スピーキング力を伸ばすとっておきの勉強法とそのポイントとは?
日本人の英語学習者は、一般的に「12歳(中1年)から18歳(高3年)まで」の間、英語の勉強をしていると思いますが、実際に英語が話せる人が比較的少ないと思います。
一般的な日本人は最低でも6年間英語を勉強していますので、英単語の知識や文法の知識はとても多いと思います。しかし、その知識を実際の英会話の中で使える人は少ないと思います。
そのため、今回の記事では、「英語が話せると実現できる事」、「英語のスピーキング力を上げる方法」を紹介してみたいと思います。
これから紹介するアドバイスは誰にでも実践できますし、特にお金や時間をそれほど必要ではありませんので大丈夫です。
実は多くの場合、今行っている勉強法を少しでも変えるだけでスピーキング力は上がると思います。先ずは、英語学習のモチベーションを上げるために、「英語を話せるようになった方がよい理由やメリット」について紹介していきたいと思います^^
英語のメリット1. 英語が話せる人はかっこいい!
これは少し下らない理由かもしれませんが多くの方も感じている事かもしれませんね^^ やはり「英語が話せる人は確かにかっこいい」と思われる事が多いと思います。
そして、外国語が話せると海外旅行に行った際にローカルの人達とコミュニケーションが取れますし、外国人の友達も簡単に作れます。
そして、日本にいても外国人の観光客の手助けをしたり、観光案内もできますし、仕事で外国人の取引先ともコミュニケーションが取れます。
以上のような理由で英語が話せる人はかっこいいと人から思われる可能性が非常に高いですよね! 英語が話せるだけで国際的な人だと思われるのではないかと思います。これだけでも十分なモチベーションです。
英語のメリット2. 英語が話せる人はキャリアアップできる!
様々な研究によると、英語が話せる人は英語が話せない人よりも「高い給料を稼げる」というデータがあるようです。 下記の参考リンク先ページの表を見るとわかると思いますが、給料が高い(年収700万円以上)の約50%くらいの人は英語が出来ます。
しかし、年収の低い人(年収550万円未満)は「22.4%」の人しか英語ができません。この表からわかる事は、英語ができると、自分のキャリアの選択肢が広がって給料の高い仕事を選ぶ事が出来ます。
英語が話せる人は色々な選択肢がありますので、例えば外資系の企業で働く事が出来ますし、海外出張にも行けるようになります。
そのため、色々な国へ行って国際的な環境で働けますし、色々な面白い人たちと出会えるようになります。英語が話せる人は会社にとってとても大切な社員になりますので、英語が話せない人よりも早く昇進出来る可能性があります。
英語のメリット3. 英語を話せると世界中で仕事が出来る(特に専門職)
社会人になっても、会社員でいる限り英語はずっと生涯役に立つツールになります。英語が出来れば、海外とやり取りする部署で活躍する事も出来ますし、海外出張にも行く事が出来るでしょう。
また、専門職の人は今よりもさらに良い条件で仕事を探す事が出来るでしょう。自分の専門性にプラスして英語のスキルがあれば、世界中どこの国でも仕事を探す事が出来ますね。
海外でも特に英語圏の国で仕事をしたいと思っているビジネスパーソンの方には「英語は強力な武器」になってくれます。
そして、英語は世界の共通言語として使われていますので、英語圏の国以外にも、アジア諸国やアフリカ、ヨーロッパ、南米など行っても、その国の人たちとコミュニケーションがとれます。
色々な国の人たちと会話が出来れば、様々なチャンスや色々と役に立つ情報やニュースを手に入れる事が出来ます。これはとても重要なアドバンテージだと思います。
英語のメリット4. 英語が出来ればアルツハイマーの予防になる
多くの研究によると、外国語が話せる人は話せない人と比べると「アルツハイマーになる確率が減る」という結果が出ています。さらに詳しく言うと、「外国語を勉強すると脳構造が変わる」という現象が起きます。
外国語を習得している人は通常の人と比べて「平均的に4~5年程アルツハイマーの発症が遅れる」という研究結果があります。
つまり、外国語を勉強したり話したりすると、頭脳の筋トレのような効果があります。外国語を使いこなす事によって脳が強くなったり病気の防止になる現象がおきます。
それでは、これからこの記事の本題になります「スピーキング力をアップさせる方法」を紹介してみたいと思います。
スピーキング力を伸ばすには日常会話でよく使う文法パターンを覚える事
先程も少し触れましたが、一般の日本人の英語学習者の方は義務教育の中で比較的ハイレベルな文法を勉強してきました。
しかし、「自分の知識として暗記している文法と実際に会話で使える文法のギャップは広い」のではないかと思います。
そのギャップを埋めるためには、日常会話でよく出てくる文法パターンをいくつか覚えて、実際の使い方を覚えて練習する必要があります。
例えば、何か欲しい時には英語でどのようなフレーズ(文法パターン)を使えばよいのかご存じでしょうか?
相手を何かのイベントに誘う際にどのようなフレーズを使うのか覚えていますか? 誰かに許可をもらおうとするときに使う英語は?
