英語で知らない・分からない・確信が持てないという意味の表現
今回の記事では間違えやすい表現として「I don’t knowとI’m not sureの違い、意味、正しい使い方、ニュアンス』について詳しく紹介します。
“I don’t know”や、”I’m not sure”という表現は日常英会話でよく使われている「口癖のようなフレーズ」です。この二つの表現はとても似た意味ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。
英語ネイティブが使うような正しい「I don’t know」と「I’m not sure」の使い方を身につける為にも、それぞれの違いとニュアンス・使い方をクローズアップしたいと思います。
I don’t knowの意味と使い方・ニュアンス
英語の「know」は「知る」、「分かる」という意味になります。「don’t」を付けると「否定文」になり、「知りません」や「分かりません」という意味になります。
ですから、英語で「I don’t know」は「私は知りません」や「私は分かりません」という”強い意味”を含む言い方になります。それでは、実際の使い方を例文でみていきましょう。
I don’t knowの使い方 例文:
A: When is the next train to London?
(次のロンドン行きの電車はいつですか?)
B: I’m sorry, I don’t know.
(ごめんなさい。知りません。)
A: What’s this?
(これは何ですか?)
B: I don’t know.
(分かりません。)
I don’t know this song. Who sung it?
(私はこの歌が分からないね。誰が歌っていた?)
また、「I don’t know」の代わりとして、以下のようなフレーズを使う事も出来ます。
例えば:
- I have no idea.
- I haven’t got a clue.
これらのフレーズは”かなり強い言い方“です。
ですから、「I don’t know」と「I don’t understand」の使い方を間違いないようにしましょう。「I don’t understand」は「私は意味が分かりません」という意味になります。
I’m not sureの意味と使い方とニュアンス
I’m not sureの『sure』という単語は形容詞で「確信がある」という意味になります。つまり「I’m not sure」は直訳すると「私は確信が持てない」という意味になりますので、「I don’t know」よりは強い表現ではありません。それでは、表現のニュアンスを実際の例文でみていきましょう。
I’m not sureの使い方 例文
A: When is the next train to London?
(次のロンドン行きの電車はいつですか?)
B: I’m not sure, but I think there’s one in ten minutes’ time.
(よく分かりませんが、多分、10分後に電車が来ると思います。)
※つまり、「確信を持っていないが、多分~」という意味になります。
A: What’s this?
(これは何ですか?)
B: I’m not sure. Is it used for cooking?)
(よく分かりませんが、調理用のものかしら?)
A: Do you know his name?
(彼の名前を知っていますか?)
B: I’m not sure, but I think it might be Mike.
(私は確信を持ていないけど、多分、マイクだと思う。)
「I’m not sure」の代わりに「I’m not certain」や「I’m not positive」というフレーズを使う場合があります。例えば、例を挙げると。
A: When is the next train to London?
(次のロンドン行きの電車はいつですか?)
B: I’m not certain, but I think there’s one in ten minutes’ time.
I’m not positive, but I think there’s one in ten minutes’ time.
(よく分かりませんが、多分、10分後に電車が来ると思います。)
「I’m not sure」はそのまま使えますが、「I’m not certain」と「I’m not positive」は主に「but ~」(だけど、~)と一緒に使います。
今回は意味は似ているけど使い方が微妙に違う「I don’t know」と「I’m not sure」の違い、ニュアンス、使い方について紹介してきました。
やはり正しい英語表現は、自分の言葉として使いこむ事によって、自然と身につくものなので、今回の表現も英会話をする際に出来るだけ積極的に使ってみてくださいね^^
他にももっとこんな英語表現が知りたい!という方、英語のニュアンス、英語を勉強していて気になる事がある方という方は是非、当サイトの英語ネイティブにご質問下さいね。