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「ウイルス」と「バイ菌」、「細菌」は英語で何と言う?

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病名や医学用語に関する英語「ウイルス、バイ菌、細菌」は英語で何と言う?


スコット
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こんにちは。カナダ人のスコットです。今回の記事では、最近世界中で話題になっている「ウイルス」、「ばい菌」、「細菌」は英語で何というの?」というテーマで色々な英語表現を紹介していみたいと思います。


最近、世界中で新型コロナウイルスが流行っている影響もあり、ウイルスやバイ菌などの話をよく耳にすると思います。しかし、英語圏の国の友達や知人と会話する際にウイルス、ばい菌といった、ちょっと医学的なボキャブラリーをご存じない方も多いと思います。

そのため、今回の記事では、「伝染病に関する英語のボキャブラリー(ウイルス、ばい菌、細菌)」を紹介してみたいと思います。そして、単語の言い方だけではなく、実際に使える例文も合わせて紹介したいと思います。

それでは、「ウイルス」、「バイ菌」と「細菌」は英語で何というのでしょうか? それぞれの違いは?





「ウイルス」は英語で何というの?


「ウイルス」は英語で何というの?
「ウイルス」は英語で「virus」と言います。ウイルスの正しい発音は「ヴァイラス」に近いです。日本語の「ウイルス」という言い方は元々はラテン語の発音が由来になっています。

英語の「virus」も同じ由来ですが、発音が英語風に変化していますので「v」(ヴィ)がはっきりと発音されています。

ラテン語の「virus」は元々「毒・べたべたしている液体」という意味でした。ウイルスの存在は1880年代に発見されました。その後、virusの意味が現在の意味となりました。

「virus」は”名詞”ですが、他の関連する”形容詞”もあります。例えば、「viral」(発音:ヴァイラル)は「ウイルスの、ウイルスが原因の」という意味になります。

そして「antiviral medicine」は「抗ウイルス性薬」という意味になります。「virulent」という関連ボキャブラリーもあります。この単語は「伝染性の強い○○」という意味になります。

例えば、「virulent disease」(病原性疾患)という医学用語の表現があります。それでは、実際の「virus」の使い方を例文を通して覚えてみましょう。



virusの使い方 例文



My daughter has got a virus so she can’t go to school this week.
(娘はウイルスに感染したので今週学校に行けません。)


You can’t take antibiotics for a virus. It won’t work.
(ウイルスに感染した際には抗生物質は飲めません。抗生物質はウイルスには効果がないので。)


There’s a nasty virus going around at the moment.
(今悪いウイルスが流行っていますよ。)


The doctor says it’s a viral infection. He didn’t give me any medicine.
(医者によるとウイルス性の病気です。薬は処方されませんでした。)


When I had the flu, the doctor gave me some antiviral medicine.
(私がインフルエンザになった時には、医者が抗ウイルス薬をくれました。)






「ばい菌」や「細菌」は英語で何という?


「ばい菌」や「細菌」は英語で何というの?
細菌」英語で「bacteria」という言い方になります。実は、「bacteria」は”複数形”です。単数形は「bacterium」になりますが、一般的に、ある一つだけの細菌の話をする事はありませんので、複数形の「bacteria」の方が使われます。

「ばい菌」という言葉は日本語のニュアンスでは「病気を起こす悪い細菌」になると思います。しかし、英語では「良い細菌」でも「悪い細菌」でも「bacteria」と呼びます。

英語では「pathogen」(発音:パソジェン)という単語があります。「pathogen」とは「ばい菌」のニュアンスに近いですが、「病気を起こすウイルス・寄生虫」といった意味も含まれています。

つまり、「pathogen」は「細菌」だけではありません。他には、「germ」という単語もあります。「germ」は日本語にすると「ばい菌」のようなニュアンスの単語です。

つまり、「病気を起こす細菌、ウイルスなど」という意味です。「germ」という単語は医学用語ではなく、一般の人が使うカジュアルな単語です。

そして、イギリス英語では「bugs」という言い方も使います。イギリス人が使う「bugs」は「ばい菌」というニュアンスになります。ばい菌を殺す「抗生物質」という薬は英語で「antibiotics」といいます。


bacteriaの使い方 例文



This disease is caused by bacteria.  You should take antibiotics to get rid of the infection.
(この病気はバイ菌によって起こされています。治すためには抗生物質を飲んだ方が良いでしょう。)


There are good bacteria living in your gut.  These gut bacteria help with digestion.
(腸の中に「良い菌」がいます。これらの腸内菌の手助けをしますよ。)


Washing your hands with soap won’t kill bacteria but it will wash them away.  That’s why you should always wash your hands before eating.
(石鹸で手を洗う事はバイ菌を殺すわけではありませんが、流します。だから食べる前には必ず手を洗う必要があります。)


Don’t touch that handrail!  It’s covered in germs!
(その手すりを触らないで! バイ菌だらけだから!)


The body produces a fever in order to kill the pathogen. When the immune system has got rid of the infection, the fever will go away.
(体がバイ菌を殺すために熱を出します。免疫系がバイ菌を殺したら、熱は下がります。)






他の役に立つ「伝染病」に関する英語の用語


他の役に立つ「伝染病」に関する英語の用語
最後のセクションでは、他の「伝染病」に関する英語を紹介したいと思います。最近、コロナウイルスの影響もあって伝染病に関するテーマの話が多いと思いますので、これらの単語やフレーズは役に立つと思いますので、紹介してみたいと思います。


  • pandemic = パンデミック(病気・伝染病が全国的に(または全世界に)流行っている状態)
  • epidemic = 伝染病が流行っている状態(パンデミックより狭いエリアで流行っている)
  • infectious disease = 伝染病
  • immune system = 免疫系
  • vaccine (発音:ヴァクセィーン)= ワクチン
  • pneumonia (発音:ニューモニア)=(肺炎)
  • quarantine (発音:クウォランティーン)= 検疫
  • fever = 熱
  • symptom = 症状




伝染病に関する用語:使い方の例文



There was a terrible influenza pandemic in 1918.
(1918年にはひどいインフルエンザのパンデミックがありました。)


The government is taking action to halt the epidemic.
(政府は感染病の流行を止めるためにアクションを起こしています。)


This virus causes a dangerous infectious disease.
(このウイルスは危ない伝染病を引き起こします。)


He is only a baby so his immune system is not fully developed.
(彼はただの赤ちゃんだから免疫系がまだ発達していません。)


Researchers are developing a vaccine for this disease.
(研究者は現在この病気を防ぐためのワクチンを調べています。)


This virus can cause pneumonia.
(このウイルスは肺炎を引き起こします。)


Those with symptoms should be put into quarantine.
(症状のある人は検疫されるべきです。)


A high fever is a common symptom of this infectious disease.
(高熱はこの伝染病によくある症状の一つです。)





まとめ:「ウイルス」と「バイ菌」、「細菌」に関する英語


まとめると、「ウイルス」は英語で「virus」になり、「細菌・ばい菌」は英語で「bacterium/bacteria」になります。

しかし、他の医学用語やカジュアルな言い方もありますので、この記事で紹介したボキャブラリーは出来るだけ全て覚えておくと役に立つ事があると思います。

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