英語の新年の挨拶ではhappy new yearといつまで言えるの?

実は1月に「良いお年をは英語で何と言う? 英語で新年の挨拶は何?」という記事を書きました。この記事では、英語ネイティブが使う新年の挨拶を紹介しました。その記事をアップした後にある読者の方から質問をいただきました。
それでは、実際に頂いた質問はこちらになります。
読者の方の質問:
英語圏では、いつまでHappy new yearを言うのでしょうか。日本では年明けて初めて会った人には、たとえ1月の半ばになっても、明けましておめでとうを言うので、感覚的に一緒でしょうか。1月1日過ぎたらもう言わないと聞いたことがありますか。本当でしょうか。
まずはご質問ありがとうございます。そして、当サイトをご覧頂きましてありがとうございます。英語の新年の挨拶については気になって調べている方も多いと思います。
それでは「Happy New Year」という挨拶は具体的にはいつまで使えるのでしょうか。私は英語ネイティブのイギリス人ですが、実はこの問題をあまり考えた事はありませんでした。そこで改めて考えてみると大体「新年を迎えて最初の一週間くらいかな?」と思いました。その後、正式に色々と調べてみると面白い事がありました。
それは、英語圏のネイティブでも「Happy New Yearっていつまで使えるの?」という事をよく調べているとわかったからです(笑)。英語の情報をインターネットで調べると色々な記事が出てきます。「エチケット・マナーの専門家」によれば「1月の始めの一週間が終わったらHappy New Yearをやめた方がよい」という情報がありました。
実は新年の挨拶に関する正式なルールは決まっていません。しかし、目安として「新年から一週間」くらいたつと、みんなクリスマスとお正月の楽しさを忘れて仕事モードに入りますので、常識的にみると「Happy New Year」という時期が終わったという雰囲気になります。
英語ネイティブは新年の挨拶をした後には、ちょっとしたスモールトークをします。例えば、「Happy New Year」という挨拶を済ませてしまった後には「Did you enjoy the Christmas(またはwinter) vacation? 」(冬休みは楽しかったですか)といった会話をします。
私の場合で言うと、新年を迎え仕事に戻ったのは1月10日でした。これは平均より少し遅かったと思います。しかし、同僚と初めて会った時には「Happy New Year」と言いました。
それに対して少しびっくりした同僚もいました。やっぱり、始めの1週間を過ぎた後には、Happy New Yearではなく他の表現を使って挨拶した方がよいと思います。例として、下記の言い方等はいかがでしょうか。
Happy New Yearの代わりに使えるスモールトークのフレーズ
A: Did you have a good winter vacation?
(よい冬休みを過ごせましたか。)
B: Yeah, it was good. I stayed with family in the countryside.
(はい、よかったです。田舎に住んでいる親戚のところで泊まりました。)
A: What did you get up to at Christmas?
(クリスマスは何をしましたか。)
B: Just relaxed at home.
(おうちでリラックスしただけです。)
※「get up to」は「do」という意味になる口語
A: Did you have a relaxing holiday?
(冬休みはリラックスできましたか。)
B: Yeah! I’m feeling great. I’m excited about 2023.
(できたよ!調子いいです。2023年を楽しみにしています。)
まとめ:Happy New Yearはいつまで使えるのか
まとめると、「Happy New Year」という表現はいつからいつまでという正式な期限はありませんが、目安としては「新年最初の一週間」が終わったらもう使わない方がよいと思います。
例えば、例として普通に挨拶した後に「冬休みの過ごし方等」を尋ねたりする方が自然な会話だと思います。新年から一週間経過した後に「Happy New Year」という表現を使ってしまうと、会話相手は少しびっくりすると思います。何故なら、この期間は多くの人はもう普通の生活のリズムに戻っているからです。
それでは以上になりますが、いかがでしょうか。期待通りの回答になっていましたでしょうか。他の質問があれば、是非ご連絡くださいね^^ 質問お待ちしています。