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by, until, tillの違いと使い方、意味 「~まで」と期限を表す3つの前置詞の違い

ByとUntilの違いと使い方 「~まで」と期限を表す前置詞の使い方
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期限を表す前置詞 byとuntilとtillの違いと使い方、単語の意味を詳しく解説します!



カイリー
カイリー
皆さん、こんにちは。オーストラリア人のカイリーです。皆さんは「~まで」と期限を表す前置詞の「byとuntilとtillの違い」をご存知でしょうか?

byuntil」は両方とも前置詞なので、それぞれに色々な使い方がありますが、今回の記事では「まで」という意味の使い方ついて詳しく紹介してみたいと思います。


英語学習者の中には「前置詞の覚え方」について苦労されている方は多いと思います。そして、最近では「イメージで前置詞を覚える」という方法も注目されているようです。

そんなニーズがあるくらいですから、やはり、日本の英語学習者の中には前置詞の扱い方に苦戦している方は多いようです。私の個人的な意見でも「イメージ法を使って前置詞を覚える」という方法は良い勉強法だと思っていますので、活用されると良いかもしれません^^。

それでは「~まで」という意味になる「by」と「until」にはどのような違いがあるのでしょうか?







byの意味と使い方


By~」は「時間の限界」や「締め切り」の話をする際に使う前置詞になります。「ある時までに何かを終わらせる」というニュアンスがあります。

言葉の説明だけでは、イメージしにくいと思いますので、実際のネイティブのbyの使い方を例文で確認してみましょう。


ByとUntilの違いと使い方 「~まで」と期限を表す前置詞の使い方

ネイティブの「by」の使い方 例文:



Finish this report by 5pm.
(このレポートを5時までに終わらせてください。)
※締め切りがありますので「by」を使います。


I should have finished this project by this time tomorrow.
(私は明日の今頃までにこのプロジェクトを終わらせる予定です。)


Will you be home by 6?
(あなたは6時までに家に帰ってくると思う?)
※「6時前に帰ってくる」というニュアンスになります。


Please get to the office by 8:30am.
(朝の8時半までに事務所に来てください。)


Please hand in this report by Friday.
(このレポートを金曜日までに提出してください。)




untilの意味と使い方


次に「until」という前置詞は「未来のある時間まで続く事」を表す場合に使います。しかし、締め切りの話ではなく「何時までやり続ける」といったような話をする際に使う前置詞になります。

それでは実際のネイティブの「until」の使い方を例文で確認してみましょう。


ネイティブの「until」の使い方 例文:



I was working until midnight last night.
(私は昨日、夜の12時まで働いていました。)
※つまり夜の12時まで仕事が続いたという事。


I will stay at my grandmother’s house until Saturday.
(私は土曜日までおばあちゃんの家で泊まります。)


I was overweight until recently.
(私は最近まで太っていました。)
※ニュアンス的に「最近まで太っていたが今は痩せています」という意味。


I played soccer until 8pm last night.
(私は昨日の8時までサッカーをやっていた。)


She was single until last year.
(彼女は去年まで独身でした。)




不定文で「until」を使った場合


不定文で使った場合は「until」の意味が変わります。不定文の場合は「~までは~しない」や「~になってようやく~」という意味になります。それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。


「until」を否定文で使った際の例文:



Nobody arrived until 8pm.
(8時までは誰も着いていなかった。)
※しかし、8時から人が到着しはじめたというニュアンス。


We had no snow until February last year.
(去年は2月になってやっと雪が降りました。)


I don’t want to get married until I’m 30.
(私は30歳になるまで結婚したくない。)




tillの意味と使い方


最後の前置詞として紹介するのは「till」という単語です。この「till」は「until」の省略なので、全く同じ意味で使い方も同じです。

しかし、「till」は主に「話し言葉」なので、正式なライティングでは使いません。「till」は主に会話で使う言い方なので、英語を書く際に使う単語ではありません。

ですが、小説などで「人の言った言葉を引用する」という際には「till」を書いても大丈夫です。場合によって「‘til」という書き方も使われていますが、これは主に古い小説や古いライティングで使われている書き方になります。

それでは、ネイティブの「till」の使い方を例文で確認してみましょう。


「till」の例文:



Mum, I won’t be home till late tonight.
(お母さん、私は今夜遅く帰ってくるよ。)


I waited for you till midnight!  Where were you?!
(私は夜の12時まであなたを待ってたよ。どこにいたの?)


I’m going to work till late tonight.
(私は今夜遅くまで働くよ。)




byとuntilの違い:まとめ


今回のポイントをまとめると、「by」は締め切りの話をする際に使う前置詞です。そして「until」は”ある時間まで続く行為”の話をする際に使う前置詞になります。

「till」という話し言葉がありますが、これは「until」の省略でフォーマルなライティングで使いません。

今回紹介した「by、until、till」は実際の英会話で非常に役に立つと思いますので、この機会に是非正しい使い方を覚えておきましょう! そして会話で使ってみてくださいね^^

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