僚に悪い影響を与える社員)
どこの会社にも、良いスタッフと同僚がいます。彼らはチームプレイが上手で同僚と上司とのコミュニケーションも上手な人たちです。しかし中には悪いスタッフも当然いると思います。(笑)
彼らはよく機嫌が悪くなりますし、ネガティブな性格もあります。周りの同僚や上司とはあまりコミュニケーションを取りたがらないでしょうし仲もよくありません。そんな彼らの事をビジネス英語のイディオムで「toxic employee」と呼びます。
「toxic」という単語は、「毒のある~」という意味で、「employee」は「雇い人」という意味になります。このような人のせいで会社内の雰囲気が悪くなります・・。
toxic employeeの使い方 例文
Mike Smith is a toxic employee.
(マイク・スミスは悪い社員です。)
cut-throat
cut-throat (厳しいビジネス、厳しいビジネス環境)
cut-throatの使い方 例文
Investment banking is a cut-throat business.
(投資銀行という企業は、とても厳しい会社(業界)です。)
※この企業(業界)で失敗すると首になるというニュアンスが含まれています。
dead wood
dead wood (不効率的な人や部)
dead woodの使い方 例文
We need to cut away some of the dead wood at this company.
(我が社の非効率的な社員をリストラする必要があります。)
rat race
rat race (人生の厳しい生存競争)
rat raceの使い方 例文
I decided to leave the rat race and become a housewife.
(私は、この競争的な生活を辞め、専業主婦になる事にしました。)
to be a big fish in a small pond
to be a big fish in a small pond (「井の中の蛙」)
big fish in a small pondの使い方 例文
ABC company is just a big fish in a small pond. If it opens an office in America, it will be in trouble.
(ABC会社は井の中の蛙です。アメリカで事務所を創ったら、困るでしょう。)
ビジネス英語の教材
ビジネス英語のイディオム:まとめ
- toxic employee
- cut-throat
- dead wood
- rat race
- to be a big fish in a small pond