英語の発音を上達させる為に英語の早口言葉を活用する為の勉強法を紹介!
そこで今回の記事では「英語の早口言葉で英語の発音を練習する方法」について紹介していきたいと思います。早口言葉は、どの国の言語(外国語)にもある言葉遊びだと思います。
例えば、日本語には「隣の客は柿をよく食う客だ」という早口言葉がありますよね。これは早口言葉を説明する上でとても良い例の一つです^^。
この早口言葉を言おうとすると、「カ」と「キャ」の発音を間違えてしまう人が多いですよね。そして早く言えば言おうとする程、完璧に言えなくなってしまいますね。
実は日本語の早口言葉は、日本語を学習する外国人にとっても発音の練習にとても良い学習効果があるんです。ですから、同じく英語の早口言葉も英語の発音をよくしたい方にとても良い学習効果があります。
英語の早口言葉を使って英語の発音を練習をすれば、とても面白く発音の練習が出来ると思います。
そこで今回の記事では、最も有名な英語の早口言葉を紹介した後に、早口言葉を使って英語の発音をレベルアップさせる方法も同時に紹介していきたいと思います。
英語の早口言葉を覚るべき理由とは?
英語は早口言葉の種類がとても多いです。ですから、英語学習者の方は自分の苦手な英語の発音を重点的に集中して練習していくと効果があがると思います。
まずは、英語の早口言葉を覚えるべき理由を簡単に説明していきたいと思います。まず最初は似た音素を区別できるようになる為に、先に英語の早口言葉を覚えて練習するべきだと思います。
英語の早口言葉が良い理由としては、「似ている音素を区別できるようになる」という点が主な理由になります。
例えば、日本人の英語学習者は英語の「r」と「l」を聞き取れない・発音できないという問題があります。
日本語には「r」と「l」の発音がありませんので、多くの日本人英語学習者は、この発音が出来ない人が多いと思います。
その為、「r」と「l」の発音の入っている英語の早口言葉を練習していけば、その二つの似た音素を次第に区別出来るようになってくると思います。
他にも一般的な日本人の英語学習者の方は下記の英語の音素が区別しづらい傾向にありますので参考にしてみて下さい。
- rとl
- vとb
- sとth
- aとu
以上の事を理解した上で「自分が最も苦手と思っている発音・音素」を考えて、それに合わせて早口言葉を練習すると英語の発音もよくなり、結果としてリスニング力も上がると思います。
早口言葉は英語の発音を上達させる
実は英語の早口言葉は、英語ネイティブにとっても発音しづらいです。そのため、早口言葉を発音する際に「口の形」や「口の動き」に気を付ける必要があります。
特に難しい音素や単語の組み合わせを正しく発音するには、口の形を完璧する必要があります。そのため、英語学習者には、ネイティブの口の形を真似る為の良い”口の筋トレ”になると思います。
英語の早口言葉を練習すると新しい単語を覚えられる
多くの英語の早口言葉は日常会話にあまり出ない単語が入っています。そのため、英語の早口言葉を練習する事によって数多くの新しいボキャブラリーを楽しく覚えられると思います。
英語の早口言葉の効率的な練習・勉強法とは?
このセクションでは英語の早口言葉を最も効率的にマスターする為の効果的なやり方(勉強法)を紹介していきます。全部で4つポイントがありますので、それぞれステップ毎にみていきましょう!
自分の発音の弱点を考えて早口言葉を選ぶ事
ランダムに英語の早口言葉を選ぶ事よりも、自分の発音の弱点に合わせて選んだ方が良い勉強になると思います。
例えば、自分の弱点が「r」と「l」の違いであれば、その二つの音素の入っている早口言葉を選んだ方がよいと思います。
それでは、実際に色々な発音を練習できる英語の早口言葉を順番に紹介していきます。
動画や音声を使って正しい発音を真似しましょう!
殆どの英語の早口言葉はユーチューブなどもアップされていますので、練習する際には正しい発音を聞く事ができます。音声よりも動画の方が参考になると思います。
これは何故なら、「話している人の口の形を見て真似する事ができる」という事が大きな理由です。
早口言葉を読んでゆっくり言ってみましょう!
