TOEICリーディングテストの対策を紹介
今回は、TOEICリーディングセクション・パート5の対策について書いてみたいと思っています。
まずテストの概要として、TOEICのリーディングテストのリーディングセクションは、以下の三つのパートに分かれています。
- パート 5: 短文穴埋め問題
- パート 6: 長文穴埋め問題
- パート 7: 読解問題
前回のTOEICリスニングテスト・パート1の対策に引き続いて、今回は、TOEICのリーディングテストの短文の穴埋め問題に注目してテスト対策を紹介していきたいと思います。
TOEICの短文穴埋め問題について
TOEICテストのパート5で試される問題は、未完成の英文章を読み空欄を埋めるという、所謂、日本のテストでよく行われる穴埋め問題です。文章のテーマとしては、ビジネスや経済、ニュース関係の文章を基に作られています。そして、抜けている空欄部分については、句動詞や接続語などの単語について問われます。
日本人英語学習者は、こういった文法ドリル形式の問題を中学校、高校で練習していますので、パート5は特に問題ないと思いますし、最も特典が稼げるセクションでしょう。しかし、文章の空欄を埋める際に、下記のポイントについて考えるとさらに効果的でしょう。
1. 動詞が抜けている問題の場合、「誰がしている事なのか?」というポイントを考えるべきです。一人称や、三人称にの文章によって、動詞の使い方が異なります。 また、「いつの話なのか?」というポイントを考えるも合わせて考えましょう。過去形や未来系、現在形などによっては、動詞の形が異なります。
2. 文章は、複数形なのか、単数形なのか、考えるべきです。
3. 句動詞がよく出題されますので、似た句動詞の微妙な違いを覚えるべきでしょう。例えば、「put in」と「put on」という二つの句動詞は、かなり似ていますが、意味は全く異なります。
4. 英語の前置詞の意味と使い方を練習しましょう。 at/in/by/of などの前置詞の使い方を練習してください。新しい動詞を勉強する際には、必ず多くの例文を読んで、動詞と一緒のついてくる前置詞を覚えた方が効率的に覚える事が出来ると思います。
5. 接続語を覚える際は、多くの例文を読むべきです。接続語を覚える際も、動詞を覚える時と同様に、多くの例文を読みながら、頭にインプットしていきましょう。接続語は、2つの文章を接続する単語です。ですから、その二つの文章の関係を考えた上で、接続後の意味を覚える方法をとりましょう。
TOEICテストのパート5は、基本的には受験者の文法知識を確認する問題です。しかし、文法ルールを覚えていても、例外がありますので、テスト対策としては多くの例文を読む事は最も良いテスト対策になるでしょう。