「緑」は英語で何と言う? 緑色は「green」だけじゃない!

「緑」は英語で何と言う? 緑色は「green」だけじゃない!
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英語で「緑色」や「自然の緑」、「緑が多い」って何と言う?

スコット
こんにちは。カナダ人のスコットです。皆さんは「」は英語で何と言うのかご存知でしょうか?多くの方はすぐに「緑はgreenでしょう!」と答える方が多いと思いますが、実は「green」以外の他の言い方も沢山あります。

何故なら、「緑」はただの「色の言い方」だけではなく、自然の「」という言い方もありますね。例えば、「緑が多い」や「緑が美しい」、「緑が生い茂っている」などの表現があります。

そこで、今回の記事では、そういった「緑」の英語の言い方も合わせて紹介してみたいと思います。それでは、「緑」は英語で何と言うのでしょうか?

英語で「緑色」という意味になる単語と由来について

英語で「緑色」という意味になる単語と由来について

実は、英語で色の「緑(色)」は「green」だけではなく、他にも色々な英単語が使われます。しかし、日常会話では一般的に「緑の色」という際には「green」が最もよく使われています。

この「green」という単語の発音は「グリーン」なので、日本語と同じ発音です。この単語は主に”形容詞”として使われていますが、名詞としても使う場合があります。

少し歴史的な話になりますが、この「green」という単語はとても長い間(昔から)英語で使われている単語です。元々はゲルマン語に由来がある単語です。

そして、英語の「grass草・芝生)」と「grow生える)」という単語は「green」が元になって出来た単語だそうです。

それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。

greenの使い方 例文:

He was wearing a green sweater.
(彼は緑色のセーターを着ていました。)

My girlfriend has green eyes and blonde hair.
(僕の彼女は目が緑色で髪の毛が金髪です。)

Green doesn’t suit you. You should wear blue.
(緑はあなたに似合わないよ。青いのを着た方がいいよ。)

You very rarely see green cars. I wonder why?
(緑色の車は滅多にみないね。どうしてだろうね。)

「エコ」や「環境に良い」という意味のgreenの使い方

「エコ」や「環境に良い」という意味のgreenの使い方

「green」という単語には、他の意味もあります。これは最近によく使われる意味ですが「green」は「エコ」や「環境に良い」という意味もあります。

それでは、実際の使い方を例文で確認していきましょう。

「エコ(eco)」という意味のgreenの使い方

This politician is interested in green issues.
(この政治家は環境問題に興味があります。)

This car is very green.
(この車は環境に良い。)

「顔色が悪い」や「嫉妬」という意味の「green」

「顔色が悪い」や「嫉妬」という意味の「green」

そして、「green」には他にも「顔色が悪い」や「嫉妬」や「ジェラス」というニュアンスを与える事が出来る単語です。

I turned green when I saw his injury.
(彼の怪我を見た時に顔色が悪くなった。)

When I saw her diamond ring, I went green with envy.
(私は彼女のダイアモンド指輪を見て嫉妬しました。)

エメラルド色の緑という際のgreenの使い方

エメラルド色の緑という際のgreenの使い方

次は「emerald」(エメラルド)という単語は元々は緑色の宝石の名前ですが、その色を表現する”形容詞”としてもgreenは使えます。つまり、エメラルドの色=「緑色」という意味としても使える単語です。

そして、アイルランドという国は緑が多いので、「Emerald Isle」(緑色の島)というニックネームがあります。アメリカのシアトル市も雨が良く降る影響で緑が多いので「Emerald City」(緑色の都市)というニックネームがあります。

emeraldという意味の使い方 例文

Her eyes were emerald.
(彼女の目は緑色でした。)

He was wearing an emerald sweater.
(彼は緑色のセーターを着ていました。)

My favorite color is emerald green.
(私の好きな色はエメラルド色です。)

I think you should wear the emerald dress to the party.
(あなたはパーティーに行く時にそのエメラルド色のワンピースを着た方がいいと思う。)

Her eyes are emerald green.
(彼女の目はエメラルド色です。)

ミント色の「緑」=「ミントグリーン」の使い方

ミント色の「緑」=「ミントグリーン」の使い方

次に紹介するには「mint」(ミント)というグリーン系の色を表現する際の使い方です。この単語は元々「ミントの葉っぱの色」から来ている単語です。

1920年代頃から色を表現する単語として「mint」は使われているそうです。日本語でも色を表す際に「ミントグリーン」という表現が使われていますね。

mintの使い方 例文

I painted the walls in my bedroom mint green.
(私は寝室の壁をミントグリーン色で塗りました。)

