英語のライティング力を伸ばす方法とコツ
ネイティブが書くような文章を書けるようになるには、どうやってトレーニングするのでしょうか?
ライティングとスピーキングは、双方ともに「アウトプット」の能力で、リスニングとリーディングに関しては、「インプット」の能力になります。
そして、質の高いアウトプットは、質の高いインプットに基づいているとも言えます。また、ネイティブのようなアウトプットを生み出す為には、ネイティブ向けのインプットを吸収しなければなりません。
そうする事によって、自然な言葉遣いや、ネイティブ達によく使われている表現を覚えて使えるようになります。
どんなライティングスキルを上達させたいのでしょうか?
その文章を読む読者層によっても、ライティングのスタイルは異なると思います。
日記やブログのような記事のライティングスタイルを書きたいのであれば、新聞の記事やビジネス関連の書類のライティングスタイルとは全く異なります。
ですから、自分が上達させたいライティングスタイルによっても、書き方がかなり変わってきますので
ライティングの目的、その書いた内容をアップするメディアによってもスタイルが変ってくるでしょう。
また、ライティングの種類には、各メディアによって書き方の習慣やルールがあると思います。
まずは、上達させたいライティングスキルの種類を選んで、ネイティブ向けのメディアの中から、自分の目指したい例文を探す事が一番先決でしょう。
例えば以下のネイティブ向けメディアから探すといいでしょう。
- 日記: 英語圏の人のブログを読む
- 新聞記事: BBCや、CNNのニューズレポートを読む
- ビジネスメール: 英語でネットで例文を調べる
(グーグルでこのようなキーワードで検索: business e-mail example) - 学究的な記事: 論文誌や、学究的な雑誌を読む
英語ライティング力をアップさせる方法:ゼロからスタートのアドバイス
以下、点を確認して自分ない知識を補いながら、ライティングの訓練をしていきましょう。
1. ベーシックな英文法は理解出来ていますか?
中学校レベルの英文法だけで、かなりいい文章が書けるはずです。
今まで習った文法は、しっかり使えるでしょうか?そうではなければ例文を使ってパターンを練習しましょう!
2. ボキャブラリーを増やしましょう。
ネイティブ向けの短い新聞記事を読んで、自分の知らなかった単語を覚えた方がいいでしょう。単語だけではなく、その単語が文章の中で、どんな使い方をされているのかを覚えれば、自分も使えるようになります。
3. 接続語は使えでしょうか?
二つのベーシックな文章をつなげて使う事が出来れば、もっと複雑で、ネイティブのような文章が書ける。
4. ライティング用のフレーズ集を自分で作る。
ネイティブの記事には、よく使われる決まり文句のようなフレーズが何回も繰り返されています。
例えば:
- According to scientists….(科学者によると。。。)
- on the one hand…(一方では。。。)
- compared with…(。。。に比べると)
こういうフレーズやパターンを覚えれば多くの複雑な文章を作る事が出来ます。
その為には、「文法辞書」や「文法ガイド」が役に立つかもしれません。
5. 毎日ライティングを練習する!
これは、日本語で文章力を上達させたい場合と、全く同じ事だと思いますが
毎日ライティングの練習をすれば、自然に書けるようになってきます。
文章を書いて、ネイティブの人に見せて、チェックしてもらう事が一番いいと思います。