国際的なビジネスマンが受けるべき英語テストの種類紹介:TOEFL(トーフル)・TOEIC(トーイック)・英検など日本の英語検定の種類

国際的なビジネスマンに必要な英語テスト
目次

ビジネスマンが取得すべき英語テストの種類紹介:TOEICなど・日本の英語検定の種類

実用英語技能検定

「実用英語技能検定」とは、英語検定(英語の能力を測るための検定試験全般の呼称)の一つで、日本では「英検」といえば、特に「実用英語技能検定」を指すほど、この「実用英語技能検定」の知名度は高いです。

実用英語技能検定は、財団法人日本英語検定協会によって運営されている、日本においては、最も受験者数が多い英語検定です。日本においてはそれなりに信頼性を認められていますので、学校によっては受験や進学において優遇されるところもありますし、職種によっては就職の際に有利になることも。

実用英語技能検定の試験は年3回。受験級は5級~1級まで、全部で7ランクあります(「準2級」「準1級」含む)。

実用英語技能検定(英検)とは

「実用英語技能検定」は、日本においては、数ある英語検定の代名詞とも言えるほど知名度の高い英語検定で、単に「英検」と言う場合、大抵はこの実用英語技能検定を指します。

実用英語技能検定は、難易度によって次の7つの受験級に分けられ、後になるほど難易度は高くなります。

5級/4級/3級/準2級/2級/準1級/1級

実用英語技能検定の級のレベルの目安としては、

5級~3級:中学校レベル

準2級および2級:高校レベル

準1級および1級:大学レベル

といったところでしょうか。

実用英語技能検定の試験内容は、筆記試験(リスニング含む)である一次試験と、面接によるスピーキングからなる二次試験に分けられます(ただし5級と4級は一次試験のみ)。また、二次試験の不合格者は、申請することよって、一次試験合格後1年間は、一次試験が免除される仕組みになっています。

実用英語技能検定で一度取得した級は生涯有効です。実用英語技能検定は日本においては信頼性を認められていますので、難易度の高い級なら、学校や職種によっては、受験や就職に有利になることも多々あります。英語力に自信のある方なら、実用英語技能検定を受験しておいて損はないでしょう。

 

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TOEICとは

「TOEIC(トーイック)」とは、「Test of English for International Communication」の頭文字を取った略語で、英語の能力を測るための検定試験の一つです。日本での呼称は「国際コミュニケーション英語能力テスト」。近年はよく翻訳などの求人で「TOEIC○○点以上」などという記述も目にします。

TOEICは実用的な英語能力を測る試験で、主催は「財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会」、問題制作はアメリカのNPO「ETS(Educational Testing Service)社」です。

TOEICは国際的な試験とはいえ、、受験者はほとんど日本人と韓国人で、欧米での知名度は、実はあまり高くはありません。

TOEICの試験内容は、リスニングとリーディングが半々で、各100問からなっています。TOEICは「英検」とは違って、スコアが出るだけで(最高 990点)、合否判定というものはありません。また、スコアの算出方法も、素点による絶対評価ではなく、全受験生における相対的な成績によって決められます。

語学留学のメリット

英語を学ぶために語学留学をする人も、近年では珍しくなくなりました。

英語による会話は、日本では、テレビや映画、DVDやCDなどといったメディアによってしか触れることができませんし、これらの多くはプロが聞き取りやすく話しているものなので、とても「生きた英語」とは言いがたいですね。

英語の語学留学のいいところは、何と言っても現地の人たちの生の会話、いわゆる「生きた英語」に日常的に触れることができること。特にホームステイの場合はその傾向が顕著です。

語学留学の場合は、映画やニュースとは違って、一般人の会話を聞くわけですから、日本では聞けないような言葉や言い回しも多く聞くことになります。語学留学におけるこうした体験によって、より生き生きした英語の力が身につくことでしょう。

語学留学の注意点

英語を学ぶために語学留学をする人は増加の一途をたどっています。
英語圏は広いだけに、留学先も、定番のアメリカやイギリス以外にも、オーストラリアやカナダなどがあります。

語学留学の形態の代表的なものとして、ホームステイがあります。これはホストファミリーの家に一定期間滞在し、そこで現地の人たちの生活習慣に触れながら、生きた英語を学ぶというものです。

語学留学の一番の目的は、言うまでもなく英語を学ぶことなのですが、特にホームステイの場合は、「英語さえ習得できればいい」という気持ちで臨むことはあまり感心できません。ホストファミリーの多くは好意であなたを受け入れてくれるわけですし、(中には例外もあるので注意が必要ですが)、いわば「第二の家族」。
ホストファミリーに対しては親愛の念を持って接したいものです。

語学留学に限ったことではありませんが、外国では、あなたは「日本人の典型」として見られていることも少なくありません。ハメを外し過ぎて、日本人に対する悪印象を持たせてしまうようなことがあると、本気で英語を学びに来た他の留学生に迷惑をかけることにもなりかねません。

語学留学の際は、他の人のことも考えて、節度ある言動を心がけたいものですね。

TOEFLとは

「TOEFL(トーフル)」とは、「Test Of English as a Foreign Language(外国語としての英語テスト)」の略語で、英語圏以外の国の、アメリカ合衆国やカナダなどへの留学希望者を対象とする、英語力の評価のための検定です。

TOEFLは、アメリカのNPO「ETS(Educational Testing Service)社」が主催しているもので、日本ではCIEE(Council of Int’l Education Exchange―国際教育交換協議会)が窓口になっています。

TOEFLにはペーパー版とコンピューター版の2種類がありますが、2006年からはインターネット版(iBT)も導入される予定です(アメリカ・カナダ・ドイツなどでは既に導入済み)。

TOEFLのペーパー版の内容は年によって違い、年数回、全国のいくつかの会場で実施されます。一方TOEFLのコンピューター版は、東京(2カ所)・横浜・大阪の計4カ所のテストセンターで、祝祭日以外の日に、1日2回実施しています。

TOEFLはTOEICと同じくスコア制を採用しているため、合否判定というものはありません。英語圏の大学・大学院に留学するためには、TOEFLで規定以上のスコアを獲得する必要があります。

観光英語検定試験

観光英語検定試験とは、主に来日している外国人に対するサービスや、海外へ旅行する日本人の手助けなどを行う職業に就く人が、その英語力を向上させる目的で設けられた民間資格です。

観光英語検定試験は3級~1級まであり、英語の筆記試験とリスニングからなっていますが、1級だけはスピーキング能力を測る2次試験があります。いずれも、主に観光事業に焦点を絞った試験内容になっています。

観光英語検定試験の受験資格は特になく、誰でも受けることができます。観光英語検定試験は、主に、観光・旅行系会社、国際的なホテルなどに就・転職する際に有利な資格です。観光業界自体はニーズも高く、将来性も期待できるので、観光業界への就職を考えている人は、取っておいて損はないでしょう。

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