英語で「濃い」という表現は何と言う?
今回の記事は以前にも紹介した、「英語にしずらい日本語の表現」をテーマに記事を書いてみたいと思います。
今日これから紹介する表現は「濃い」という形容詞です。この「濃い」という表現をする際には、英語だと様々な言い方があります。
この単語は英語で表現する際に色々な意味、ニュアンスで使われる事が多いです。では、まずは日本語の意味からぞれぞれの使い方をみていきましょう。
1. 味、色などが強く濃いという場合
2. 毛などが濃いという場合
3. 顔が濃いという場合
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英語で「味や色などが強い・濃い」という際の表現
英語で「味が濃い」という場合は、「strong」という形容詞を使います。「色が濃い」という場合は「deep」という形容詞を使います。
チョコ等のクリーミーで贅沢な濃い味がする物の場合は「rich」という形容詞を使います。甘くない食べ物(例えばラーメンの味など)の味が濃い場合には、「thick」という形容詞を使います。
また、「化粧の話が濃い」という表現をする場合は「heavy」か「thick」という形容詞を使います。
それでは、例文で実際の使い方をみていきましょう。
例文:
This coffee is too strong for me.
(このコーヒーは濃すぎるよ。)
Her skirt was a deep red color.
(彼女のスカートの色は濃い赤でした。)
This cake is so rich! It’s delicious!
(このケーキは濃くて!美味しい!)
I prefer thick ramen soup, such as miso or tonkotsu.
(私は味噌や豚骨のような濃いラーメンが好きです。)
She always wears very heavy make-up.
(彼女はいつも化粧が濃い。)
英語で「毛などが濃い」という際の表現
こういった表現も意外と使いますよね(笑)。
「髪の毛や、眉毛、体の毛が濃い」という場合には「thick」という形容詞を使います。しかし、「胸毛が濃すぎる」などのネガティブな言い方をする場合には、「excessive」という単語を使えばいいです。
「Bushy」という単語を使うと、「濃くてもじゃもじゃ」というニュアンスを表します(笑)。これも結構使えそうな表現ですよね^^
例文:
He has very thick hair.
(彼の髪の毛は濃いです。)
※つまり、「髪の毛が沢山ある」
My brother has bushy sideburns.
(私の弟はもみあげがとても濃い。)
He has a very thick and bushy beard.
(彼の髭は濃くてもじゃもじゃです。)
He has an excessive amount of chest hair.
(彼の胸毛は濃すぎる。)
Her eyebrows are very thick.
(彼女の眉毛はとても濃い。)
英語で「顔が濃い」という際の表現
日本語では、「顔が濃い」、「顔が薄い」という表現があると思います。そして「顔が濃い」は、「顔のパーツははっきりしている」という意味になると思います。
これを英語にした場合、「to have strong features」や「be strong-featured」という表現を使います。もう一つ別の言い方としては「to have defined facial features」という言い方があります。
男性の場合は「chiseled」という単語を使っても大丈夫です。これは「彫刻のように顔の形がはっきりみえる」というニュアンスの単語です。
では、実際の使い方をみていきましょう。
例文:
I have heard that Okinawans have strong features. I wonder if this is true?
(「沖縄の人は顔が濃い」と(という噂)聞いた事があります。それは本当かな?)
Her boyfriend has very strong features. I think he’s quite handsome.
(彼女の彼氏は顔が濃いですね。結構かっこいいと思うよ。)
I like guys with strong features.
(私は顔の濃い男が好き。)
She has very defined facial features.
(彼女は顔が濃い。)
He has a very chiseled face.
(彼は顔が濃い。)
以上、今回は日本語でよく使う「濃い」という表現の英語の言い方について紹介してきました。実はこの表現は英会話でも結構使える表現だと思いますので、この機会に是非覚えておきましょう!^^