1か月だけで英語文法をマスターできるのか？ 短時間で中学レベルの英文法を覚える方法を徹底解説
マリ英語を勉強している多くの方は、出来るだけ短期間で英語をマスターしたいと思っている方は多いと思います。しかし、現実的に「一か月程度の短期間で英語文法をマスターする事は可能なのでしょうか？」 そして、その際にはどうやって英語文法を学べば良いのかという内容に答えながら、実際の勉強の進め方をまとめてみたいと思います。
一般的に英語文法には「難しい」や「めんどくさい」というイメージがあると思います。しかし、残念ながら英会話をマスターするためには英語文法の知識はある程度必要だと思います。
英語文法を覚えるのが「めんどくさくてつまらない」と考えている人が多いからこそ、多くの英語学習者は出来るだけ効率の良い方法で早くマスターしたい人という人は多いです。
そのために、「1か月以内に英語文法を学んで習得する」という目標を設定する人が多いではないかと思います。
そこで今回の記事では、英語文法を効率的に勉強して1か月以内の間に覚える勉強法を紹介したいと思います。そして、「英語文法を理解する」というパッシブな知識だけではなく、実際に会話で使えるようになるためのメソッドも合わせて紹介したいと思います。
つまり、これは「パッシブな文法知識」ではなく「アクティブな文法知識」を得る方法になります。それでは、勉強法を教える前に「英語文法をどこまで覚えればよいのか」といぅ質問に答えてみたいと思います。
1か月で英語文法を習得する際にどんな文法知識が必要？
英会話における必要な英語文法レベルはもちろん個人の最終目標にもよりますが、私の意見では「中学校レベルの文法」をしっかり覚えて使えるようになれば、殆どの日常英会話が理解できますし、日常英会話において自分の言いたい事を表現できるようになります。
そのため、多くの日本人の英語学習者は「中学校レベルの英語文法の知識」だけで英語のニーズを満たせると思います。中学校レベルの英語はゼロから中級レベルまで続きますね。
そして、中学校レベルの英語を覚える事が出来た後は下記の文法ポイントをしっかり覚えていきましょう。
- 現在形
- 過去形
- 未来形
- 比較級
- 現在完了形
- 経験を表す表現
もちろん、他の文法ポイントも中学英語のカリキュラムに入っています。ですから、中学校レベルの英語文法をしっかりと覚える事が出来れば殆どの英会話の内容を理解できるはずです。
中学校レベルの英語文法（後、ボキャブラリー、表現など）は中学三年間の間で覚える事になっています。しかし、実際中学生は他の科目も同時に勉強していますので、英語だけを勉強している時間が以外と少ないです。
例えば、平均的にみて「1年間で英語の授業は約30週間」の授業があります。1週間に多くても「4時間くらい」の英語授業が用意されています。それを3年間分の英語授業で計算すると、中学校の頃に「約360時間の英語の授業」を受けているという事になります。
しかし、実のところはもっと少ないと思います。そして、先生はゆっくり授業を進めていますので、独学すれば360時間も時間を要することなくより早く覚えられる内容だと思います。
大人はもうすでに中学校を卒業している人が大半ですし、中学生よりも英語の知識や経験がありますので、極端に言ってしまえば「1か月以内に中学校レベルの英語文法を覚えられる」といっても良いと思います。
それでは、具体的に1か月以内で中学校の英語文法をマスターするにはどうやって覚えていけばよいのでしょうか？
STEP1：良い英語教材を手に入れる事
世の中に出回っている英語教材はあまりにも多すぎて選ぶ際に迷ってしまいます。私の意見では、教材を選ぶ際には下記のポイントを確認した方が良いと思います。
教材のレベルに気をつける事
教材を選ぶ際に最も大切な事は、教材が自分に合ったレベルなのかを確認した方が良いでしょう。教材が簡単すぎると英語力は伸びませんが、難しすぎると勉強を諦めてしまう可能性が高いと思います。
最も良い教材は「現在の自分のレベルより少しだけ難しいという教材」を選ぶ事だと思います。つまり、多くの内容をもうすでに理解出来るが、まだ勉強していない内容も十分にあるという教材です。
リスニング（音声）出来る教材を選ぶ事
最近、音声がついていない英教教材は少なくなってきました。殆どの英語教材には音声が付いています。しかし、まだ音声がついていない教材も存在しています。
英会話向けの英語文法を覚えたいなら、その文法を含んだ音声が付いた英語教材を選ぶようにすべきです。リーディングだけでもある程度の英語文法を勉強できます。
しかし、実際に英語を使えるようになりたいなら、リスニングを通して聴きながら文法を覚えた方が良いと思います。ですから、そのような音声の付いている教材をお勧めします。
ネイティブが使う自然なダイアログである事
フレーズ集や単語帳のような教材はいくつかありますが、私の意見では、英語を実際に使えるようになりたいなら、「自然なダイアログの入っている教材」が効果的だと思います。
バラバラの例文でも一応は文法パターンを覚える事も出来るのかもしれませんが、自然なダイアログがあると、英語ネイティブの人が実際にその文法を会話で使う方法を理解できます。
