英語で知っている、理解するはunderstand以外の言い方もあり!
皆さんこんにちは。スコットです。今回の記事では、英語で「知る、知っている、理解する」という意味になる「knowとunderstandの違い」についてお話していきたいと思います。
実はknowとunderstandについても日本人の英語学習が間違えやすい英語なのではないかと思います。実はこの二つの動詞の意味は一見すると似ているものの、ニュアンスの違いがあります。
以上の事から、もし英会話中に間違えてしまうとコミュニケーションのミスを起こす可能性もありますので、正しい使い方を実際の例文で覚えてみましょう。まずは最初にKnowの意味と使い方からクローズアップしていきます。
Knowの意味と使い方、ニュアンス
Knowは「知る、知っている、(~であることが)分かっている」という意味になります。日本語の「知る」という動詞を英語で表現する場合には「know」を使います。ニュアンスの理解を含めるために実際の英語ネイティブの使い方を例文を確認してみましょう。
Knowの使い方 例文
Do you know John?
(あなたはジョンを知っていますか?)
I don’t know him.
(私は彼の事を知りません。)
I have known her since university.
(私は大学の頃から知っています。)
I don’t know what to do.
(私はどうすればよいか分かりません。)
As far as I know, the last train leaves at 10:30.
(私の知る限り、終電は10時半に出発します。
Do you know of any good restaurants near here?
(この近くに良いレストランをご存知ですか?)
Understandの意味と使い方、ニュアンス
understandには『理解する、分かっている、~の考えをつかむ、了解する』という意味があります。しかし、日本語の「分かる」を英語にすると文脈によっては、時々「know」、時々「understand」になります。少しややこしいと思いますので、実際の使い方を例文で紹介します。
Understandを使った際のパターン
I’m sorry, I don’t understand.
(ごめんなさい。私は意味が分かりません。)
Do you understand what she said?
(彼女が言った事を理解していますか?)
Now I understand!
(あ、分かった!)
Her explanation is difficult to understand.
(彼女の説明は分かりにくい。)
下記の例文は全て日本語の「分かる」に該当すると思いますが、英語では「know」になります。日本語のニュアンスとして考えた場合、どっちにすればよいのか分からないという場合にはknowにします。それでは実際のネイティブの使い方を例文で確認していみましょう。
Knowを使ったパターン:
I don’t know what to eat.
(私は何を食べればよいのか分からない。)
I don’t know what to buy.
(何を買えばよいか分からない。)
She didn’t know where to go.
(彼女はどこに行けばよいか分からなかった。)
上記の例文では、knowの代わりにunderstandは使えません。何故ならunderstandという動詞には、「理解できる」というニュアンスが含まれているからです。
以上、今回はKnowとunderstandの違い、使い分けを紹介してみました。英語圏の国のカルチャー、英語学習に関する相談、英語教材の選び方や効果的な学習方法等もアドバイスも出来ますので、当サイトのネイディブのライターに聞きたい事、知りたい事がある方はご質問下さい。