英語のライティングで気をつける事・上達させる為に必要な勉強法
この記事では「英語のライティングを上達させる方法」と「英語ライティングの際に間違えやすいポイント」について紹介していきたいと思います。
- 定期的に習慣として英文を書く練習をする。
- 書いた英文を英語ネイティブの講師からフィードバックを受ける。
- 英文章のリーディングも並行して行う。
- 文章に合わせた適切な文法選びとボキャブラリーを増やす。
- 自身のライティング内容を振り返る。
私は長い間、日本の中高生に英語を教えている事もあり、今まで学生達が書いてきた数千枚のエッセーや作文を読んできました。勿論、生徒個人の英語レベルの違いによってライティングのレベルも異なります。
しかし、英語のレベルの違いはあれど決まって同じ間違えをする箇所は多いです。そこで今回の記事では、日本人が最も間違えやすい英語のライティングのポイントについて紹介しながら、それらの解決方法も紹介していきたいと思います。
まず英語のライティングを上達させるために最初に知っておくべき事として以下の5つのポイントを理解しておきべきです。その後によくありがちなライディングのミスや、何故それが起きてしまうのかを考えてから、その対策を紹介していきたいと思います。
定期的に英文を書く練習
当たり前のことですが、スピーキングと同様にライティング力を上達させるには定期的に英文を書く練習を行うことです。毎日数分間でも構いません。
例えば、英語で日記をつけたり、英語でエッセイを書いたり、または、自分で課題が見つけられないという方はオンライン添削サービスの問題集を利用して練習をしてもよいでしょう。練習のための様々な方法がありますので、毎日取り組めるように色々なやり方を工夫すると良いです。
英語ネイティブのフィードバックを受ける
自分で書いたものを他人に読んでもらってフィードバックを受けること。これは非常に有益な勉強になります。出来れば英語ネイティブの英語教師に添削してもらいフィードバックを受けましょう。
または趣味のオンラインのコミュニティ、ライティンググループに参加することで、他人の意見を取り入れてライディングスキルを向上させる事も可能です。
自分の書いたものを定期的に読み返して、改善出来る点を見つけることも大切な学習です。どの部分が良かったのか、どの部分に改善の余地があったのかを考えることで、次回のライティングに活かすことができます。
英文章のリーディング
次に重要なのが英語で書かれた文章をリーディングすることはライティングスキルを向上させるための重要な要素です。様々なジャンルやスタイルの本を読む事によって、文体や表現方法について学ぶ事ができます。
そういった他の人が書いたライティング内容からスタイルをみつけて自分の文章に取り入れることによって上達していきます。
文法とボキャブラリー学習
ライティングスキルを向上させるためには、その文章に合った適切な文法と正しいボキャブラリーの知識が必要です。文法書やオンラインの情報を利用して文法を学びながら、新しいボキャブラリーを習得することが大切です。
ボキャブラリーが豊富であればライティングはもちろん、スピーキングをする上で様々な表現が可能になります。(しかし初心者は難しい単語の使用は避ける事)。実はライティングとスピーキングのスキルは似た部分がありますね。
自身のライティング内容を振り返る
英文を講師に見せてフィードバックしてもらう以外にも定期的に自分の書いたものを見返して、どのような点が良かったのか、悪かったのかなどをみて改善点を見つけるという行為も大切です。
特にどの部分に改善の余地があるかを考えることで、次のライティングに活かすことができるので、現状のライティング内容を分析することは大切ます。
以上大きく分けて5つの方法を組み合わせて実践することによって、英語ライティングのスキルを着実に向上させることが可能となります。
時制(過去形など)の使い方のミス
これは日本の中学生レベルの英語で最も多いライティングのミスです。このミスが英語の知識の問題なのか、個人の時制に対しての認識の問題なのかは分かりませんが、過去形や未来形の使い方の間違えをする人が多いです。
時制の間違えを無くすには?
文章を書く前に「これはいつの話?」という事を考える癖をつけましょう。シンプルにいうと、昨日、先週、昨夜、10分前などの話は過去形の文章ですね。そして、明日、明後日、来週、今夜などの表現は未来形になります。
勿論、もう少し複雑な文法がありますが、まずはこの質問から始めた方がいいでしょう。また時制の中で日本人が最も苦手としているのは「未来形」だと思います。
実が日本語には、きちんとした「未来形」がありませんので、英語で未来形を使う際には特に気をつけましょう。例えば例をあげると以下のような場合です。
- I go to school tomorrow (間違った例)
- I will go to school tomorrow (良い例)
- I am going to go to school tomorrow (良い例)
- I’m going to school tomorrow (良い例)
一人称・二人称・三人称のミス
これについても中高校生がよく間違えるポイントです。そして社会人になってから英語をやり直しているという方にもよく見られる間違いです。
英語では主語によって動詞の形式が変わります。be動詞の場合は、am、are、isという種類がある事はご存じだと思います。そして、一般動詞の場合には動詞にsを付けます。このミスをしてしまう人は、三人称の文章であるにも関わらず、sを抜いた一般動詞を使ってしまう場合が多いです。
人称代名詞(一人称・二人称・三人称)の間違えを無くすには?
