ビジネス英語の業界用語 ジャーゴン(jaorgon)とは? アメリカ人のビジネスパーソンが嫌がるジャーゴン

ビジネス英語の業界用語 ジャーゴン(jaorgon)とは? アメリカ人のビジネスパーソンが嫌がるジャーゴン
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アメリカで最も嫌われる英語のビジネス業界用語 ジャーゴンTOP5

今回の記事では英語のビジネス業界用語 ジャーゴン(jaorgon)に関するお話をしてみたいと思います。まず皆さんはジャーゴン(jaorgon)という言葉をご存じでしょうか?

ジャーゴン(jaorgon)とは、ある専門業種、ある専門のビジネスシーンの現場で必要以上に多用される特有の表現、業界用語の事を指します。

実は同じ英語圏の国でも使われるイディオムやスラングは各国によって違いがあります。当サイトの別の記事でも紹介した事がありますが、例えば、アメリカで使われているビジネス英語のイディオム・スラングと、イギリスで使われているビジネス英語のイディオムとスラングは少し違います。

特にアメリカのビジネスパーソンは、ビジネス専門用語とイディオム(ジャーゴン)が大好きですし、特にビジネスシーンにおいてジャーゴンを使ってまくし立てるように話してくるビジネスマンもいるのではないかと思います。

しかし、逆にアメリカ人自身もアメリカ英語のビジネスイディオムを嫌う人が多いというのも事実です。

時にビジネス系のイディオムをやたらと使って会話する人は「相手の立場にたって上手に分かりやすい説明が出来ない」=「コミュニケーション力が弱い」と判断される可能性があるからです。

ですから、英語圏のビジネスシーンでは、はっきりと分かりやすく相手のレベルにあった話し方を出来る人の方が良い話し手であり、この人は仕事が出来る人という印象を相手に与える傾向にあります。(これれは日本のビジネスシーンでも同じ事が言えると思いますが)

どんな職種のビジネスパーソンにとっても、コミュニケーション力は必要なツールだと思いますので、分かりにくい表現を沢山使ってしまうと、相手に不安を与えてしまったり、相手が話の本質を理解する事が出来なくなってしまいます。

そして、特に「ビジネスジャーゴン(ビジネス隠語・イディオム的な表現)」を使い過ぎの人は、きっと「頭良さそうに見える」という理由からビジネスジャーゴンを多用しているのかもしれません。

しかし、逆に他の人からは「この人は偉そうにみえる!」と思われてしまう事が多々あります。以上の事もあって、英語のビジネス環境で仕事をしている日本人のビジネスパーソンは、英語のビジネスジャーゴンについて理解を深める必要があると思いましたので、今回このようなテーマで記事を書きました。

分かりやすいコミュニケーションする為に、出来るだけビジネスジャーゴンは使わないようにした方がいいかもしれません^^

下記に紹介しているのはアメリカの「Forbes」というビジネス雑誌の記事で紹介された「最も嫌われているビジネスジャーゴンリスト」です。やはり、ビジネスジャーゴンを嫌うアメリカ人は多いですね!^^

「もう少し詳しく調べる」という意味のビジネスジャーゴン「drill down」の意味と使い方

「もう少し詳しく調べる」という意味のビジネスジャーゴン「drill down」の意味と使い方

この「drill down」という表現を日本語に翻訳すると「もう少し詳しく調べる」という意味です。使うシーンとしては「上司が自分の部下と会話する際」によく使うようなフレーズになります。

直訳だと「掘り下げる」という意味。それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認していきましょう。

drill downの使い方 例文:

I want you to drill down further and find me some answers!
(もっと詳しく調べて答えを探して欲しい!)

「後で話し合いましょう!」という意味の米ビジネスジャーゴン「Let’s talk that」の意味と使い方

この表現は文法的に少し変ですが、最近とても流行っていてビジネス用語としてよく使われています。「Let’s discuss that」 (~について話し合いましょう)という意味ですが、この表現を使われた方は「非常に凄くむかつく表現」になると思います(笑)。ですから、なるべく使わないようにしましょう(笑)。

Let’s talk thatの使い方 例文:

Good idea! Let’s talk that later!
(いいアイディアだ! 後で話し合いましょう!)

「〇〇までに必ず終らせたい」という意味のビジネスジャーゴン「hard stop」

例えば、誰かが「I have a hard stop at 3pm」と言った場合には、「3時までに必ず終わらせたい」という意味になります。

つまり、ニュアンス的には「ミーティングから早く逃げたい」というボスがよく使うような表現になります(笑)。

「値段」という意味のビジネスジャーゴン「price point」

これはかなり無駄な表現です。Price pointは最近出てきた表現ですが、実は単なる「price(値段)」と同じ意味のジャーコンです。

どうして「point」が必要なのか誰も分からないジャーゴンです(笑)。Priceが言いたいなら、priceだけで使いましょう!

「新しいアイディアを考えよう」という意味のビジネスジャーゴン「think outside the box」

この表現は別に新しいビジネスジャーコンではありませんが、まだ現在でもよく使われる言葉になります。そして未だに嫌われている表現です(笑)。

この「think outside the box」という表現の意味は「新しいアイディアを考えましょう」という意味になります。

もし、このような表現を使いたいのであれば、「Let’s think of some new ideas」という表現を使えば大丈夫です!

ビジネス英語とビジネスカルチャーのポイント

アメリカで嫌がられているビジネスジャーゴンはアメリカだけの問題ではなく、イギリス人やオーストラリア人といった他の英語圏の国の人達も同様に違和感を覚えているようです。

ただ、殆どのビジネスジャーゴンはアメリカからやってきました。もしかしたら、日本のビジネスシーンでも、その業界の独特のスラングや省略を多用する人は嫌がられますよね・・。きっと。

ビジネスジャーゴンを深く理解する為のコメディー映画

ビジネスジャーゴンを「リアル」で聞きてみたい人は、The Officeというコメディーがお勧めです。

この映画「The Office」では、ボスが意味のないジャーゴンをよく使って自分の部下にバカにされている姿が映し出されています。

このコメディーではイギリスのバージョンとアメリカのバージョンがあります。DVDのジャケットからも、ふざけた面白さが伝わってきますよね^^ ビジネス英語の勉強にもいいと思います。

The Office:アメリカ版

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The Office:イギリス版

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