英語のスピーキング力を上げる為の効果的な勉強法

目次

スピーキングを上達させる為にはどんな練習をするべき? 上達しないのは何故?

マリ
皆さん、こんにちは。英語教師をしているイギリス人のマリです。今回の記事では、英語のスピーキング力を上げる為の効果的な勉強法を紹介したいと思います。

英語を勉強している人の中には「スピーキングだけが中々上達しない!」という方も多いと思います。日本の中学校や高校でも、かなり難しい英文法や単語を学びますが、それらは殆どの場合、受験の為の英語です。

つまり、ボキャブラリーや文法を暗記して文法ドリルを練習するような勉強が中心です。そのため、英語の基礎知識はあるが「英語を話す」=「スピーキングは出来ない」という日本人の英語学習者はかなり多いと思います。

当サイトの読者の方の中にも「英語の知識があるがスピーキングは苦手」という人も多いと思います。そこでこの記事では、英語のスキルの中でも「スピーキング力を上げる為の効果的な勉強法、アイディア」を紹介したと思います。

今でこそ、私は日本語を上手に使いこなせるようになりましたが、その昔は全くと言っていいほど言語の勉強法について理解していませんでした。その事から、かなり効率の悪い勉強していたので、かなり苦労して独学をしていました。

しかし、どの言語であっても、その言語のスピーキングを上達させるための「効果的な学習法」は同じ方法が使えると思います。この記事では、私が実際に日本語を習得した際に効果的だと分かった勉強の仕方を紹介したいと思います。

この方法は海外の多くの言語学習者達も行っている方法です。彼らもこの方法を使う事によって様々外国語を習得していますので、皆さんの英語学習にも必ず役に立つはずです。

英語のスピーキング力をアップにはリスニングを増やす事

まず、英語のスピーキング力を上達させたいなら「リスニング量を増やす」事が最も大切です。これを聞いて「どうしてスピーキング力にリスニングが関係するの?」と考える人は多いかもしれません。

しかし、私の意見では、スピーキングを上達させるためには「リスニング力をレベルアップさせる」ということがとても大切だと思います。

人と会話する際、その半分はスピーキングとリスニングになると思います。結局、リスニングが苦手であれば、相手の言った事は理解できません。相手の話を理解出来ないと、自分が何を言えばよいのか困ります。

当時の私は自分の初級レベルだった日本語を中級レベルに上げる為にリスニングの量を大幅に増やしました。私は自分のミュージックプレイヤー(iphone,ipod等)に日本語のダイアログや例文の音声を沢山入れておき、散歩に行く際や電車に乗る際に、その音声を繰り返して聞きました。

そういった努力の甲斐があり、日本語のリスニングレベルが上がっていきました。そして、自分で実際の会話中に使える文章も同時に覚える事が出来ました。以上のリスニング量を増やすという方法のおかげで大分上手になったと思います。

スピーキング力アップのカギは「基礎文法パターン」を覚える事

英語スピーキングのためにボキャブラリーだけを知っていても、それだけでは足りないと思います。会話が出来るようになるためには「文法パターン」を覚えて、そのパターンが会話で使えるようになる必要があります。

多くの人は「英文法」という言葉を聞いたら中学校や高校の英語授業で行った「嫌な文法ドリル」を思い出すと思います。しかし、英語を話せるようになる為には、そういったドリルをしなくても大丈夫です。

その代わりに、英語の日常会話によく出てくる「パターン」を出来るだけ沢山覚えた方が良いと思います。実は、日常英会話をするためには「中学校レベルの英文法」だけでも十分です。それ以上の難しい文法は殆ど必要ありません。

そのために、私は「English Reboot」という教材を作りました。この教材は中学校レベルの「パターン」を紹介します。English Rebootはダイアログと実際に使える例文で会話に必要なパターンを紹介します。

音声がメインなのでドリルなどしなくても大丈夫です。音声を繰り返して聞いたら中学校レベルの「文法パターン」をしっかりと覚える事が出来ると思います。

パターンをたくさん覚えたら、ボキャブラリーを入れ替えて色々なシーンで使えます。

英語のスピーキング上達への近道は「アウトプット」の練習をする事

「アウトプット」とは、つまり「英語を話す事」そして「英語を書く事」を指します。日本人の英語学習者は、一般的にアウトプットよりもインプット(リーディング、リスニング)の方が多い傾向にあります。

しかし、アウトプットを練習しないと一向にスピーキング力は上達しません。例えば、例として外国語を話す事はスポーツやダンスと同じ「スキル」だと思います。

例えば、サッカーが上手になりたいなら、サッカーの本を読むだけ、サッカーの動画を観るだけでは、絶対に上手になりませんね。本当にサッカーが上手になりたいなら、毎日、サッカーを練習する必要がありますよね。

それは英語も同じです。たくさんの本を読んでも、英語「スピーカー」にはなれません。実際に英語を使って人と話さない限り会話のスキルは上がりません。

しかし、日本にいる日本人は英語のスピーキングを練習する機会が少ないです。私の意見では、少し工夫をすれば、日本で生活しながらでも英語を話す機会を自分で作れると思います。

もちろん、英語圏の友達や恋人を作る事が理想です。大都会に住んでいる人は比較的、簡単に英語圏の友達を見つける事が出来ると思います。

都会のスポーツバーや英語圏の人が集まる場所に行けば、会話の相手が簡単に見つかります。しかし、そういった交流が苦手な人もいると思いますので、そういった方は英会話のスクールに通って会話の練習をしても良いと思います。

