ビジネス英語表現紹介:会議で賛成するフレーズ・反対するフレーズについて
今までは、第3回にわたってビジネス英語のイディオムを紹介してきました。
ビジネス英語の学習ポイントとしては、自分のビジネスで使用するシーンに合わせて、その際の会話をシュミレーションし、実際にロールプレイの訓練を何度も重ねていく事で、そのフレーズ自体も自分の言葉として馴染んできます。
英語のフレーズを頭で考える前に、自然とフレーズが口から出るようになってきます。ここまでスピーキングの訓練が煮詰められて、出来ていればかなり上出来なレベルだと思います。(これはビジネス英語以外にも、普通の英会話のスピーキングの訓練にしても同様のことになると思います)
今回紹介するビジネス英語は、ビジネスで交渉をする際のフレーズとして、会議等で取引先の意見に対して「賛成するフレーズ・反対するフレーズ」について紹介していきたいと思います。
会議では取引先との会話に対して、あなたの会社として賛成できる場合もあるでしょうし、反対する場合も出てくるかと思います。
相手の意見に対して賛成する事は比較的に簡単な表現で済むと思います。賛成する事はポジティブな事ですので、取引先に関してもデリカシーはあまり必要ありません。
しかし、相手の取引先の意見に対して反対する意見を伝える際は少し難しいです。
その事を丁寧に伝えるには、婉曲な表現が必要ですし、デリカシーを考えて話さないと失礼な対応としてみられる可能性が出てきます。
今回は、ビジネスシーンで使える以下の交渉の表現・フレーズを紹介していきます。
もし今後、英語で会議・交渉する際には以下のフレーズを使ってみてください。
ビジネス英語表現紹介:賛成する際に使うフレーズ:
I agree with you on that point.
(私は、あなたとその点で同意しています。)
That’s a good suggestion.
(それは良いアイディアですね。)
I don’t see any problem with that.
(それは問題ないと思います。)
ビジネス英語表現紹介:反対する際に使うフレーズ:
I understand your point, however…
(私はあなたの意見を理解できますが・・)
If you look at it from my point of view…
(私の立場から見ると・・)
I’m afraid I have to disagree with you there.
(申し訳ありませんが、その点では意見が異なりますね。)
英語のフレーズは日本語のフレーズよりもストレートに意見を表現しますが、反対する際には、特にビジネス上でのやりとりなので「ソフトに」反対するべきでしょう。直接に「I disagree」(反対します)と言ってしまったら、交渉の話はスムーズに進みません。英語圏のビジネスマンは反対するフレーズを言う前に、少しソフトなフレーズを付け加えます。
例として:
I’m sorry but ~
(申し訳ありませんが・・・)
I’m afraid that ~
(残念ながら・・・)