文章を書く前に「これは誰の話なのか?」という人称代名詞について考える癖をつけましょう。通常の肯定文だけではなく疑問形も変わってきますので、人称についてはしっかりと考える必要があります。
これは「Do」か「Does」のどちらになるのか? これに「s」をつけなければならないのか? といったように常に人称を考えるクセをつけましょう。
単数と複数の使い方のミス
日本語では、単数や複数について特に気にする必要はないのでこの間違いもよく起こります。しかし、英語ではこの事について考えずに使ってしまうと全く別の文章になり、意味が変わってきてしまいます。
よく起きる間違いとして代表的なものに名詞に複数の「s」をつけ忘れる人が多いです。これは間違えてしまうと変な文章になってしまいますので気をつけましょう。
単数と複数の使い方の間違えを無くすには?
一つの物(動物)の場合はsを使う必要はありません。
例:I have a dog.(私は一匹の犬を飼っています)
二つ以上の物の場合はsを使います。
例:I have two dogs. (私は二匹の犬を飼っています)
一般的な話の場合はsを使います。
例: I like dogs. (私は、犬(という動物の主意)が好きです)
上記の例の中で特に気をつけた方がいいポイントがあります。例えば「I like dog」という文章を作ってしまうと「私は犬の肉が好きです」というニュアンスになってしまいます。これはとんでもないミスですね。
そのため「a lot of」や「many」といった単語を使う時には、複数形の「s」を使う必要がありますのでここも重要なポイントです。
定冠詞や不定冠詞 a、an、the等の使い方 ミス
定冠詞や不定冠詞については、これらのコンセプト自体が日本語にはありませんので、当然上手に使えていない人が多いです。
スピーキングやライティングをする際に、「a」や「the」を抜く人が目立ちます。これらを使わないと文章の意味が変ってしまい、不自然な文章になってしまいます。
定冠詞や不定冠詞の間違えを無くすには?
まず「定冠詞」と「不定詞」の意味をしっかりと理解出来ているのかを確認するべきです。例えば、池には10匹の鴨がいます。そのうちの1匹だけが白く残りの9匹が黒い鴨といった場合。
I like the white duck
(私はその白い鴨が好きです)。
その10匹いる鴨の中の1匹の話なので、この場合は「the」を使います。
Please give me a black duck.
(黒い鴨を一匹ください)。
この例は黒い鴨の中で1匹の黒い鴨が欲しいという場合は「a」を使います。(未定義な物)
遠まわしな意味の文章にせずシンプルに説明する事を心掛ける
これは、特に高校生の英作文で見られた問題ですが、彼らは複雑で遠まわしな文章を書く人が多いです。この問題の原因はおそらく、学校で数多くの単語とフレーズを暗記した為、それを英作文に取り入れたいと考えているからなのではないでしょうか。
しかし、こういった事が原因になり複雑で最終的に何を伝えたいのか分からない文章になってしまう傾向がみられます。
相手に伝わる英文章を書くコツ
英語での文章の書き方があまり理解出来ていない場合は、出来るだけシンプルな語彙や文法を使って書くように心がけるべきです。複雑で難しい表現やボキャブラリーを使うと本来伝えたい内容から程遠い文章になってしまいます。
長く分かりずらい一つの文章よりも、二つの分かりやすくシンプルな文章を書くべきます。文章は長くなればなるほど複雑になっていきます。
また、ライティング力を上達させたいなら、積極的に英語ネイティブ向けの文章やウェブサイトの記事を読んで、英語リーディングのインプット量を増やす事が重要です。その際に英語ネイティブ書き方を少しでも真似できれば、自然と間違いが減ってくるはずです。
英語のライティングを上達を考えている方にお勧めの添削サービス
英語のライティングを上達させる為には自分で書いた文章を必ず英語ネイティブに添削してもらうとより正確な文章の書き方が身に付きます。そのような際に利用したいのが「英語の添削サービス」です。
英語添削アイディーは24時間、世界中の英語専門家・ネイティブ講師から添削指導が受けられる「オンライン英語添削サービス」です。アプリやブラウザから英文を送信すると、「なぜこのような添削結果になったのか」を丁寧に解説してもらう事ができます。
アイディーは英文の添削サービスだけにとどまらず、学校のエッセイチェックや英語資格対策、受験対策、ビジネス文章などの添削に利用されている人も多いです。
気になるコストは添削1回あたり166円〜という格安の費用で、添削以外にも日替りの英作文課題や6000問を超える課題の中から目的に合わせて勉強することもできます。利用登録数が8万人を超えているので安心して入用出来る添削サービスだと思います。まだ添削サービスを利用した事がない方にはお勧めです。
アイディーの特徴
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- 正確な添削結果に加えて丁寧な解説が添えられる。
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アイディーの機能
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- 添削結果をPDFで印刷し復習できる「PDFダウンロード機能」が付属
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- 添削結果を自分の好みのスピードで読み上げる「音声読み上げ機能」
- 英文を書き溜めておくことができる「下書き機能」
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