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「無理をする」,「無理をしないで」,「お大事に」は英語で何と言う? 励まし、慰める時の英語表現

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励まし、慰める時に使える3つの英語表現:「無理をする」,「無理をしないで」「お大事に」は英語で何と言う?



マリ
マリ
皆さん、こんにちは。イギリス人の英語教師のマリです。今回の記事では、英語で励まし、慰める時に使える表現として「無理をする」,「無理をしないで」,「お大事に」という表現を紹介していきたいと思います。

多くの日本人の英語学習者は「日本語の○○は英語で何と言うの?」といった疑問について気になる方が多いと思いますが、実は日本語で日常的によく使われている表現は英語にしづらい場合が多いです。

ですから、多くの日本語っぽい表現は、残念ながら英語に直訳出来ない場合が多いです。今日これから紹介していく「無理をする」、「無理しないで」という表現も日本語では、比較的よく使われている表現だと思いますが、英語の言い方を知っている人は少ないと思います。

こういった、英語の「励まし、慰める時の表現」はビジネスシーンでも役に立つ事が多いと思います。ちなみに英語では色々な言い方がありますので、例文を通して詳しく紹介していきたいと思います。

それでは、「無理をする」,「無理をしないで」,「お大事に」は英語でどういう言い方になるのでしょうか?





「無理をしないでね」、「無理をしないでくださいね」という意味の英語:「take it easy」


まずは最初に「take it easy」という英語のイディオムを紹介したいと思います。このイディオムは日常英会話で非常によく使われています。

例えば、「忙しい人」や「病気になった人」に対して使う「無理しないで」、「ゆっくりしてください」という意味になる慰めの英語イディオムです。


「無理をする」、「無理をしないで」という表現は英語で何と言う?

ネイティブが「take it easy」という表現を使う際の例文:



You don’t look very well today. You should take it easy.
(あなたは今日体調が悪そうですね。あなたは無理しない方がいいよ。)


I’m really tired today so I’ve decided to take it easy.
(私は今日とても疲れたので無理しない事にした。)
※「take it easy」の代わりに「take things easy」を使ってもオッケーです!


Mike has been really busy recently.  He needs to take it easy or he’ll get sick.
(マイクは最近とても忙しいです。 彼はもう少しゆっくりしないと病気になるだろう。)


You look exhausted.  Try to take it easy at work today.
(あなたはとても疲れているようにみえる。今日は仕事で無理をしないようにして。)




「無理をしないでね」、「ゆっくりしてくださいね」という意味になる英語:「don’t overdo it」


この「don’t overdo it」という英語は「やりすぎないでね」、「無理をしないで」という意味になります。また、忙しい人や疲れている人、病気の人に対して使える表現です。

この英語表現は「ゆっくりして下さい」というニュアンスも与えます。


英語で「無理をする」,「無理をしないで」は何と言う?

ネイティブが「don’t overdo it」という表現を使う際の例文:



You have been working late every day this week. Don’t overdo it. I don’t want you to get sick.
(あなたは今週毎日遅くまで働いているね。 無理をしないで 。病気になってほしくないから。)


You can go home at lunchtime today.  You worked hard this week but I don’t want you to overdo it.
(あなたは今日お昼に家に帰っていいよ。 あなたは最近一生懸命働いていたけど無理をしないでほしい。)


I feel a bit better but I don’t want to overdo it.  I’ll go back to work tomorrow.
(私は少し元気になったけど、無理をしたくない。 私は明日仕事に戻る。)


Don’t overdo it! If you feel sick, come straight home.
(無理をしないでね。 体調が悪くなったら直ぐに家に帰ってね。)




「無理をしないでね」、「働きすぎないで」という意味になる英語:「don’t work too hard」


この「don’t work too hard」という英語表現を直訳すると「働きすぎないで」という意味になりますが、「無理をしないで」という意味になる英語として使えます。

使い方としては、例えば、忙しい人や疲れている人と話す際に使える英語表現になります。それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認していきましょう。


ネイティブが「don’t work too hard」を使う際の例文:



You always look tired. Don’t work too hard!
(あなたはいつも疲れている顔をしている。無理をしないでね!)


