ネイティブの日常英会話でよく使うsweetの意味と使い方
今回の記事はネイティブの日常英会話でよく使われる「sweetの意味と使い方」を紹介してみたいと思います。
ちょっと前の話になってしまいますが、私は日本人の友達にバレンタイン・ディのチョコレート(義理チョコかな?^^)をもらいました。
その際に私は、「Oh, that’s so sweet of you! Thank you!」という言葉で、そのお礼を言いました。しかし、その友達は「sweet」という言葉にちょっとびっくりしたようです^^。
彼女はその際に「甘い? 私が甘いの?」「それってどういう意味?」と言って不思議に思ったようです。
実はこの文脈の「sweet」は「甘い」という意味になりません。英語の「sweet」には以下のような様々な使い方があります。
- 甘い
- 可愛い
- 優しい
- カッコいい、いいねえ
「甘い」という意味のsweetの使い方
「甘い」という意味の「sweet」は日本の中学校1年生の時に教えられていますので、皆さんもよくご存知だと思います。
そして、比較級を使う場合には「sweeter」になり、最大級を使う場合、「sweetest」になります。それでは、例文で実際の使い方をみていきましょう。
甘いという意味で使う例文:
This cake is too sweet for me.
(このケーキは私に甘すぎる。)
This apple is sweeter than that one.
(このりんごはそのりんごより甘いです。)
I don’t like sweet things.
(私は甘いものが好きではない。)
「可愛い」という意味のsweet
可愛い子供(特に女の子)の話をする際には、「sweet」という形容詞を使えます。アメリカ英語では「cute」という形容詞の方が使われていますが、イギリス英語では「sweet」も使えます。
最近は、「sweet」の代わりに「adorable」という単語の使用が増えている気がします。
可愛いという意味で使う例文:
Your daughter is so sweet.
(娘さんはとても可愛いですよ。)
Don’t you look sweet in that new dress!
(あなたはその新しいドレスを着ると可愛いね!)
※子供と話している大人の台詞
My baby girl looks so sweet when she’s asleep.
(私の赤ちゃんは寝ている時に凄く可愛くみえるよね。)
「優しい」という意味のsweet
「Sweet」は「優しい」や「思いやりがある」という意味にもなります。子供にも大人に対して使う事が出来ますが、主に女性に対して使う単語です。
「Sweetie」という名詞は「優しい人」という意味で使われています。しかし、「sweetie」は少し「ふざけた」ニュアンスが含まれていますので、年上の人に対して使う事はあまりお勧めしません。
優しいという意味で使う例文:
Did you make this birthday cake for me? That’s so sweet of you!
(このバースデイケーキを私の為に作ってくれたの?それは凄く優しいね!)
My brother’s girlfriend is so sweet.
(私の弟の彼女は凄く優しい人です。)
I think Mike is really sweet. He always gives his wife a card and a present on Valentine’s Day.
(マイクは凄く優しい人だと思う。彼はいつもバレンタインの日に奥さんにカードとプレゼントを贈ります。)
「かっこいい」や「いいねえ」という意味のsweet
皆さんは「awesome」という英単語が知っていますか?「Awesome」は「かっこいい!」や「いいね!」という意味になる英語です。「Sweet!」という単語も同じ意味になります。
英語圏の若者は「awesome」だけではなく、「sweet」というスラングも使います。
いいねという意味で使う例文:
A: I got tickets for that concert!
(あのライブのチケットが取れたぞ!)
B: Sweet!
(いいね!)
※この文脈では「うらやましいね!」というニュアンスも含まれています。
A: Have you seen his new car?
(彼の新しい車を見た?)
B: Yeah man, it’s sweet.
(見たよ。超カッコいいよ。)
That is one sweet ride!
(それは超カッコいい車だよ!)
Sweetのスラングとしての意味と使い方
最後に紹介するのは、Sweetのスラングの使い方です。例えば、「sweet FA」という表現があります。これはイギリス英語のスラングで「全く何もない」や「ゼロ」という意味になります。それでは、実際の使い方を例文で確認してみましょう。
「全く何も」という際の使い方 例文:
You’ve been doing sweet FA all day!
(あなたは今日全く何もしてないだろう!)
A: What did you boyfriend get your for your birthday?
(彼氏は誕生日に何をくれたの?)
B: Sweet FA
(全く何もくれなかったよ。)