スピーキング力を上げる英会話学習方法:間違った英語のフレーズを正して文法や言葉遣いの間違いを減らす方法
英語学習者の中でも、一番やっかいな問題としてあげられるのが”間違った英語を使い続けてしまう”という問題かもしれません。
それら英語の間違いは、大きくわけて二つの種類にわけられます。一つ目は、英語を話している際に「間違ってしまった」というパターン。
そして二つ目は、「間違っている英語を使い続けている」ようなパターンがあります。
一番目の間違いに関しては、文法や正しい言い方を理解していますが、変なフレーズを言ってしまったりした場合なので、よく考えれば正しい文章が言えますし自分で言い直す事も勿論可能です。
しかし、二番目の間違いに関しては、最初から、間違った英語を覚えて、その状態のまま使い続けていますので、自分では中々気が付く事が出来ませんし、会話相手(例えば英会話の先生)に指摘されるまで気がつく事はないでしょう。(英語学習初級者にとってココが問題になるのかもしれません。)
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自分の間違いに気がついた場合の英語の直し方
英会話の先生達は、「間違っていも大丈夫だよ。話してみて!」という台詞をよく言います。
これ自体はすごく良いアドバイスだと思います。特に英会話を始めたばかりの初級者の方は、英語を口に出す行為自体に慣れていないので、英語を音として口から出す練習を積極的にする必要があるからです。
しかし英語学習者の中でも、中級・上級のレベルに達してきた場合、特に簡単な英語の間違いは、減らそうする努力が一層必要になります。
その間違いをずっと無視して使っていると、間違いが悪い癖になって、自然とその間違った英語を使い続けてしまう可能があるからです。
ですから、英語を話す際にいち早く自分の間違った英語の使い方を認識し、なるべく問題を意識するようにしていきましょう。
その問題意識を常に持っていると、「正しい文章で英語を話さなくてはならない!」というようなイメージが頭の中に強い印象として残り、少しずつ正しく言えるようになってくるでしょう。
例えば以下の様な場合:
”She have one sisters. Ah, sorry, I mean, she has one sister.” (動詞の三人称、複数形を直した)
自分の間違いに気がついていない場合の英語の直し方
こういう間違いは、自分では英語の間違いに気が付いていませんので、英会話教室の先生やネイティブスピーカーなどを会話の相手に迎えて自分の話している英語の間違いに注目してもらうといいでしょう。
そして、同時に正しい言い方を教えてもらいます。もし、あなたの話している英語に間違いが多すぎるなら、多分、ベーシックな文法知識がまだ足りていないかもしれません。
間違いが多い人は、話す時に基礎的な単語やフレーズを使って、正しく話す事を心がけましょう。
また、間違っている英語を使い続けてしまうと、先程も紹介したように悪い癖になって間違いを覚えてしまいます。
ベーシックな英語を間違いなく使えるようになってから、もう少し複雑な文章を使い始めましょう。
また、英語の間違いとしては、様々な原因があると思いますが
主に、以下の点が最も多い間違いでしょう。
- 文法やパターンをちゃんと覚えていない。
- 日本語から英語に直接に翻訳している。
- 今まで使った事がない、聞いたことのない文章の言い方を推測して話した時。
上記の(1)の直し方は、文法の復習と練習を繰り返し行うだけで解消されるでしょう。
(2)と(3)は、似ている問題なので、直し方は同じです。具体的にはインプット(リスニング、リーディング)を増やすことです。
そして、自分が使いたいと思っているが使えないフレーズがあるのなら、それを調べてメモを取った方がいいと思います。
それに、新しい単語を覚える際、単語だけではなく例文も合わせて覚えた方がいいと思います。そうする事によって正しい使い方とニュアンスを覚える事が少しづつ出来るようになってくると思います。