Come home early tonight.  Don’t work too hard.
(今夜は早く帰ってきてね。無理をしないで。)


She works too hard.  I think she needs a break.
(彼女は仕事でいつも無理をしている。彼女は休みが必要だと思う。)


Don’t work too hard.  It’s a holiday tomorrow!
(無理をしないでね!明日は休みだから!)




他の「無理をする」,「無理をしないで」,「お大事に」という意味になる英語表現


「無理をしないで」という意味になる英語は他にもたくさんあります。例えば・・

  • take care (お大事に、気を付けて)
  • get plenty of rest (無理をしないでゆっくり休んでね)
  • don’t wear yourself out (無理をしないで、働きすぎないで)


その三つのフレーズは全て「無理をしないで」というニュアンスとして使えます。つまり、忙しい人や病気のある人に対して使うフレーズです。



「無理をする」,「無理をしないで」,「お大事に」という意味になる表現の例文:



Take care!
(無理しないでね)※「お大事に」という日本語も「take care」になりますね。


Make sure you get plenty of rest.
(無理しないようにね。)
※直訳:「体をちゃんと休ませてね」という意味の表現。病人や体調が悪い人に言うようなフレーズ。


You’ve got a busy day tomorrow. Don’t wear yourself out.
(あなたは明日忙しいでしょう。無理しないでね。)




英語で「無理して~をしなくても良い」という表現



この「無理して~をしなくても良い」という日本語の表現は主に二つのパターンで使われていると思います。

例えば「疲れているなら、無理して来なくていいよ」というパターン。これは相手に「何かをし過ぎないようにして下さいね」と言う際に使うパターンですね。

もっと分かりやすく言うと「リラックスする許可」を与えているのようなフレーズだと思います。

そしてもう一つは、「無理をして手伝わなくていいよ」というパターンです。これは誰かからの「手助け・手伝いを拒否する」といった際に使うパターンです。


それでは、以上の2つのパターンは英語で何と言うでしょうか? どんな風に表現すればいいのでしょうか?


英語ネイティブが「無理して~をしなくても良い」という表現をする際の例文:



If you are tired, you don’t have to come.
(あなたは疲れているなら、来なくていいよ。)


If you are busy, you don’t need to come to the meeting.
(あなたは忙しいんだったら、ミーティングに来なくても大丈夫だよ。)


If you are full, you don’t have to finish lunch.
(あなたはお腹が一杯だったら、ランチを食べ切らなくてもいいよ。)




まとめると、上記の「~だったら、~しなくていい」は英語で「If ~, don’t need to ~」それか「If ~, don’t have to ~」というパターンになります。


「~だったら、~しなくていい」の会話例文:



A:Shall I pick you up at the station?
(駅まで迎えに行きましょうか?)

B:No, don’t go out of your way to pick me up. It’s a long way.
(いいよ。無理して迎えに来なくてもいいよ。遠いし。)




A:Can I give you a hand?
(手伝いましょうか?)

B:It’s ok. Don’t go out of your way to help. I know you’re busy.
(いいよ。無理して手伝わなくていいよ。あなたは忙しいからね。)




A:I might be able to come to your graduation, but…
(私はあなたの卒業式に行ける可能性があるけど・・・)

B:Don’t worry about it! Don’t go out of your way. You’re very busy.
(いいよ!無理して来なくていいよ。あなたは凄く忙しいと分かっているよ。)



「無理をする」、「無理をしないで」に当たる英語:まとめ


まとめると、「無理をしないで」という意味になる英語表現はとても沢山ありますが、最もよく英語ネイティブに使われている表現は以下の3つになります:

  • take it easy
  • don’t work too hard
  • don’t overdo it


この三つの表現は「忙しい人」や「病気の人」、「具合が悪く疲れている人」に対して使えます。そして、「無理して~しなくていい」や「わざわざ~しなくていい」というニュアンスを英語にすると、「don’t go out of your way to ~」という言い方になります。

これは英語圏のネイティブスピーカーにはよく使われている表現なので是非覚えてくださいね!




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