使い分けの違い

dataの複数形と単数形は同じ? 違う? dataの意味・使い方・複数形を徹底解説

「data」の複数形と単数形は同じ? 違う? dataの意味・使い方・複数形を徹底解説

dataの意味、使い方、複数形での使い方を詳しく解説


カイリー
カイリー
皆さん、こんにちはカイリーです。今回の記事では、「dataの意味・使い方・複数形」について詳しく解説してみたいと思います。また、dataの複数形と単数形は同じ扱い方なのか?という点についても紹介していきます。


実は今回の「data」に関するテーマは、英語を勉強しているある方に聞かれた質問が元になっています。どんな質問だったのかというと「data」(データ)の複数形の扱い方についての質問です。

その方は「dataの複数形は何ですか?」、「単数形と同じようにdataでよいのでしょうか?」、「それともdatasになるのでしょうか?」という事を疑問に思っていました。

実は私は過去にも他の英語学習者の方に同じような質問をされた事があります。ですから、「dataの複数形」について気になっている英語学習者の方もいらっしゃると思います。

以上の事から、今回の記事では「dataの複数形」と「英語の複数形の作り方・扱い方」についても合わせてお話してみたいと思います。





英語の複数形の作り方のルールと例外


英語の複数形の作り方のルールと例外
英語では、一般的に名詞を複数形にする際には単純に「s」を付けるだけです。例えば、「dog」(犬)の複数形は「dogs」になり、「cat」(猫)の複数形は「cats」になります。

そのルールを覚えれば一般的にどの名詞であっても複数形は簡単に作れます。このルールについては分かりやすいですよね。しかし、残念な事にこれに例外があります。そういった例外は「不規則複数形」といいます。

例えば、「mouse」(ねずみ)の複数形は「mouses」ではなく「mice」(発音:マイス)になります。「goose」(ガチョウ)の複数形は「geese」(発音:ギース)になります。こういった「不規則複数形」は意外と多いです。

もう一つ例外の種類は「不可算名詞」になります。「不可算名詞」とは、具体的に数を数えられない名詞というコンセプトです。例えば、「water」(水)は不可算名詞の良い例です。

water(水)は、一つ一つに分けられる物ではないので複数形には出来ません。つまり、「水の数」ではなく「水の量」で表しますね。ですから、「waters」という複数形は使いません。

水をカウントする場合には「100mlの水」、「コップ1杯の水」などの言い方になります。「コップ2杯の水」を英語にする際には「2 waters」ではなく、「2 glasses of water」という言い方を使います。

一般的に、液体(水、牛乳、お茶、コーヒー、ジュースなど)は全て「不可算名詞」です。つまり、複数形にはしません。

その代わりに「液体が入っている容器」を使って複数形にする必要があります。例えば、「2 bottles」や「2 glasses」、「2 cups」などの言い方になります。

他にも不可算名詞は沢山あります。例えば、米、小麦粉、砂などの物も簡単に数を数えられないので、量や器の数を数えるしかありません。そして、抽象的なコンセプトも多くの場合、数えられない名詞です。

例えば、「advice」(アドバイス)、「motivation」(モチベーション)、「chaos」(カオス)などのコンセプトも不可算名詞です。

それでは、これから「data」の意味と単数形の使い方、複数形の使い方をさらに詳しくクローズアップしていきます。





dataの複数形は何? 単数形と同じ?


dataの複数形は何? 単数形と同じ?
data」という英単語は日本語で「データ」という意味になります。しかし、「data」という単語の由来は英語ではなく、ラテン語です。そして、元々のラテン語で「data」はもうすでに複数形です。

実は、正しい単数形は「datum」(発音:デイタム)になります。そのため、正しい英語では、「1つのデータ」は「one datum」になり、「いくつかのデータ」という際には「a lot of data」になるはずです。

しかし、最近「datum」という単数形の単語は使われなくなってきています。もっと言うと、datumという単語はとても古臭くマニアックな単語というイメージがある為に現在は誰も使っていません。

そして、「datum」という単語自身を知らない英語ネイティブは多いと思います。下記のグラフを見ると「datum」の使用率を見る事が出来ます。

このグラフをみると単語を使う人は明らかに減っていますね。datumが使われていたピークは60年代でした。それ以来、みんな使わなくなっていると思います。




その理由としては「data」という元々の複数形の単語は英語で「不可算名詞」として使われるようになってきています。

英語ネイティブは「data」が数えられない物だと思っている人が多いので、「water」、「rice」などの物と同じように扱われるようになっています。

「data」を単数形にしたい際に、「one datum」ではなく、「one piece of data」や「one data point」という言い方を使う人が増えています。当然「datas」という言い方も使われていません。

その昔、「datum」と「data」を分けて使う人は多かったので、単数形と複数形に合わせて、「datum is ○○」や「data are ○○」という文法を使っていました。

しかし、現在、複数形の「data are ○○」という文法は滅多に見かけません。現在、「data」は不可算名詞として扱われ「data is ○○」という言い方が一般的です。




モダンな英語のdataの使い方1:

  • The data is interesting.(正しい使い方)
  • The data are interesting.(間違った使い方)※一応正しい英語ですが古い使い方



英語ネイティブの若者は一般的に「data」を不可算名詞として扱う傾向がありますが、年配の人や伝統的な英語を使う人は「datum」と「data」を分けています。

そして、英語圏の国のメディア、特に新聞、出版社、雑誌などによっても異なる使い方のルールがあります。例えば、イギリスの「The Guardian」という新聞はモダンなライティングスタイルを使って「data」を不可算名詞として扱っています。


しかし、イギリスのOffice for National Statistics(国民統計局)は古いスタイルを現在でも使っています。つまり、「datum」と「data」を分けています。


結局、同じ国の中でも「data」の使い方の違いがあります。しかし、ネイティブである私の意見では、モダンなスタイルを使った方が良いと思います。

つまり、「datum」という単数形を使わないで「data」を不可算名詞として考えた方が良いと思います。


モダンな英語のdataの使い方2:

  • The data is interesting.
  • The data are interesting.(間違った使い方)※一応正しい英語ですが古い使い方





data の正しい複数形の使い方 例文



We collected a lot of data on this subject.
(このテーマについて沢山のデータを集めました。)


We analysed the data and came to an interesting conclusion.
(私たちはデータを分析して面白い結論を出します。)


How much data did you collect?
(あなたはどのくらいのデータを集めましたか。)


This data is very difficult to understand.
(このデータはとても分かりづらいです。)


Look at this data point. What do you think it means?
(このデータ点を見てください。どういう意味だと思いますか。)


The data took a long time to collect.
(このデータを集めるのは長い時間がかかりました。)





まとめ:「data」の複数形と単数形について


「data」の複数形と単数形について
まとめると、「data」はラテン語由来の単語で、元々複数形の単語です。単数形は「datum」です。しかし、現代の英語では「data」は不可算名詞として扱われています。

つまり、複数形と単数形を分けていません。そのため、一つの「データ」について話す際には古臭い「datum」ではなく、「a piece of data」や「data point」、「data item」などの単数形を使います。

そして、「data」は不可算名詞になっていますので「the data is ○○」という言い方を使います。

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  • ステップ2: リピーティング
  • ステップ3: シャドーイング
  • ステップ4: プラクティス
  • ステップ5: ディクテーション


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