英文メールを書く際に知っておきたい英語圏のキャピタライゼーションルールについて
英語学習をしている方の中には、英語でライティングする際に大文字と小文字の使い分けが明確になっていない方が意外と多いと思います。
英語圏では、この大文字と小文字の使い分けのルールの事を「キャピタライゼーションルール」というように表現する事があります。
実はこのキャピタライゼーションルールについては、日本の義務教育の中で既に教えられているんですね^^。すっかり忘れてしまった方も多いと思いますが、実は中学校一年生の英語の授業で教えられています。
そして私は以前、英語を教えている生徒達が書いた英語の文章を読んだ時にある事に気がつきました。
その文章とは、学校のスピーチコンテストで使われる原稿なんですが、それと確認した時にかなりの人数の生徒が大文字と小文字の使い分けを間違えていたんです。
そして、そのコンセプト自体、意外と理解出来ていない生徒が多くいました。英文をライティングする際にキャピタライゼーションのルールについて理解しておく事は非常重要です。
また、この英語の大文字と小文字の正しい使い方を間違えると、とても変な英語の文章に仕上がってしまいます。
そこで今回の記事では、英語で正式な文章を書く際のキャピタライゼーションルールについて紹介したいと思います。以下に紹介するキャピタライゼーションルールを理解して英文のライティングのレベルをアップさせましょう^^
英語のキャピタライゼーションルール(大文字と小文字の使い分)の一覧ガイド
- 文章の最初の文字は必ず大文字です。
- I (私)という代名詞は、大文字で書くます。
- 固有名詞(人の名前、町の名前、国の名前)等は、大文字で始まります。
- もし、人名が医師や大学の講師、市長等であればそのタイトルも大文字から始まります。例えば、Doctor Jones, Mayor Smithなど。
- 神様や聖書の名前(Godや、Allah、や、the Bible)は大文字から始まります。
- 曜日や月、祭日の名前は大文字から始まります。例えば、 Mother’s Day、Christmas Dayなど。
- 本や映画、雑誌、新聞の名前の場合は、前置詞や接続語以外の単語は大文字から始まります。しかし、andやof、inなどの接続語は、小文字から始まります。例えば、War and Peaceや、War of the Worldsなど。
- アクロニムの文字は全て大文字で書きます。例えばBBCやNATOなど。
- ブランドネームはトレードマーク(ロゴ)の通りに大文字、小文字を使って書きます。例えば、Adidas、Nike、eBayなど。
- 戦争や有名な条約、(元号)は大文字から始まります。 例えば、World War IIや、the Treaty of Versaillesや、the Middle Agesなど。ですが、こちらも、前置詞や接続語以外の単語は大文字から始まります。
他にも、細かいルールや例外は多少ありますが、ひとまず上記の10個のポイントから少しづつ意識して使うようにしてみて下さい。
これらのルールを守って英語を書いていけば、ライティングのスタイルは、かなりネイティブっぽく見えるようになってくると思います^^!