イギリス英語の小説トップ5:イギリス英語を上達させるためのリーディング教材の小説
ネイティブ向けの小説を読むの事は、初級英語者にとっては難しいかもしれません。
しかし、ボキャブラリーやイディオム、英語圏の国のローカルカルチャーや言葉使いを勉強したければ以下に紹介している少しライトな内容の小説等はとても良いリーディング教材になると思います。
今回紹介するのはイギリス人の作家に書かれた「chick lit*」を紹介していきたいと思います!
*chick lit = 女性向けの小説という分野。
chick = 女の子(スラング)、lit = 文学(literatureの省略)
ガールズ向けのイギリス小説トップ5
映画や小説などのメディアから英語以外にも、その国のカルチャーに触れる事はとても大切ですし
ネイティブ達が使うローカルなイディオムやスラング等、純粋な英語学習よりもさらに多くの知識を習得出来るものがあると思います。
その辺りに注目して作品を楽しんで行くと更に違った楽しみ方も出来ると思います。
おすすめイギリス英語小説: 1. Bridget Jones’ Diary/Bridget Jones – the Edge of Reason(ブリジット・ジョーンズの日記)
Bridget Jones's Diary(映画『ブリジット・ジョーンズの日記』原作) [ペーパーバック]
Bridget Jones: The Edge of Reason [ペーパーバック]
この二冊の小説は、元々新聞のコラムからスタートしました。
後に作家のHelen Fieldingは、これを小説に作り直しました。
その後、大人気になり映画にもなった作品。
主人公のブリジェットは、30年代に入ったが、まだまだ独身生活が続く。
彼女は仕事の問題やダイエットの問題、恋愛の問題を全て日記に書く。
かなりコミカル小説です。イギリスのスラングが、たっぷり登場する小説!
おすすめイギリス英語小説: 2. Confessions of a Shopaholic
Confessions of a Shopaholic (Movie Tie-in Edition) (Shopaholic Series) [マスマーケット]
主人公のレベッカーは、財界関連のジャーナリストとして活躍している。
財テクの専門家であるわりに、自身の買い物中毒の為に毎月赤字になってしまう。
彼女は、お金の問題を友達や家族、彼氏から隠し続ける・・。
この小説もハリウッド映画になったので是非見てみてください!(映画はイギリス英語ではないけど)
映画版:日本語タイトル(お買いもの中毒な私!) Confessions of a Shopaholic
おすすめイギリス英語小説: 3. One Day
この小説は、一応chick litというジャンルに含まれていますが、実は男性にも人気が出ました。
そして、chick litには珍しい事に作家が男性です!
EmmaとDexterという二人は、大学の卒業式の日に出会った。カップルにはならなかったが、友人として連絡先を交換しお互いに連絡する事を約束する。
小説のそれぞれの章は、毎年の7月15日にアップデートします。EmmaとDexterの関係、恋愛の問題、仕事の事などのイベントがアップデートされる。EmmaとDexterは結局カップルになるのでしょうか?幸せになるのでしょうか?
彼らの20年以上の成長をストーリーを通して感じる事が出来る。この小説もやはりハリウッド映画になりました!
おすすめイギリス英語小説: 4. P.S. I Love You
この小説の作家(Cecilia Ahern)はアイルランド人ですが、英語自体はイギリス英語に近いのでイギリス英語の勉強にも良いと思います。
主人公のHollyは癌で旦那を亡くした。
しかし死ぬ直前に旦那は彼女の為に多くの手紙を書いていた。
彼が死んでしまった後に、Hollyは毎月手紙をもらう事になる筋書き。
手紙の内容は彼女の為のポジティブな生き方のガイド。
この手紙のお陰で彼女は段々と回復し、また幸せなライフスタイルを送ることになる。2007年にはハリウッド映画が上映された。
おすすめイギリス英語小説: 5.Ralph’s Party
この小説には主人公が特にきまっていない、しかし同じ家に住んでいる人のストーリーをクロースアップした作品。ロンドンにあるこの敷地は3つのアパートに分かれていて、それぞれのアパートに住んでいる人たちに、特別な関係は無いが、小説の終わりまでに、彼らのストーリーは巧妙に全て繋がっています。
一階に住んでいるルームメートと二階に住んでいるカップルと、三階に住んでいる女性は本当に幸せなのでしょうか・・。
さらに詳しくイギリス英語を勉強したい方は、私が作った「イギリス英語専門教材:ブリティッシュイングリッシュ・マスター」をみてみて下さいね^^