ネイティブが使う Here you are、Here you go以外のシーン別の色々な言い方
皆さんは、一日に何回「どうぞ」や「先にどうぞ」という単語を使っていますか?意外と自分では気が付かないくらい!?一日に何度も使う言葉なのではないかと思います。
例えば、何かを渡す時にに「はい、どうぞ」と言いますし、席を譲る際や先にドアを通す際に「どうぞ」と言うと思います。他にも沢山の例があると思います。つまり、「どうぞ」はとても役に立つ単語ですね。
しかし、英語で「どうぞ」は何と言うでしょうか?実は英語には、このような役に立つ単語がありませんので、シーンによって違う表現を使う必要があります。それでは様々なシーンで使える「どうぞ」の言い方を紹介していきたいと思います。
何かを渡す際に使う「どうぞ」の英語の言い方
下記のフレーズは全て「はいどうぞ」という意味になるカジュアルな言い方です。
- Here you are.
- Here you go.
- There you are.
- There you go.
プレゼント・贈り物を渡す際の「どうぞ」例文
This is for you. Here you are.
(あなたの為のプレゼントです。どうぞ。)
It’s just a little gift. I hope you like it. Here you are.
(つまらない物ですが、どうぞ。喜んでもらえると嬉しいです。)
許可を得る際に使う「どうぞ」の言い方
相手が「~してもいい?」と言った場合、「いいよ。どうぞ。」という返事を言う事があると思います。その際に英語では、「Sure, go ahead」というフレーズが最もナチュラルな言い方になると思います。
他の言い方もありますが、「go ahead」と答えれば特に問題はありません。
許可 例文:
A: Can I borrow your pen?
(ペンを借りていい?)
B: Sure, go ahead.
(いいよ。どうぞ。)
A: Do you mind if I close the window?
(窓を閉めていい?)
B: Sure, go ahead. It is cold in here, isn’t it.
(いいよ。どうぞ。ここは寒いよね。)
A: Can I use this chair?
(この椅子を使ってもいいですか?)
B: Be my guest.
(いいよ。どうぞ。)
A: Have you finished using the computer?
(パソコンは使い終わった?)
B: Yep, it’s all yours.
(終わったよ。どうぞ。)
席を譲る際の「どうぞ」
電車やバスでお年寄りや妊婦さんに席を譲る際、「どうぞ」を言いますね。そんな時、英語では下記のフレーズを使いましょう。
席を譲る 例文:
Would you like to sit down?
(座りませんか?どうぞ。)
Here, have this seat.
(この席をどうぞ。)
Please, have this seat.
(この席をどうぞ。)
他のシーンで譲る際の「どうぞ」
エレベーターの同乗者を自分よりも先に出させる際や、ドアを先に通させるような際には、下記のフレーズを使いましょう。
先に譲る 例文:
You go first.
(お先にどうぞ。)
You first.
(お先にどうぞ。)
Go ahead.
(お先にどうぞ。)
After you.
(お先にどうぞ。)
和英辞書で「どうぞ」を調べると、「Please」という単語が出てきますが、これは日常英会話であまり使われていない言い方です。
英会話では、「Please」は主に「お願いします」や、「~ください」という意味として使われています。
「どうぞよろしくお願いします」という日本語のフレーズは、単純に「Nice to meet you」や「Pleased to meet you」となります。
他に「~は英語で何と言うの?」という質問があれば、以下のページより是非ご連絡くださいね^^ 。当サイトの英語ネイティブのライターは読者の方からの質問にお答えします!