イギリスと日本の違い・共通点について紹介
日本の英語教育はアメリカ英語がベースになっている点も含め、昔から日本人のアメリカに対する文化的な興味や意識、アメリカ人、アメリカの政治に対する関心度は比較的高いと思います。
ですが同じ英語圏の国でも、ことイギリスに対しては私も含めて多くの日本人の方が知っている事って少ないと思います。アメリカとイギリスは同じ英語圏なのに日本に入ってくる情報やニュース、カルチャーと言えばいつもアメリカの物が中心ですよね。
しかしロンドンオリンピックが開催されてからは、日本人のイギリスに対するイメージや関心度合いも少しづつ変わってきている事と思います。そこで今回の記事では、イギリスと日本を比べた際の共通点について紹介してみたいと思います。
私も過去にイギリスに何度か滞在した事がありますし、イギリス人の友人もいますので彼らの性格や国民性、文化的なマナー等はある程度理解しているつもりです^^
これは私の個人的な意見ですが、イギリス人と日本人は実は結構似ている部分が多いんです。今回の記事では、そのポイントについても書いてみたいと思います。
イギリスと日本はマナーを重んじる習慣が根強い
アメリカ人とイギリス人が最も違う点の理由としてあげられるかもしれない事ですが、イギリス人はマナーをとても重んじる(少しうるさい^^)傾向にあります。イギリスにも恥の文化がしっかりと根付いているので、この点に関しては日本と似ていると思います。
一方アメリカ人は積極的な性格で誰に対しても明るく、時にはアグレッシブに自己主張をして自分の意見を通そうとする人が多い傾向にあります。
そしてアメリカ人は初対面の人にも自分の個人的な話をしはじめる事が多いです。個性豊かな彼らの性格は、このような社会背景から生まれているかもしれませんね^^
しかしイギリス人は日本人のように場の空気を読んで行動したり、相手の気持ちを理解して意見を言ったりする事が多いと思いように思います。(勿論、個人差もありますが)
そしてイギリス人はフランクな関係を嫌うというか、人間関係にも少し距離を置くこともあります。(イギリス人はパーソナルスペースが重要)
もっというとイギリス人は、アメリカ人に比べて仲良くなるまでに時間がかかるようですね。逆にそのせいで社交的な国民ではないと他の国から思われてしまう事が多いようです。
またイギリス人は言葉遣いの違いでお互いの社会階級がわかるようです。イギリス人同士であれば話し方などで、どの階級の人間かわかるようですね。
イギリスと日本は感情表現が控えめな国民性
日本人も海外にでるとよく指摘される点として、あまりフレンドリーではない国民性として海外では思われているようですが、同じくイギリス人も海外においてこのような評価を受けているようです(笑)。
理由は、上記の1.でもあげたように人間関係にも少し距離を点やプライベート意識が強いといった事が挙げられるのかもしれません。
イギリスと日本は島国である
日本も古くから島国根性という言葉が存在しているように、イギリスにも同じく島国で自国以外の他の国を”海外”のような考え方をするような考えがあるらしいです。(笑)
しかしイギリスは他の国よりも上手に国際化と人種のミックスを遂げている国なので、日本人とは違い外国人や移民に対して国際的な考えを持っています。この点は異なる点かと思います。
イギリスと日本はお茶を飲む習慣がある
日本人にしてもイギリス人にしても、「お茶が好き」という点は共通していますね。特にイギリスはヨーロッパでは唯一お茶を飲む国として知られています。
特に年配の方ではコーヒーよりも圧倒的に紅茶好きの人が多いようです。3時のティータイムもしっかりと文化に根付いていますね。
イギリスと日本の道路は左側通行
世界をみても道路は右側通行で左ハンドルが多い中、イギリスと日本は珍しく左側通行で右ハンドルです。昔の噂だとどうやら日本の武士の刀、イギリスの騎士の剣のカルチャーにも関係しているとの事ですが実際はどうなのでしょうか。
その為、日本人はイギリスで車の運転はしやすいでしょう。逆にイギリス人も日本の道路に慣れやすく運転しやすいのではないかと思います。車の運転免許証の書き換えの際にはお互いの国に利点があるようです。
お茶を飲む習慣がある
道路が左側通行
島国である