イギリスのカルチャー・イギリス人のマナーについてアメリカと比較
今回の記事では、本サイトのライターである私Masaがイギリスに滞在した際の体験記をまとめて紹介していきたいと思います。
実は私は、以前にアメリカに住んでいた事もあり、アメリカ人の国民性・性格やアメリカ英語、アメリカのマナーについては、ある程度理解があります。
また4ヶ月程前に仕事でロサンゼルスに一ヶ月程滞在していたので、今回イギリスを旅した事によってアメリカとイギリスを比較するには、とても良い判断材料となりました。
さらに今回改めてアメリカ英語とイギリス英語の違いを明確に理解する事が出来ました。
今まで私が聞いた事があったイギリス英語は日本に住んでいるイギリス人(当サイトのライターMairiなど)が話す、日本人向けに話してくれるイギリス英語しか聞いた事がなかったので、イギリスに住んでいる生のネイティブのイギリス人の英語が聞けた事は、とても貴重な体験になりましたね^^
イギリスとアメリカを比較する際の重要なポイント
私はアメリカに住んでいた事もあって、英語圏 = 比較的、共通して似通った文化だと思っていました・・・。
しかし、実際アメリカ人の性格とイギリス人の性格を比べても天と地の差くらい異なりますし、両国のマナーや習慣もかなり異なっていましたね。以前ある、日本人の方がイギリスは日本人にとって暮らしやすい国と言っていたのを思い出して、私も妙に納得出来ました。
今回の記事では、イギリス滞在で私が感じたイギリスとアメリカを比べた際の違いについて紹介していきたいと思います。
※個人的な見解がある事はお許し下さい^^
イギリスとアメリカの交通ルールや道路事情
イギリスに行った経験のある人なら、すぐに気がついたと思いますが、イギリスの車は日本の車と同様に右ハンドルです。ですから、当然道路も左側通行になります。また高速道路もとても綺麗に整備されていて、無料で使える道路が多いという点です。
イギリスの交通事情に関してしいて問題をあげると日本よりも道路が狭い?感じがする点です。古い町並みを保護している影響もあってか、道路はどこにいっても基本的には狭いので、コンパクトな車に乗っている人が多いと思います。日本よりもコンパクトカーに乗っている人を多く見かけます。
また、イギリスでは車を運転している際にクラクションを鳴らしている人を殆どみかけませんでした。ロンドンの一番にぎやかなエリアにおいても、たまにタクシーが鳴らしているくらいで普通の人は殆どクラクションを使っていませんね。これは日本と比べても交通マナーに関してはわりと控えめな国民だと感じました。
代わって、アメリカ。アメリカの交通マナーはとても・・・。激しいです(笑)。まずクラクションがなっていない日がないくらい、そこら中でクラクションが鳴り響いています。
後やはり国民性なんでしょうけど、特に都会の人達のドライブマナーはかなり酷いですね・・。車社会であるロサンゼルスは、空気も悪いですが、車の運転がみんな荒いですね(笑)。
普通に走っていても、結構事故にあいそうな場面を何度も目撃しました。特にフリーウェイ(高速道路)は、いつ乗っても非常に込み合っているので運転には気を使いますね。
しかし、いい所もあって日本の高速道路は少しの距離を走ってもすぐ数百円取られますが、アメリカの道路は基本的にどのエリアを走っても無料です。無料という事で、道路のコンディションは悪いですが、無料で使えるので仕方がありません。
そんな事もあって、車を運転していて道を間違えたとしても、すぐに高速道路を降りて戻ったりも出来ますし、長距離の車の移動や、車移動の旅行にはとても適していますね。キャンピングカーなどを利用してアメリカ中を周っている方が多いのも頷けますね。
また、道路がとても大きくて広々しているので、車を運転する方としては、車幅をあまりシビアに気にしなくてもいいですし、急な車線変更を迫られてた場合があったとしても、対応出来る点は良いと思いました。
イギリスとアメリカの言葉使いの違い
イギリスとアメリカを比べた場合に双方が使う言葉使いにも明確な違いがあります。それはまず「イギリス人はよくSorryという単語を使います」。これはイギリス人のマナーなのか性格的な事なのか不明ですが、どんなシーンにおいても「Sorry」はよく使われていますね(笑)。
ぶつかりそうになったら・・おっと・・「Sorry」という事が普通です。ぶつかりそうになっただけでも「Sorry」と言います。何か間違えそうになったら・・・「Sorry」。色々と便利なフレーズです。Sorryを絶妙なタイミングで使えるようになったら、あなたも立派なイギリス人になれると思います^^
代わってアメリカ人は「Excuse me」をよく使いますね。個人的な意見ですがアメリカ人が使う「Excuse me」には、少しパワフルなイメージがあります。イメージ的にはこのような感じだと思います。
例えば、あなたがスーパーの通路に立っていて、その人がその通路を通れない際に「Excuse me」(どいてくれる?)みたいなニュアンスで使われていると思います。イギリス人が使う「Sorry」のような「ゴメンね」っていうニュアンスの言葉って、アメリカ人の口からは、あまり聞かないような気がしました(笑)。
イギリスのマナーとアメリカのマナーの違いについて
これは、買い物をしていた時に感じる事ですが、アメリカの買い物している時、例えば、スーパーのレジにて知らない人にでも積極的に話しかけるパターンがよくありますね。
レジのおばさんが、自分の亭主の心配ごとの話をしてくる時もありましたし、自分が買い物している物について、質問をされて会話が弾んだり、日本では考えられないような展開になってコミュニケーションが進む事もありますね。アメリカ人のマインドセットには「シャイ」というコンセプトは、あまり存在していないようです^^
しかし、イギリスにおいては、このような事はありませんでした。基本的にイギリス人はプライベートの話を避ける傾向にあると思います。そして、初対面ではその恥ずかしさを隠す為にユーモアを使って相手を和ませたりする事をします。一見すると、性格的には日本人的な要素があると思います。
イギリスとアメリカの天気の話
イギリス人は天気の話をよくすると聞いていましたが、これは本当ですね(笑)。しかも、今のシーズン(2013年1月)が問題なのかもしれませんが、ほぼ毎日雨(笑)たまに晴れている日があったと思ったら、すぐに雨が降るんです。一日を通して晴れている日はとても珍しいのでないでしょうか。
また、私が一番驚いたのは、雨が降っているのに傘をさしている人が少ないという事。スーツを着たビジネスマンでも、綺麗な服装をしている女性でも、雨に慣れているせいか傘をささずに歩いている人が目につきました。
変って、アメリカはエリアにもよりますが、西海岸は全く雨が降りませんでした。少なくとも、私が滞在していた2012年8月においては、一回降った?のか気がつかないくらい全く雨が降らず乾燥していました。(同じ西海岸でもシアトル等は、結構雨が降りました。)
ロサンゼルスから、サンフランシスコまで移動する為に砂漠の中をドライブしてきましたが、その辺で沢山の車がオーバーヒートしていました。乾燥地帯では、窓など開けられないくらいの恐ろしい乾燥具合です。