difficultとdifficultyの違いとは? 難しい・大変という意味の英語

difficultとdifficultyの違いとは? 難しい・大変という意味の英語
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難しい、困難という意味になる英語の意味と使い方

皆さんこんにちは。マリです。今回の記事ではdifficultとdifficultyの違い、意味と使い方を紹介したいと思います。

現在、私が英語を教えている高校生もdifficultとdifficultyの違いについてよく間違えている事が多いです。difficultは中学校で学ぶ単語なので、多く方は意味、使い方を理解しているはずだと思いますが、difficultyという単語については色々なニュアンスがありますので詳しく紹介したいと思います。

それでは具体的にdifficultとdifficultyの違いとはどんなところなのでしょうか。

difficultの意味と使い方

まずdifficultは形容詞です。日本語にすると「難しい・大変」という意味になります。多くの場合「難しい」という意味で使われますが、他には意味が近い単語として、hard、tricky、toughという形容詞があります。これらの形容詞も全て「難しい」という意味になります。

使い方として、ある物事や状況の「難しさ」について話す際にdifficultを使用することができますし、人の性格が難しいという際にもdifficultを使うことができます。例えば、ある人の性格が「気難しい・頑固・扱いにくい」という際にはdifficultという単語を使うと、そういったニュアンスを表現できます。

そしてdifficultは形容詞なので比較級と最大級があり、more difficult(比較級)most difficult(最上級)というようになります。それでは実際の使い方を例文で確認してみましょう。

difficultの使い方 例文

A: How was your maths test yesterday?
(昨日の数学の試験はどうだった。)

B:  The questions were really difficult.  I’m not sure I passed, to be honest.
(問題がとても難しかったよ。正直に言うと合格したかどうかは分からない。)

A: Which do you think is more difficult, maths or English?
(数学と英語ではどちらの方が難しいと思いますか。)

B: For me, maths is more difficult than English.  But, the most difficult subject of all is French. 
(私にとって数学は英語よりも難しいです。  しかし、最も難しい科目はフランス語です。)

A:  What’s your boss like?
(上司はどんな人ですか。)

B:  He’s quite a difficult person.  He’s very stubborn and his moods are up and down.  He’s good at his job, though.
(彼はけっこう気難しい人ですよ。彼はとても頑固で気分の浮き沈みが激しいです。  でも仕事は上手です。)

difficultyの意味と使い方

difficultyは名詞です。色々な意味として使えますが、代表的なものだと以下のような意味があります。

難しさ
難題、障害、困難
大変な努力、苦労

中でも「難しさ」という使い方は日常会話で最もよく使われます。例えば、「the difficulty of the test」(テストの難しさ)や「the difficulty of living in a foreign country」(違う国に住む難しさ)という意味の使い方です。

また、to have difficulty ○○ ingという表現もよく使われます。これは「~をするには困難である」という意味になります。例えば、He has difficulty understanding complicated instructions(彼は複雑な指示を理解する事が難しい)というような文章を作る際に使えます。

そして他にも、to get into difficultiesという表現があります。これは「困難に遭遇する」という意味になります。例えば「They got into difficulties when they went swimming in the river」(彼らは川に泳ぎに行ったときに困難に遭遇した)というような文章を作る際に使えます。

それでは、実際の英語ネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。

difficultyの使い方 例文

A: I’ve almost completed this video game!
(このゲームはもうすぐ完成するよ!)

B: No you haven’t.  You only finished the easiest level.  The next level is a higher difficulty.
(違うよ。最も簡単なレベルが完了しただけだよ。 次のレベルはより高いよ。)

A: How’s your dad’s leg after his operation?
(手術後のお父さんの足の調子はどうですか。)

B: He still has difficulty walking up and down stairs, but he’s mostly back to normal now. 
(彼はまだ階段を上り下りする事が困難ですが、今ではほとんど正常に戻っています。)

A: Help! Some children got into difficulties while swimming in the lake!  They seem to have difficulty swimming back to shore!
(助けて!湖で泳いでいるときに困難に陥った子供がいる!  泳いで岸に戻れないみたい!)

B: Give me your location and we will send a rescue team.
(場所を教えてください。救助チームを送ります。)

まとめ:difficultとdifficultyの違い

まとめると、difficultは形容詞で「難しい、気難しい、大変」という意味になります。そして、difficultyは名詞で、「難しさ、困難」という意味になります。意味はよく似ていますが、単語の種類の違いがありますので、文章の中での扱い方が違います。

そして、difficultyは以下の二つのフレーズでよく使われています。

・to have difficulty ○○ing (~をするには困難である)
・to get into difficulties (困難に遭遇する)

この二つのフレーズの意味を覚えておけば色々な表現で使えると思いますので、是非この機会に覚えてみてくださいね。

difficultとdifficultyの違いとは? 難しい・大変という意味の英語

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