必ず守らなければならないイギリスのマナーリスト
今回紹介する記事は、イギリスに留学中の人、イギリスに在住の人には特に必見の記事です。イギリスに訪れた事がない人は、まだ、「イギリス紳士」のイメージを想像する人が多いかもしれません。
しかし現代のイギリスおいては、人種や文化が様々に入り組んだ多様な国家になっている事もあり、日本人が考えるイギリスのイメージと少し違うかもしれません。
今の若者は、自分の親や祖父母の世代ほどマナーに厳しくないですが、イギリスの社会には、まだ国民に守られているマナーにおいてのルールがあります。
下記リストでは、それらのルールを紹介していきます。イギリスに行った際にはこららのマナーを守りましょう^^
イギリスでは行列を守る
イギリス人にとっては、行列を作って並ぶ事は大切です。これは、ただのステレオタイプではなく、本当の事です。
しかし、「並ぶことが楽しい」や、「行列が好き」というわけではありません。イギリス人にとって行列は、最もフェアなシステムだと思われているからです。
以上の理由から、行列で待たずに先に入る人はかなり嫌われます。横は入りするような人がいれば、周りの人達は何も言わなくとも舌打ちをする人がいるでしょう。
イギリス人は「Please」と「thank you」を忘れない
イギリス人にとっては当たり前のマナーですが、どのシチュエーションにおいても、「please」と「thank you」を言わなければならない。
バスを降りる時に運転手に「thank you」や「thanks」や「cheers」(イギリスでは、乾杯だけではなく、ありがとうというニューオンスもある)などの感謝を表す。
コンビニで商品を買う時にも「thank you」を言う。パブやレストランに行って注文するときにも必ず「please」と「thank you」を言う。何も言わない人はマナーが悪い人だと思われます。
イギリス人は人のためにドアを開ける
これは、「レディーファースト」のことだけではなく、後ろから来た人の為に、ドアを開けておく事です。知らない人であっても、ドアを少し押さえてあげる事がいいマナーです。そして、誰かがドアを開けてくれれば、「thank you」を言う。
イギリス人は人にぶつかったら「sorry」を言う(自分のせいではなくても!)
イギリス人は、本当に「sorry」という言葉が好きです。(笑)。
別に謝っている訳でもないのに「sorry」をやたら使います。
イギリス人の「sorry」は、多くの微妙なニュアンスの意味を含んでいる。
例えば・・・
- ごめんなさい。
- 聞こえない。
- すみません。
- 申し訳ない。
道で知らない人にぶつかったら、二人とも「sorry」という言う可能性が高いです。イギリス人の「sorry」は、自動的に発してしまう事が多いです。(車の事故に遭ったら、sorryを言わない方が良いと思いますが・・。)
イギリス人は知らない人にアイコンタクトをしないようにする
道や電車などの公共のスペースで知らない人に余計なアイコンタクトをする事は、イギリス人のとって失礼で少しアグレシッブな行為にあたります。
人にジロジロ見られると怒られる可能性もありますので注意が必要です。また殆どのイギリス人は、ジロジロ見られることが嫌いです。
イギリス人はパーソナルスペースが重要
イギリス人は、身の周りにスペースを空ける事が好きです。そして、余計なコンタクト(八グ、タッチなど)はしません。
初めて人に会う時には握手をしますが、その後タッチを避ける人が多いです。ですからイギリス人と話す時には、少しスペースを空けた方が無難でしょう。
人に近づきすぎると、その人は少し後ずさりするかもしれない(笑)。最近の若者は、アメリカの影響もあって挨拶するときに八グやエアーキスするようになってきました。
イギリス人にお金の話はタブー
「お金の話」というのは、人の給料についてという事です。「給料はいくらですか」と人に聞けばストレートな答えはもらえないでしょう。
例えば「安い給料だよ」や「ぜんぜん足りないよ!」などの少し皮肉った回答が出てくるかもしれません。大抵がイギリス特有のブラックユーモアで返されるかもしれませんね。そして、誰かが高額な買い物(家等)した場合に、直接値段を聞かない方が無難でしょう。