answerとreplyの違いとは? 答える・回答するという意味の英語

answerとreplyの違いと使い分けは? 「答える」という意味の英語
目次

英語で答える・回答するという意味のanswerとreplyの違いは? どう使い分けする?

皆さんこんにちは。スコットです。今回の記事では二つの意味が似た英単語「answerとreplyの違いと使い分け」」というテーマについてお話したいと思います。

この二つの英単語は、日本語にすると両方とも「答える」という意味になりますので「英語でも同じ意味になる」と考えている方は多いと思いますが、実は、「answer」と「reply」は微妙に違った使い方があります。

そこでこの記事では、「answer」と「reply」の意味を細かく分析して、正しいネイティブの使い方を実際の例文を通して紹介したいと思います。それでは、answerとreplyはどのように違うのでしょうか。

answerの意味と使い方

answerの意味と使い方

answer(発音:アンサー又はアーサー)は一般的に「質問に答える」という意味になります。そして、「試験の質問に回答する」という際にも「answer」という動詞を使えます。

また、試験の話の場合には、「answer」を名詞としても使う事も可能です。つまり、それは「答え」という意味になります。

しかし、「answer」は「返事する」という意味にはなりません。例えば例として「メールに返事する」と言いたい場合には「answer」という動詞ではなく「reply」という動詞を使う必要があります。

つまり、「answer」は「答える・問題を解く」というニュアンスを与える動詞になります。しかし、「手紙やメールに返事をする」というニュアンスとしては使えません。

文章の説明だけだと少し分かりづらくなってしまいますので、実際の例文を通して正しい使い方を確認してみましょう。

answerの使い方 例文

A: Did you answer all the questions on the test?
(テストの問題に全て答えられましたか。)

B: I answered all but the last one. That one was too hard for me.
(最後の問題以外は全て答えられました。最後の質問は私には難しすぎました。)

A: How was the job interview? Were the questions difficult?
(仕事の面接はどうでしたか。質問は難しかったですか。)

B: The job interview was fine. I answered all the questions perfectly and I’ve got the job!
(面接は大丈夫でした。全ての質問に完璧に答えて就職が決まりました!)

A: I’ve sent you a few questions regarding the project. Could you answer them today?
(プロジェクトに関する質問はいくつかあります。今日中に答えてもらえますか。)

B: Sure. I’ll answer the questions via e-mail before the end of the day.
(かしこまりました。今日中にメールを通して質問に答えます。)

replyの意味と使い方

replyの意味と使い方

replyは「答える」という意味になりますが、厳密には「返事する」、「返信する」というニュアンスの方が正しいです。つまり、「問題を解く」というニュアンスはありません。例えば、誰とコミュニケーションをしてその返事をする際には「reply」を使っても大丈夫です。

例えば、メールや手紙をもらって、返事をする際には先程もご紹介したように「reply」という動詞を使います。質問に答える際にも一応「reply」を使う事ができますが、「answer a question」という表現の方が自然です。

reply to a question」という表現でも大丈夫ですが、「問題を解決する」というニュアンスにはなりません。少し紛らわしいと思いますので、例文を通して「reply」の使い方を覚えていきましょう。

replyの使い方 例文

A: Did Mark send you an e-mail yesterday?
(マークは昨日あなたにメールを送りましたか。)

B: Yes, but I haven’t had time to reply yet.
(はい。ただ、まだ返事をする時間がないです。)

A: How did you reply when John proposed to you?
(ジョンはプロポーズした時にどうやって返事したの?)

B: I simply replied with the word, “yes”.
(私は単純に「yes」という言葉で答えました。)

A: How will you reply if you’re offered the job?
(仕事の申し出が来たらどうやって返事する予定ですか。)

B: I’ll reply with a “no”. I don’t like the company.
(「ノー」という風に答えます。その会社は嫌いです。)

まとめ:answerとreplyの違い

まとめると、「answer」は「質問に答える」というニュアンスを与える動詞です。会話中の質問でも、テストの問題でも「答える」という意味になる英単語は「answer」です。しかし、「reply」は「返事する」という意味になる動詞です。特にメールや手紙についての話で使う単語になります。

もう一つの関連する単語は「respond」になります。「respond」は「reply」と似た単語です。「respond」は「答える」、「応答する」というニュアンスを与える単語です。

これで以上になりますが、他にも「こんな英語表現を知りたい!」、「英語ではこんな時に何と言うの?」、「〇〇と〇〇の違いは?」など英語全般のどんな質問にも必ずお答えします。

answerとreplyの違いと使い分けは? 「答える」という意味の英語

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェアよろしくお願いします。
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

スピーキング力を上げるメソッド教材

英語を話す事に特化した教材 English Reboot(イングリッシュリブート)

 

当サイトの記事を書いてるネイティブのライターが制作から編集までを行った英語のニュアンスも完璧なメソッド系英会話教材「English Reboot」をご紹介します。

この教材は、日本の中学校で教えられている英会話において基礎になるベーシックな英語知識(文法)を”ゼロから頭脳にインストール”するというコンセプトの教材になっています。

当教材は合計で「12のセクション」で構成されています。中学校の1,2,3年生の時に学習した基礎英文法をステップバイステップでメソッドにより学んでいきます。

「English Reboot」は以下の学習ステップに沿って”英語を話す為の基礎知識”を固めていき、実際の英会話で使われている「文法パターン」を使い繰り返し「アウトプット訓練」を行っていきます。

STEP1:リスニング
STEP2:リピーティング
STEP3:シャドーイング
STEP4:プラクティス
STEP5:ディクテーション

英語の知識や英単語を沢山知っているが「いざ英会話となるとさっぱり話せなくなる」といった英語学習者の為にアウトプットとリスニングに重点をおいた英語教材になっています。

英語初心者の方でもお使い頂ける学習内容・レベルになっていますので、英語の勉強をゼロからやり直したい方、英語を話せるようになりたい方にはお勧めの学習メソッドです。

 


スポンサーリンク

目次