以上のように日常英会話ではそういったシーンが多いので、そういったシーンに合わせて使えるう英語フレーズ・文法パターンを使えるようになる必要があります。
ですから、英会話の際には「どの英語をいつ使うのか?」という事を覚える事がとても大切なポイントになりますす。
そういった知識を学べる教材はたくさんありますが、当サイトの英会話フラッグシップ教材「English Reboot」ではそのような会話向けの知識を学ぶ事が出来ます。
実はこの教材の中で使われている文法は、日本の中学校レベルの文法しか入っていません。そして、それぞれの文法パターンの意味と使い方も詳しく紹介されています。
そして、教材に付属している音声を使えば、「瞬間英作文」のようなトレーニングが出来ます。例えば、和英翻訳(通訳)、英和翻訳の練習などを繰り返してアウトプットの練習ができます。
英会話力を上達させたい方にはお勧めの教材になります。
英語のスピーキング力を上達させるにはアウトプットの練習をする事
上記でも少しだけ紹介しましたが、英語を話せるようになるためには、とにかく「アウトプット」を練習をする必要があります。アウトプットを実際に練習しない限りいくら英語の知識があっても英語は話せるようになりません。
インプット(リーディングとリスニング)だけを行っていても、英語は話せるようになるわけではありません。わかりやすい例えとして、プロスポーツ選手を考えてみましょう。
例えば、サッカーの上達を考えている人が、いくら有名なサッカー選手のプレイ動画をみたり、サッカーのテクニック本を読んでも、サッカーが上手になるわけではありません。
サッカーを上達させたいと思っているなら、実際にはボールのけり方の練習をしたり、ランニングをしてスタミナをつけたり、ドリブルの練習をしたりと、そういったスキルの練習をする必要がありますね。
英語も同様にそのような「練習を繰り返す事によって得られる”スキル”」ですね。実際に話せるようになるには、実際に会話の練習をしなかればなりません。
それは「アウトプット」を練習するという事です。アウトプットを練習する方法はいくつかありますが、例えば、英会話のレッスンを受ければアウトプットの練習になりますし、English Rebootのような教材を使って一人でアウトプットの練習をする事もできます。
また、外国人の友達がいたら、友達との会話がアウトプットの練習になります。私のおすすめはオンライン英会話です。それは何故なら、自分の家で簡単にいつでも出来ますし、どの時間でもレッスンを受けられます。
忙しいビジネスパーソン、大学生、主婦など、どのような方でも自分のスケジュールに合わせてレッスンを受けられます。こういったツールを利用して定期的にアウトプットの練習をしましょう。
スピーキング力を上達させるには会話向けのインプットを増やす事
繰り返しになりますが、「インプットだけでは英語は話せるようにはならない」という事は理解して頂けたと思いますが、実はインプットする内容も会話力に影響してきます。
ですから、「良いインプット」をする事が良いアウトプットをする為のカギになります。スピーキング力を上げる事が目標であれば、その目標を考えながらインプットする内容を選ぶ事が大切です。
「インプット」とは、「リスニングとリーディング」の事をさします。私の意見では、リーディングよりもリスニングの時間を増やすようにした方が効果的だと思います。
英語ネイティブの子供たちは小さいころから家族や友達の英語に囲まれて成長していきます。毎日日常会話を聞いていますので、少しずつ自分も話せるようになっていきます。
どの国の子供でもそういったように自分の母国語を覚えてきます。ですから、自分が「英語の赤ちゃん」だという風に考えればよいと思います。つまり、話せるようになるためには、自分の環境をできるだけ「英語の多い環境にする」という事が大切です。
例えば、通勤の時や家事をやっている時、散歩に行く時、ドライブに行く時などに英語の音声、歌などを聞けば知らないうちにスピーキング力に良い影響を与えます。つまり、知らずに頭に英語の知識が入ってきます。
スピーキング力がすぐ上がらなくとも、自分のリスニング力は上がってきますので、相手が話している内容をもっと詳しく理解できるようになるでしょう。
英語のスピーキング力をアップさせるには「自分の専用のフレーズ集」を作る事
次に大切なのは、「自分の英語フレーズ集を作る」という事です。これは英会話レッスンを受けている人だけではなく、独学で英語を勉強している人についてもやるべき事だと思います。「単語帳」よりも、「フレーズ集」を作った方がよいと思います。
その理由としては、「単語だけを覚えても英会話はできない」からなんです。ちゃんとした英語を話せるようになるために文章で正しく言えるようになる必要があります。
単語をつなげるだけでも何となくコミュニケーションはとれますが、ちゃんと話せているという事にはなりません。しっかりした正しい文章で会話したいなら、文章を沢山覚える必要があります。
それには、自分が役に立つと思うフレーズや表現、日常会話で使いそうだなと思う表現、文章を自分専用の単語(メモ)帳に書いて定期的に復習するという勉強を行うようにしましょう。
それを繰り返しているとそのうち会話で使えるようになると思います。その為には、自分だけのフレーズ集を作る事がとても大切です。
英語のスピーキング力を伸ばす方法:まとめ
まとめると、スピーキング力を伸ばすとたくさんの恩恵があります。英語が話せる人はかっこいい(もてる?!)と思われますし、今よりもきっと条件の良い仕事ができますし、高い給料を稼げます。
そして、英語を話す事が単純にとても役に立つスキルなので、ちょっと話せるようになったら色々なアドバンテージがあります。
スピーキング力を上げる方法もいくつかありますが、プライオリティーとして、まずは実際に会話によく出てくる文法パターンをしっかりと覚えた方がよいと思います。
そして、それらのパターンを覚えるためにはアウトプットを練習する事が大事です。アウトプットを練習しながらインプットも増やせるとよいでしょう。
最後のアドバイスは自分のフレーズ集を作る事です。以上のアドバイスに従って勉強をしていけば今のスピーキング力をかなり伸ばせると思います。
皆さん、英語の勉強を頑張りましょう! 英語に関する質問があれば、当サイトの英語ネイティブライターに是非ご連絡ください。単語の意味、文法の説明、勉強法などに関する質問は全てオッケーです!