インド英語が聞き取れない人の為のリスニング力をアップさせる方法
日本ビジネスシーンは年々年を追うごとにグローバルな社会に突入してきています。また、そのグローバルなマーケットにおいて、特にインドという国は、これから重要な国になってくると思います。
それにともなって日本人のビジネスマンも、インド人のビジネスマンとコミュニケーションする必要が必然的に出てくるでしょう。ですから、インドの話すインド英語になれる必要が出てくると思います。
インド英語を聞き取れるようになる事が必要になってくる理由
イギリスやアメリカの会社では、よくインドのコールセンターを使っている事が多いです、イギリスやアメリカに留学に行けば、インド人と英語で話す必要が出てくるかもしれません。
インド英語の特徴
インドでは、多くの言語が使われ、話されていますので、インド人同士であっても、英語は共通の言語としてよく使われています。バイリンガルなインド人は多いですが、殆どの場合、彼らの母国語は英語ではありません。
ですから、インド人の英語の発音や、アクセント、言葉遣いは、各個人の教育レベルや社会階級のレベルによって異なってきます。
インド人の英語の発音とアクセントは、母国語にかなり影響されています。インド人の話す英語は、アメリカ英語よりも、イギリス英語の発音に似ていると思います。しかしインド英語は、アメリカ英語と同様にrの発音をはっきりする人が多いです。インド人が話す英語は、wとvの発音が同じ発音になっています。ヒンディー語においては、wとvの発音に違いはありません。
そして、母音の発音は、英語圏のネイティブの母音よりも短くなります。英語圏のネイティブの話す英語とインド人の話す英語の最も大きな違いとしてはインド人のイントネーションとアクセントです。
インド人の話す英語は母国語の影響もあってか、イントネーションの上下はかなり激しいです。それ以外にもインド人の英語のリズムは早くイントネーションの間違いも多々見られる事が多いので、この辺りがインド英語の聞き取りにくさと、なって現れてくる箇所でしょう。
インド英語に聞きなれる方法と教材
しかし実際に、知識としてインド英語の特徴を理解しただけでは、聞き取れるようになりません。やはり訓練が必要になります。正式なインド英語の教材は少ないですが、今回探してみた所、一冊の本をみつけました。
この本は、日本語で、インド英語の特徴や、ボキャブラリー、言葉遣いを説明しています。そして、シチュエーションのシーンでは、実際に役に立つフレーズも紹介されています。
CDが付いていますので、リスニングの練習にはよいでしょう。この本は、インドに行く予定のある人や、インド人とビジネスミーティングを控えているビジネスマンには、とても良い教材だと思います。
インド英語に聞きなれる為の映画紹介
インド英語に聞きなれる方法としておすすめしたいのがインド関係の映画やドラマを見る勉強方法です。今回はインド英語学習によい映画として以下の映画を、お勧めします。
スラムドッグ・ミリオンエアー
この映画は、小説に基づいて作られたストーリーです。イギリス人のディレクターによって作られた映画ですがインドのムンバイで作られました。
俳優と女優は全員インド人ですから、ストーリーを楽しみながら、インド英語のアクセントに聞きなれる事が出来るようになると思います。
モンスーン・ウェディング
この映画は、2003年に始めて上映されました。多くの映画賞を受賞しました映画です。インドのお見合いカルチャーをクローズアップするストーリーで台詞は殆ど英語ですが、サウンドトラックはヒンディー語や他のインドの言語が出ます。インドの歌と踊りも楽しむ事出来ます。