そして、外国人向けのボランティアとして「日本語教室」なども外国人と交流する良い機会になると思います。多くの場合、日本語のレッスンが終わった後に、生徒たちと一緒に食事に行ったり、飲みにいく場合があると思います。
そういった飲み会では英語で練習するチャンスがあると思います。

また、オンライン英会話は最近とても流行っていますので、オンライン英会話を利用しても良いと思います。オンライン英会話の良い点は、忙しくても自分のスケジュールに合ったレッスン時間で予約する事ができるという点です。

そして、普通の英会話スクールよりもレッスン必要が安いです。英語圏のネイティブの先生のオンラインレッスンは、フィリピン人講師のレッスンよりも少しだけ高くなりますが、それでも、得られる効果は高いと思います。

レッスンのコストが気になるという方は、フィリピン人が講師のフィリピンオンライン英会話スクールを利用すれば、かなり格安で英語を話す機会が作れます。

英語を流暢に話したいなら事前に「会話する内容」を用意しておく事

英語圏の友達と会う際、英会話レッスンを行う際、英語で人と話す予定がある時には「事前に自分が話したい内容、言いたい英語の表現等を用意する」という方法はお勧めです。

例えば、昔私が行っていた方法として、日本人の友達と会う際に特に話したい事があれば、先にボキャブラリーやフレーズを用意していました。これは友達と話す時だけではなく、病院に行く際、銀行に行く際などにも使う作戦です。

最も良い方法は、「自分が言いたい事のボキャブラリーを調べて、ちゃんとした文章を紙に書いて用意しておく」という事です。そして、それを音読をして、発音やイントネーションを練習する事も大切だと思います。

この作戦を定期的に使えば、色々なテーマについて話せるようになると思います。

スピーキング力をアップさせたいならボキャブラリーの知識を増やす事

私は文法パターンを覚える事が大切だと言いましたが、それに合わせて「英語のボキャブラリーの知識を増やす」という事も重要だと思います。英語のボキャブラリーを増やすには色々な作戦がありますが、私は歌の歌詞とドラマ・映画のセリフを使ってボキャブラリーを増やす事が特に好きでした。

そして、実際のその方法で効果がありました。何故、この方法の効果があるのかというと、「ドラマや映画、歌詞には英語ネイティブが実際に使う単語とフレーズが沢山出てくる」からなんです。

しかし、その際に選ぶ映画やドラマを気を付けた方がいいと思います。例えば、SF映画はストーリーは面白いと思いますが、日常会話に役に立つボキャブラリーが以外に少ないと思います。

また、病院関係がテーマのドラマも人気があり面白いと思いますが、こういったストーリーには、英語の専門用語が沢山出てきますので、日常英会話にはあまり役に立ちません。

そこで、私が最もお勧めする映画の種類は「日常会話の多い映画」です。例えば、ラブストーリー、ヒューマンドラマなどのテーマが英会話の勉強には最も良いと思います。

映画やドラマを観ながら、英語の字幕も同時に見る事を良い勉強法になると思います。そうすれば、聞き取れなかった単語のスペルを字幕で確認する事が出来るからです。単語のスペルが分かれば、それを辞書で調べる事が出来ますからね。

そのようにボキャブラリーの知識を増やしながら、リスニングの練習もできると思います。このアクティビティーを定期的に行うと「自分の英語のスピーキング力の上達」につながってきます。

英語のスピーキング力をアップさせる為の効果的な学習法のまとめ

英語スピーキングを上達させるために、以下の5個の勉強法を行う事をお勧めします。

  1. リスニング量を増やそう。
  2. 基礎文法パターンをしっかりと覚えよう。
  3. アウトプットの練習を増やそう。
  4. 話したい英語を用意しよう。
  5. 日常会話に出るボキャブラリーを増やそう。
  6. 今回紹介した以上の5つのアドバイスを元に勉強していけば、必ず英語スピーキング力がアップしていくはずです。

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スピーキング力アップにお勧めのメソッド教材

当サイトの記事を書いてるネイティブのライターが制作から編集までを行った英語のニュアンスも完璧なメソッド系英会話教材「English Reboot」をご紹介します。

この教材は、日本の中学校で教えられている英会話において基礎になるベーシックな英語知識(文法)を”ゼロから頭脳にインストール”するというコンセプトの教材になっています。

当教材は合計で「12のセクション」で構成されています。中学校の1,2,3年生の時に学習した基礎英文法をステップバイステップでメソッドにより学んでいきます。

「English Reboot」は以下の学習ステップに沿って”英語を話す為の基礎知識”を固めていき、実際の英会話で使われている「文法パターン」を使い繰り返し「アウトプット訓練」を行っていきます。

STEP1:リスニング
STEP2:リピーティング
STEP3:シャドーイング
STEP4:プラクティス
STEP5:ディクテーション

英語の知識や英単語を沢山知っているが「いざ英会話となるとさっぱり話せなくなる」といった英語学習者の為にアウトプットとリスニングに重点をおいた英語教材になっています。

英語初心者の方でもお使い頂ける学習内容・レベルになっていますので、英語の勉強をゼロからやり直したい方、英語を話せるようになりたい方にはお勧めの学習メソッドです。

英語を話す事に特化した教材 English Reboot(イングリッシュリブート)

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