ですから、教材を選ぶ際には「ネイティブが使うような自然なダイアログが入っている教材」を選ぶようにして下さい。
私がお勧めする英語文法の教材は当サイトのベストセラーのメソッド教材「English Reboot（イングリッシュリブート）」です。English Rebootは「中学校レベルの英文法をゼロからやり直したい人」向けに作られた教材です。
この教材では、中学校で教えられるメインの文法ポイントを分かりやすく紹介します。それぞれのセクションには、その文法ポイントを含むダイアログがありますし、その後に文法の説明と例文があります。
それぞれのダイアログと例文は音声付きです。そして、この教材の最も良い点は「アウトプットの練習ができる」という点です。
ダイアログと例文を聞いた後に、音声を使ってアウトプットの練習を行っていきます。例えば、「音声を聞いてその例文を過去形にする練習」や「音声を聞いてその例文を疑問文にする練習」などのエクササイズがあります。
このメソッドにちゃんと従って勉強していけば英語文法の知識はもちろん、文法を会話で使えるようになるはずです。ですから、1か月以内英語文法をマスターしたいなら「English Reboot」はお勧めです！
STEP2：勉強スケジュールをしっかり決める事
1か月以内で英語文法をマスターする事は先ほど「出来る」と言いましたが、これだけは伝えておきます。それは「フルタイムの仕事に近い」といった感覚になります（笑）。
とりあえず、1か月を30日間として考えた方が良いです。その後、「1日に何時間に英語を勉強できるのか？」という点を考えた方が良いと思います。
どんなに忙しい人でも1日に1時間の勉強時間は取れるはずです。そうすると、単純計算で「月に30時間」程度は勉強時間が確保できます。もちろん、時間が長ければ長いほど効果がありますので、1日に1時間以上勉強出来る方はさらに効果が高くなると思います。
先程紹介したEnglish Rebootを使えば、30時間もあれば教材を最後までやりきる事が出来ます。この教材には12チャプターがあります。つまり、30時間を使って勉強した場合、1つのチャプターを「2.5時間」で勉強する事になります。
しかし、私の意見では、英語学習では「復習の時間」がとても重要になりますので、スケジュールに「復習タイム」を入れた方が良いと思います。
ですから、スケジュール的には「1日目と2日目にチャプター1を読んで音声を聞く」という進め方になります。3日目は「復習とチャプター2の初め」を行うというやり方になります。この勉強サイクルを繰り返せば1か月以内に中学校レベルの英文法を全て勉強する事ができます。
STEP3：色々な勉強法で知識をしっかりと身に付ける事
教材を使って英文法を勉強する事は割と簡単だと思いますが、その知識を頭にしっかり記憶して「実際の英会話で使えるようになる」という事は最も難しい段階になると思います。
そのため、このセクションでは、英語文法の知識をしっかりと覚えるための勉強法を紹介したいと思います。
リピーティング勉強法
リピーティングという勉強テクニックはとても簡単です。例文やダイアログの音声の聞きながら、音声を停止して、聴いた音声を実際に声に出してそのまま繰り返す事です。
これは「聞き取り力」と「発音が良くなる」という効果が期待出来ます。そして、文法パターンの知識を記憶に定着出来る良い方法の一つです。
シャドーイング勉強法
次のステップはシャドーイングという勉強テクニックです。シャドーイングとは、音声と同時に聴いたセリフを口に出して言う事です。
上記に紹介したリピーティングと似ていますが、聴きとった音声と同時に口に出して言う勉強法なので、音声から流れるネイティブのナレーターと同時に口に出して言う必要があります。
このテクニックを繰り返して練習していけば、ダイアログや例文の内容をしっかり暗記出来ます。海外の言語学者はこのテクニックを特にお勧めしています。
ディクテーション勉強法
ディクテーションとは、音声を聞いて、その聴いた内容を紙に書き写すという勉強テクニックです。つまり、「英文章の書き取り」という事ですね。この勉強法はリスニングの練習にもなりますし、文法パターンを覚える方法にもなると思います。
以上、上記の三つのテクニックを定期的に使って勉強していけば、教材が紹介している文法ポイント・パターンを覚える事が出来て、尚且つ実際に英会話で使えるようになると思います。
まとめ：1か月だけで英語文法をマスターできるのか？
まとめると、勉強法によっては「1か月以内に中学校レベルの英語文法を覚える事は可能」だと思います。しかし、毎日勉強しなければなりませんし、勉強時間は長ければ長いほど効果があると思って下さい。
そして、何よりも大切なのは「復習の時間を必ずスケジュールに入れる」という点です。これをしなければ以前に覚えた文法ポイントをすっかりと忘れてしまいます。
私が特に重要だと思っているポイントはこちらになります：
- 良い教材を選ぶこと
- スケジュールを決める事
- 色々な勉強法を使って知識をしっかりと身に付ける事
皆さん、是非英語の勉強を頑張ってくださいね！ 英語に関する質問があれば、是非当サイトの英語ネイティブのライターにご連絡ください＾＾
