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be動詞のing形の使い方でbe動詞(being)を抜く事が出来る場合と出来ない場合とは?

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be動詞のing形の使い方


皆さんこんにちは。マリです。今回の記事でも読者の方から頂いた「be動詞のing形の使い方」に関する質問に答えてみたいと思います。具体的な内容としては「beingはいつ使うべきなのか」、「be動詞を抜いても大丈夫なのか」という質問になります。



それでは少し長い内容ですが、読者からいただいた質問を見てみましょう。

それでは、実際に頂いた質問はこちらになります。


読者の方の質問:


「ing形の正しい使い方とルール、作り方」という記事を読みましたが、次のような例には触れられていなかったと思いますので、質問させて下さい。

1. Promoted as being the largest and most expensive urban property in the world, “The One” was expected to come to market for $500 million, according to the video Niami posted on Instagram. But it suffered many delays and complications and now faces a court-ordered sale to pay debts. (CNN, 9/16/2021)

2. The Ukrainians say they have killed five Russian generals during the first three weeks of the war, a claim CNN has not independently confirmed. Still, any military general being killed in combat is a rare event, Retired US Army Gen. David Petraeus told CNN’s Jake Tapper during Sunday’s State of the Union. (CNN, 3/21/2022)

質問です。

1.のPromoted as being the largest and most expensive urban property in the world,…は、Promoted as the largest and …のようにbeingを省略しても文としては成り立つと思いますが、意味に違いがありますか。

2.のany military general being killed in combat is a rare event,… も、any military general killed in combat …としても同じ意味になりませんか。



いつもマスターランゲージをご覧頂き、そして質問もして頂いてありがとうございます。また、お返事が遅れてしまいごめんなさいね。

私達ライターも読者の方から質問を頂くと、記事を書くモチベーションがアップしますので、サイトをご覧になっている方で、何か聞きたい事がある方はご質問お待ちしています。

それでは本題に戻ります。今回の質問は「ing形」の使用というよりも「be動詞の使い方」に関する質問だと思います。




どんな時にbe動詞を抜く事が出来る? be動詞を抜く事が出来ない場合とは?


どんな時にbe動詞を抜く事が出来る? be動詞を抜く事が出来ない場合とは?

実は英語ネイティブでも「be動詞」を抜く事は場合が多いと思います。

例えば、例として「Although (it was)difficult, the problem was solvable.」という文章では「it was」は抜いても大丈夫です。

もう一つの例として、以下のような場合には。

As (is) shown by the graph, sales have increased.


この文章では「is」を使ってもOKですが、これを抜いても問題ありません。大丈夫です。それでは、読者の質問を具体的に答えてみましょう。


Promoted as (being) the largest and most expensive urban property in the world


この文章では「being」をカットしても大丈夫です。この文章を直訳すると「世界一大きく高価な不動産として宣伝された」という日本語になりますね。

この英語の「being」は「であること」という意味になります。この場合には「being」を使わなくても大丈夫です。

その理由としては「the largest and most expensive urban property in the world」はもうすでに名詞句(noun phrase)なので「being/であること」は特に必要ないからです。つまり「being」を抜いても意味は変わりません。


次に二つ目の文章ですが、この場合は少し違います。二つ目の文章では正しい文法にするために「being」を抜かない方がよいと思います。

any military general being killed in combat is a rare event


この「being killed」は「殺されること」という意味になります。「be killed」は受動態の表現です。受動態は「be+過去分詞」というパターンで作る文法です。

beingはその動名詞のバージョンですね。この文章の意味は「戦争中に陸軍大将が殺されることは珍しい出来ことです」になると思います。この文章から「being」を抜くと、「戦争中に殺された陸軍大将は珍しい出来事」という少し変な意味になります。つまり、「being」を抜いてしまうと、文章の主語が変わり変な文章になります。




「be動詞」を抜くことができる場合と出来ない場合:まとめ


この記事では、「be動詞」を抜く際の詳しいルールは説明していませんが、場合によって「be動詞」を抜く事もできます。今回の読者の方から頂いた例文では、抜く事ができるbe動詞と抜く事ができないbe動詞がありました。

結局、最終的には具体的にそれぞれの文章の意味を分析してから決めるしか方法はありません。一つ目の文章では「be動詞」は「名詞+であること」というパターンなので、be動詞を抜いても大丈夫でした。

しかし、二つ目の文章では「be動詞」を抜くと文章の意味は変わってしまいますので、be動詞を抜かずにそのままにする必要があります。

かなり細かい内容の質問なので幅広くは説明できませんが、一つだけのアドバイスとしては「be動詞あり・なしの英文章を日本語にしてみて同じ意味になるのか」という事を考えてみましょう。

それでは、これで以上になります。如何でしたでしょうか。もっと英語に関するこんな事が知りたい! 英語圏のカルチャー、勉強法など。知りたい事や興味がある内容を具体的に質問して頂ければ必ずお返事します。


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