実践ネイティブに伝わるビジネス英語勉強法2:ビジネス英語のスピーキングの勉強法紹介

アメリカとイギリスのビジネス英文手紙の違いについて
目次

ビジネス英語のスピーキングに関する勉強法について

前回の記事に引き続いて今回も、ネイティブに伝わるビジネス英語の勉強法についての記事を紹介していきたいと思います。
ビジネス英語の中でも最も難しいと思われているスピーキングのスキルをアップさせる為の勉強方法です。

前回の記事では、ビジネス英語のライティングにスキルの勉強方法を紹介してきました。

私が英語を教えていて感じる事としては、日本人の英語学習者は一般的にリーディングに関しては比較的高いスキルを持っていると思います。

ですから、前回紹介したように、例文を上手に使いながらビジネス英語のライティング学習を行っていけな、比較的早い段階でビジネスレベルで使えるライティングスキルを習得出来るのではないかと思っています。

ですが、ネイティブとのコミュニケーションを前提とするスピーキングに関してのスキルは苦手意識を持っている人が多いと感じています。

しかし、いくらビジネス英語のスピーキングといっても、あるポイントのフォーカスして学習をして学習を進めていく事で、ビジネスの現場でも通用するスピーキングスキルを習得する事が出来ると思います。

さすがに短期間でビジネスレベルで通用するスピーキングを習得する事は出来ませんが、ビジネスの現場で自分達の意見を主張したり、ビジネスパートナーとディスカッションしたりするレベルには出来ると思っています。

一般的にビジネス英語でスピーキングが苦手といっている方は、以下のタイプに当てはまる方が多いのではないでしょうか。

  • 英語で交渉したり、プレゼンテーションする事が苦手な方
  • ネイティブと会議を行っていたが会議中のやりとりが聴き取れず内容が理解できない方。
  • ネイティブとの意思疎通などのコミュニケーションがうまく取れない方。
ビジネス英語のスピーキングの勉強法紹介

ビジネス英語のスピーキングの勉強法紹介

ビジネス英語で使えるスピーキングとリスニングを勉強する具体的な方法について

ビジネス英語でも、メールを使ったコミュニケーションであれば、ある程度の時間を使って調べながら文章を書くことが出来るので即時性・スピードが求められるようなコミュニケーションではありませんので、気持ち的にも余裕があると思います。

しかしビジネス英語の中でも、リアルタイムでのコミュニケーションであるスピーキングに関しては、相手の言った事を調べながらやるような事は出来ません。また会話である以上は、相手の話した内容を即座に理解して自分の意見を伝える、レスポンスとスピードも求められます。

会話内容を頭の中で考えているような暇はありませんから、英語でとっさに答えられる準備が頭の中で出来ていなくてはなりません。

ビジネスの現場では相手が話している内容を、その場で瞬時に理解し判断をして、それに相応しい回答と、その会話のテーマに関わる自分の意思を伝えるという作業をスムーズに行わなければなりません。

ビジネス英語のスピーキングは、上記の工程を英語の知識が不十分な状態でこなしていく必要があるので
言葉でこの一連の流れを聞くと少しシビアな感じがしますが基本は以下の3つポイントです。

  • 「相手の話している内容のポイントを理解する」
  • 「聞き取った内容を的確に理解する」
  • 「その会話の内容に自分なりの意見を伝える」

このポイントさえが実行が出来れば、ビジネス英語のスピーキングは殆ど問題ないと思います。

ビジネスマンでこれから、ビジネス英語を学んでいこうと思っている人は、まず上記に紹介した3つのスキルを身に付けて、最低限の英語の知識でも、ビジネス上のコミュニケーションが出来るようになれれば、まずはOKだと思います。

そこで上記の3つのスキルと習得する学習方法としては、特にテーマは問いませんが、なるべくビジネスに関係した音声を聞いてその中から、ポイントになる単語やボキャブラリーを抜き出して、大体の話のテーマを理解出来るようにするとよい訓練方法になります。

また出来れば、自分が属している業界のニュースやテレビの番組の音声を使っていくといいと思います。

慣れないはじめのうちは、とても難しく感じるかもしれません。
しかし続けていくうちに「ポイントになる単語やキーワード」が少しづつ聴き取れるようなってくると、話の全体像もつかめてくるようになると思いますので、それまでは、繰り返しニュースやビジネス関連の音声を使って、時間をかけて話のポイントが理解出来るようになるまで聞き込んでみましょう。

また、上記に合わせて自分の事を英語で自己紹介出来るようになる訓練も効果的です。
例えば、今までの自分の仕事についての経験やプロジェクトについて話せるようになっておく事も重要だと思います。

自分の事を英語で話せるようになる訓練を行う際は、何分間自分の事について話すようにする!などと、一定の時間を決めて話す練習をしていくといいと思います。そして、この訓練を行う際、出来るだけシンプルな言葉と表現を使って説明出来るように心がけましょう。

日本語でその事を説明する時よりも出来るだけシンプルに説明出来るようにするといいと思います。

また、それに合わせて自分の仕事に関わる専門用語の英単語や、ボキャブラリーも覚えましょう。

このように、自分の事を話すスピーチの練習をしていくうちに、自分がどのような表現が苦手なのか?など、自分に足りない英単語やフレーズの知識を再確認出来るいい機会になると思います。

ビジネス英語のスピーキング・ライティング学習に関してのまとめ

ビジネス英語は、たんなる日常の会話とは違い、ミーティングやセールスの交渉、意見のディスカッションなどと限られたシチュエーションの中で使う事が多いと思います。

やはりビジネスの現場に限らず、外国人とコミュニケーションする際に、自分の意見をはっきりと話せる人はリスペクトを受けるものです。
また、これは特にアメリカ人相手にコミュニケーションする際に意識しておくべきだと思いますが、何か物事に対して自分の意見がない人はあまり、重要視される事はありませんし、相手に対する自分の印象も薄くなってしまいます。

ですから、自分の事、自分の意見を英語で話せるようになる事はビジネス英語に限らずネイティブと話す際には重要になってくると思います。

またビジネス英語のライティングの勉強方法の記事でも書きましたが、ライティング=英作文するスキル。
このスキルは実際の会話を組み立てていくスキルとほぼ同様のスキルになると思いますので、是非とも身につけたいスキルです。

オンラインチャットで英会話の瞬発力を磨く勉強方法

その他のビジネス英語の勉強方法としてはオンラインチャットもお勧めですね。
丁寧なビジネス英会話を学ぶ練習にはなりませんが、オンラインチャットをネイティブと行うと教科書にはでない生きた口語的にフレーズが学べます。

またチャットは文字として、情報が視覚的に理解出来るので、わからない単語があった場合も調べながらコミュニケーションする事が出来ますし、会話の後で自分の弱点を把握する際にも役立ちます。

またSNSなどでも、そうですが会話は面倒ですが、チャットなら気軽にコミュニケーションをとってくれるネイティブも多いと思います。とくに共通の趣味があるネイティブにチャット友達が出来れば、スピーキングの練習にはとても役立つと思います。

実際にチャットで身に付けた英語のライティングスキルは、英文ビジネスメールを書く際にも役立ってくると思います。

チャットでは分からない単語を調べたり、伝えたい表現などは例文を参考にしながら書く時間があるので、スピーキング程の瞬発力は求められない事がとてもいいですね。是非学習に組み込んでみて下さい。

アメリカとイギリスのビジネス英文手紙の違いについて

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