初めて早口言葉を言ってみるときには暗記しなくてよいと思います。書いてある早口言葉を読んでとてもゆっくりと、そして、はっきり発音する事を心掛けましょう。
正確にちゃんと言えるようになれば、次第に発音するスピードをレベルアップできると思います。
早口のスピードをレベルアップしてみましょう!
最後のステップは早口を言う際にスピードをレベルアップする事です。できるだけ早く言って3回繰り返してみましょう。それができれば、練習は完成です!
最も有名な英語の早口言葉とは?
このセクションでは、それぞれの「問題あり(難しい・良く間違える)」の発音を練習できる英語早口言葉を紹介したいと思います。
動画のリンクも貼りますので、是非上記に紹介したステップ通りに練習してみてくださいね。
「r」と「l」の発音を練習できる英語早口言葉
「r」と「l」の発音を練習するために「red lorry, yellow lorry」という短い早口言葉をお勧めします。これは一見すると、とても簡単に見えますが、英語ネイティブでも実際にやってみらと中々出来ない人もいると思います!
この「lorry」という単語はイギリス英語で「トラック」という意味になります。つまり、「赤いトラック、黄色いトラック」というとてもシンプルな早口言葉になります。
「red lorry, yellow lorry」の早口言葉の動画
「b」と「v」の発音を練習できる英語の早口言葉
「v」の発音は多くの日本人の英語学習者にはとても難しいので「b」と「v」を練習できる早口言葉を紹介したいと思います。今回紹介するのは「Betty loves the velvet vest best」になります。
この早口言葉は「ベティーはベルベットのベストが一番好きだ」という意味になるナンセンスな文章です(笑)。
下の動画をご覧頂き、口のポジション・形を見て練習してみてくださいね。
「Betty loves the velvet vest best」の早口言葉の動画
「s」と「th」の発音を練習できる英語の早口言葉
日本語には「th」の発音は存在しないので、これもとても発音しにくいと思います。多くの場合、「s」の発音を代わりに使ってしまう日本人は多いと思います。
実は「s」と「th」はかなり違う音になります。その二つの音素を練習するためには、以下の早口言葉をお勧めしたいと思います。
シンプル: So this is the sushi chef(それでは、こちらは寿司のシェフです)
難しい: The sixth sick sheik’s sixth sheep’s sick (番目の病気の長老の6番目の羊が病気だ)
「So this is the sushi chef」と「The sixth sick sheik’s sixth sheep’s sick」
「a」と「u」の発音を練習できる英語早口言葉
英語の「a」と「u」も日本人にとってかなり区別しづらいと思います。両方ともカタカナにすると「ア」になりますので、聞き取れない方が非常に多いと思います。
この二つの母音を練習するためには以下の早口言葉がおすすめです。この早口言葉は英語ネイティブにとっても難しいです^^
この早口言葉もナンセンスですが、訳すと「白鳥が海を泳いで行った泳げ、白鳥よ、泳げ白鳥が再び泳いで戻ってきたうまく白鳥は泳いだ」という意味になります。
この早口が特に難しい理由としては、「a」の発音が二つ入っています。「swam」(泳いだ)は「スワム」という発音になりますが、「swan」(白鳥)は「スオン」という発音になります。
つまり、「swan」(白鳥)の「a」は「オ」の発音になります。これは難しいですね!
「swan swam over the sea, swim swan, swim. Swan swam back again. Well swum, swan.」の早口言葉の動画
英語の早口言葉に関するお勧め教材は?
無料で見る事が出来る英語の早口言葉の動画は沢山ありますが、日本人向けに作られた発音教材も沢山あります。音声付きの教材はとても参考になると思います。
教材に付属しているCDやダウンロード音声を自分のスマホやミュージックプレイヤーに入れれば、場所を選ばす何処でもリスニングする事が出来ますね。
調べてみて私が個人的に良いと感じたおすすめできる教材は以下の2つになります。
英語の早口言葉で発音をレベルアップする方法:まとめ
まとめると、英語の早口言葉を練習する事によって英語の発音矯正にもなります。早口言葉はとても楽しいですし、英語のどんな発音が苦手なのかという部分もクローズアップできるます。
そういった意味で繰り返し英語の早口言葉を練習すると様々な学習効果をもたらしますのでお勧めです。それでは、皆さん英語の勉強を頑張って下さいね!