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ビジネス英語でアポイントを取る・予約をする際のフレーズ

ビジネス英語でアポイントを取る際・返事をする際のフレーズ

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ビジネス英語で「アポイントを取る」,「予約する」,「~をするために会う」は何と言う?


ダン
ダン
皆さんこんにちはアメリカ人のダンです。今回の記事では、「ビジネス英語でアポイントを取る際のフレーズ」を紹介してみたいと思います。


今回紹介するフレーズはビジネスでの会話、電話、メールであっても使える表現なので、どんなシーンでも丁寧なビジネス英語でアポイントを取れるようになる便利な表現です。

先ずは、「アポイント」という日本語の言い方が英語でそのまま使えるかどうかについてお話していきたいと思います。

実は、この「アポイント」は和製英語なんです。この単語を「予約」という意味で使っている方は多いと思いますが、英語では「アポイント(appoint)」ではなく「appointment」が正しい言い方になります。

和製英語の「appoint」は違う意味の単語になります。「appoint」は動詞で「任命する」という意味になります。

そのため、英語で「アポイントを取りたい」という際には「appoint」ではなく、「appointment」という単語を使いましょう!

それでは、これから英語でアポイントを取る際に使うフレーズを紹介していきたいと思います。



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英語で「予約を取る」という意味の「make an appointment」,「schedule an appointment」


英語で「予約を取る」という意味の「make an appointment」,「schedule an appointment」

冒頭でも少しだけ触れましたが、「アポイント」は英語で「appoint」ではなく「appointment」(発音:アポイントメント)という言い方になります。

アポイントを取る」は英語で「make an appointment」や「schedule an appointment」というフレーズになります。この二つのフレーズ中、どちらかと言うと「make an appointment」がよく使われます。

いっぽう「make an appointment」は取引先と話す際だけに限らず、例えば病院や歯科医院を予約するという際にも使えます。それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。


make an appointmentの使い方 例文



A: I’d like to make an appointment to see a doctor tomorrow morning.
(明日の午前中に私は医者に診てもらうために予約したいのですが。)

B: I’m afraid all the appointment slots are full tomorrow morning.
(申し訳ありませんが、明日の午前中は予約がいっぱいです。)



A: Did you make an appointment with the CEO?
(CEOとの予約を取りましたか。)

B: Not yet. I’ll call him right away.
(まだですが、すぐに電話します。)



A: I called the dentist’s office to make an appointment but nobody answered the phone.
(私は予約をするために歯医者に電話しましたが、誰も出ませんでした。)

B: That’s because Wednesday is a holiday.  Try again tomorrow.
(それは何故なら水曜日は休みだからですよ。明日もう一回電話してみてね。)



A: Can we schedule an appointment at my office on Saturday?
(土曜日に私のオフィスでアポイントを取れるかな。)

B: I’ll try.
(そうしてみます。)





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英語で「予約をお願いする」という意味の「request an appointment」,「request a meeting」


英語で「予約をお願いする」という意味の「request an appointment」,「request a meeting」

もう一つの紹介したい「予約をお願いする」という英語の「request an appointment」という言い方です。「request」は「要求する」や「お願いする」という意味です。

appointment」は「アポイント」、「予約」という意味になります。

この代わりに、「request a meeting」という言い方もあります。「meeting」は「会議・ミーティング」という意味だけではなく、「打合せ」、「話し合い」というニュアンスもあります。

そのため、ビジネスシーンでは「appointment」よりも「meeting」という単語を使う人が多いです。それでは、実際の使い方を例文で確認してみましょう。


request a meeting / appointmentの使い方 例文



A: I emailed Mr. Suzuki to request a meeting but I haven’t had a reply yet.
(私はミーティングのお願いをするために鈴木さんにメールをしましたが、まだ返事は来ていません。)

B: That’s because he’s on vacation until next Tuesday.
(それは何故なら、鈴木さんは来週の火曜日までお休みだからですよ。)



A: I’d like to request a meeting with Ms. Jones.
(ジョーンズさんとアポイントを取りたいんですが。)

B: Certainly sir. What time would you like to see her?
(かしこまりました。何時がよろしいでしょうか。)



A: I’d like to request an appointment with Dr. McKenzie.
(マッケンジー先生に診てもらうために予約をしたんですが。)

B: Certainly. Could you tell me your patient number?
(かしこまりました。患者番号を教えていただけますでしょうか。)





英語で「~をするために会う」という意味の「visit ~ to ~」,「meet ~ to ~」


英語で「~をするために会う」という意味の「visit ~ to ~」,「meet ~ to ~」

次に紹介する「アポイントを取る(~をするために会う)」という言い方はとても自然な言い方です。それは「visit ~ to ~」,「meet ~ to ~」という表現です。これは「~をするために会う」という意味になります。

visit」は「訪れる・訪問する」という意味になり、「meet」は「会う」という意味になります。そして、「to 動詞」という文法は「~をするために」という意味になります。

つまり、この2つの表現を組み合わせると予約をする際に使う「~をするために会う」という表現が完成します。例えば、「meet to discuss the plan」(計画を話し合うために会う)や「visit you to talk about the project」(プロジェクトについて話す際に訪れる)といったフレーズを作る事ができます。

このようなフレーズはビジネス英語では非常によく使います。それでは、実際のネイティブの使い方を例文でみていきましょう。


visit/meet ~ to ~(~をするために会う)の使い方 例文



A: Can we meet to talk about next year’s project?
(来年のプロジェクトについて話すために会いましょうか。)

B: Sure. When would you like to meet?
(いいですよ。いつ会いましょうか。)



A: I’d like to visit your office to show you our new customer catalog.
(新しいカスタマーカタログを見せるためにあなたのオフィスに訪問したいのですが。)

B: No problem. I’ll be in the office all week.
(大丈夫ですよ。私は今週中ずっとオフィスにいますよ。)



A: Can you meet me tomorrow to discuss payment?
(あなたは明日、支払いについて話すために会う事はできますか。)

B: I’m afraid I’m busy tomorrow.
(残念ですが、私は明日忙しいです。)




まとめ:アポイントを取る際に使うビジネス英語


まとめると、ビジネス英語で「アポイントを取る」は「make an appointment」という言い方になります。しかし、他の言い方もあります。例えば。


  • schedule an appointment/a meeting
  • request an appointment/a meeting
  • visit to ~
  • meet to ~



上記のフレーズはビジネス英語の初心者でも簡単に使える表現だと思います。中学校レベルの英文法パターンと一緒に使えば色々なビジネス英語フレーズを作る事ができます。例えば、以下のような表現です。

  • I’d like to (~がしたいんですが)
  • Can we (~できますか)
  • Shall we (~しましょうか)


といった文法パターンを使えます。英会話の核となる「中学校英語の文法パターン」をもう一度勉強し直したい方は、当サイトのオリジナル英語メソッド教材「English Reboot」という教材はお勧めです。

以上、今回はビジネス英語でよく使う「アポイントを取る」という際の英語フレーズを紹介してみました。もっと他にもこんなニュアンスのビジネス英語の表現が知りたい!

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