シングリッシュの特徴と訛り・シンガポール人が話す英語
皆さんこんにちは。マリです。今回の記事は英語で「シンガポール英語の特徴」として「シングリッシュとはどんな英語」というテーマについてお話してみたいと思います。
シンガポールと言えば、語学留学に行く人も多い国の一つですね。シンガポールと言えば、治安がよく街がとても綺麗で清潔、そして現代的で国際的な国ですね。
実はシンガポール人と一口にいっても、国民の中には、中国系シンガポール人、マレーシア系シンガポール人、インド系シンガポール人がいます。以上の事から、英語はシンガポールの共通語になりました。
シンガポールでは、主に二つの種類の英語が話されています。一つは「スタンダード・シンガポール・イングリッシュ」(SSE)、そしてもう一つは「シンガポール・コロキュアル・イングリッシュ」(SCE)と言うタイプの英語です。SCEは別名「シングリッシュ」とも呼ばれています。
スタンダード・シンガポール・イングリッシュとは?
スタンダード・シンガポール・イングリッシュ(SSE)は、シンガポールの政府やビジネスマンに使われている英語です。このSSEは、イギリス英語の文法とスペルに基づいている英語です。
例えば「ショピング・モール」という英語は、SSEでは「shopping centre」になります。「centre」のスペルはイギリス英語のスペルですね。SSEの発音は、個人の教育レベルにもよりますが、イギリスの「RP」というアクセントに比較的近いです。
しかし、ここ最近(10年以内)は、ユニークなシンガポール英語の発音が使われるようになっています。これらの発音は現段階(2013年)では、まだイギリス英語に近いですが今後は少しずつ変わっていく可能性があります。
シンガポールでは、多くのフィリピン人が働いていますので、フィリピン英語も使われています。フィリピン人の使う英語のベースはアメリカ英語です。
そして、インド系シンガポール人はインド英語のアクセントを使って話しています。こういった点をみてもシンガポール英語には色々な特徴があります。
シンガポール・コロキュアル・イングリッシュとは?
シンガポール・コロキュアル・イングリッシュ(SCE)は、英語を基にしたクリオールの言語です。SCEは、シンガポールのローカルの人達に日常会話として使われている言語です。
英語に基づいている言語ですが、マレーシア語や中国語などの外来語や表現が多く混ざった言語です。この「シングリッシュ」と呼ばれている言語は外国人にとって分かりづらい言語かもしれません。
実際に私もシンガポールに行った際、シングリッシュを聞きましたが、事実として時々話している内容が聞き取りにくい時がありました。
また英語ネイティブの私が話している英語が通じなかったりする事もありましたね。私達(英語圏ネイティブ)の話す英語に慣れていないシンガポール人には聞き取りにくいようです。
シンガポールの政府は、シンガポール内でシングリッシュが使われないようにしているようですが、元々ローカルの言語ですし、かなり土地に染み付いた言語という事もあって、中々難しいでしょう。
2000年から、「Speak Good English Movement」(正しい英語を使いましょう)という運動が行われてきました。