The man wearing the mint colored shirt is my father.
(ミントグリーン色のシャツを着ている男性は私の父親です。)

I don’t like the color mint green.
(私はミントグリーンの色が好きではない。)

My company’s logo has mint green characters.
(私の会社のロゴは文字がミントグリーン色です。)

緑系の色として「ライムグリーン(lime green)」の使い方

緑系の色として「ライムグリーン(lime green)」の使い方

次に紹介する緑系の色を表現する単語として「lime」という単語があります。これは果物の「ライム」の色から来ている色の言い方です。ライムグリーンという色味は「緑と黄色の中間色」といったカラーですね。

それでは、実際の使い方を例文で確認していきましょう。

limeの使い方 例文

Could you pass me the lime green cup?
(ライムグリーン色のコップをとってくれる?)

I like your dress.  What color is it? Lime green?
(あなたのワンピースは素敵ですね。何色なのかな? ライムグリーンかな?)

Lime green is going to be popular this season.
(このシーズンにはライムグリーン色は流行るらしい。)

Lime green is my favorite color.
(私の好きな色はライムグリーンです。)

他の「緑色」という意味になる英単語

上記で紹介した以外にも「緑色」という意味になる英単語は沢山あります。例えば:

  • teal (緑と青の間)
  • sea green (海の色)
  • bottle green (ダークグリーン)
  • pea green (グリーンピースの色)
  • aquamarine (アクアマリン)

「自然の緑」は英語で何と言う?

自然の「緑」という意味になる英語は?

次に紹介するのは「緑色」という色に関する単語ではなく、「自然」という意味として使える「緑」の言い方です。

例えば、「この辺は緑が多い」や「緑が美しい」という表現は会話によく出ますね。それでは、こういった「緑」の使い方は英語でどのように表現するのでしょうか? 

「自然」という意味の「greenery」の使い方

自然の「緑」という意味になる英語は?

英語ネイティブは「自然の緑」という際に「greenery」という単語をよく使います。このgreeneryは名詞で、「植物の多いところ」というニュアンスを与える単語です。発音は「グリーナリー」に近いです。

greeneryの使い方 例文

I like living in the countryside.  Being surrounded by greenery makes me happy.
(私は田舎に住む事が好きです。緑に囲まれると幸せになります。)

There is a lot of greenery near where I live.
(私が住んでいる所の近くには緑が多いです。)

My grandfather’s house is surrounded by greenery.
(私のおじいさんの家は緑に囲まれています。)

I don’t like living in big cities because there isn’t enough greenery.
(私は大都会に住む事が好きではない。何故なら、緑があまりないからです。)

Which ward in Tokyo has the most greenery?
(東京の一番緑の多い区はどれですか?

緑が多い田舎という意味の「countryside」の使い方

緑が多い田舎という意味の「countryside」の使い方

もう一つの「緑」という意味になる英単語は「countryside」です。countrysideは「田舎」という意味の単語ですが、「緑」という意味としても使えます。それでは、実際の使い方を例文で確認してみましょう。

countrysideの例文

The car raced through the countryside roads.
(車は緑の中に走っていった。)

I want to live in the middle of the countryside.
(私は緑の多い田舎の中に住みたい。)

Living in the countryside is good for children.
(緑の多い田舎に住む事は子供にとって良いでしょう。)

I prefer to live in the countryside.
(私は緑の多い田舎に住んだ方が良いと思う。)

他の「自然の緑」という意味になる英単語

他にも、「自然の緑」という意味になる英単語として「woods)」や「forest)」などの単語も「緑」という意味として使えます。そして、「nature自然)」という単語も使えます。

「自然の緑」という意味の使い方 例文

a cafe in the woods
(緑の中のカフェ)

a house in the woods
(緑の中の家)

walking in the forest
(緑の中に歩く)

surrounded by nature
(緑に囲まれている)

「緑」という意味になる英語のまとめ

まとめると、英語で色を表す際の「緑色」は大体「green」という言い方になります。しかし、緑色の種類によって違う言い方を使います。

自然の「緑」は殆どの場合「greenery」という言い方になりますが、「countryside」、「woods/forest」、「nature」という言い方も使えます。

以上、今回は英語で「緑」という意味になる英単語や表現を紹介してみました。当サイトの英語ネイティブライターに質問があれば、是非ご連絡くださいね!

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