賢い、勉強が出来る、知識があるという意味の英語
今回は、日常的によく使う表現の英語の言い方を紹介したいと思います。今日紹介するのは「頭が良い」という表現です。
「頭が良い」を英語に直訳すると「good head」というフレーズになりますが、これはとても変な英語です。意味は何となく通じるかもしれませんが、英語ネイティブは他の言い方を使います。
実は、「頭が良い」という意味になる英語の表現は結構多いです。そしてそれぞれの言い方は微妙に異なるニュアンスがありますので、今回は以下の3つの最も役に立ちそうな表現を紹介したいと思います。
・smart
・intelligent
・clever

「頭が良い」は英語で何と言うのでしょうか?
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「smart」のニュアンスと使い方
「Smart」は元々アメリカ英語ですが、英語圏の国であればどの国でも通じる単語です。(イギリス英語で「smart」は「小奇麗」という意味もあります。)
この「Smart」は単純に「頭が良い」という意味になりますので、どんなシーンでも使う事が出来ます。しかし、「頭の良さ」をもっと詳しく説明したい場合には、「book smart」(勉強が得意)か「street smart」(常識のある経験豊富な)という別の言い方も出来ます。
それでは例文で実際の使い方を確認していきましょう!
「smart」の例文
My grandson is a smart boy.
(私の孫は頭の良い少年です。)
Michael is book smart but he lacks common sense sometimes.
(マイケルは学力がありますが、時々常識がないと思います。)
Dan is street smart but he did badly at school.
(ダンは実際の経験が多くて常識もありますが、学校ではあまりうまくいきませんでした。)
「intelligent」のニュアンスと使い方
「intelligent」という言い方は主に「学力の高い人」に対して使う単語です。そして、「高い知能のある動物」に対しても使う事が出来ます。
例えば、「チンパンジー」や「犬」のような頭の賢い動物について話す場合などには使えます。
それでは実際の使い方を例文でみていきましょう。
「intelligent」の例文
Mary was the most intelligent student in her school.
(メアリーは学校で最も頭の良い生徒でした。)
That’s a very intelligent answer.
(それはとても頭の良い答えです。)
Chimpanzees are highly intelligent animals.
(チンパンジーはとても頭の良い動物です。)
「clever」のニュアンスと使い方
イギリス人は「頭が良い」という表現を使う場合、「smart」の代わりに「clever」という単語を使います。
しかし、使い方によっては「ずる賢い」というニュアンスも含まれている場合があります。
では、ニュアンスも含めて例文で実際の使われ方を確認していきましょう。
「clever」の例文
She’s a very clever girl.
(彼女はとても頭の良い少女です。)
※イギリス英語の使い方
He scored a very clever goal.
(彼はとても知的なゴールを決めました。)
John was very clever at deceiving people.
(ジョンはずる賢くて人をだます事が上手でした。)
その他の「頭が良い」という表現やスラング
上記に紹介した単語はどのシーンで使っても大丈夫です。そしてこれ以外にも「頭が良い」という意味になるスラングも沢山ありますので、合わせて紹介したいと思います。
例えば:
boffin / boff
「Boffin」、または「boff」は主に「理系の専門家」の話をする際に使うスラングです。主にイギリス英語で使われているスラングです。
「boffin」の例文:
My husband is a computer boffin.
(私の旦那はコンピューターの専門家です。)
egghead
「Egghead」は単純に「頭が良い」という意味になるスラングです。
「egghead」の例文
My uncle John is a bit of an egghead.
(私のジョンおじさんは結構頭が良いです。)
Einstein
これはあの有名な「アルバート・アインシュタイン(物理学者)」から出来たスラングです。少しふざけた言い方や皮肉った使い方が多いです。
例えば、調子に乗っている偉そうな態度の人に対して使うようなスラングです。
「Einstein」の例文
Thanks for telling me, Einstein.
(教えてくれてありがとう、アインシュタインさん。)
※皮肉った言い方の霊。
He’s no Einstein.
(彼は頭が悪いです。)
直訳:「彼はアインシュタインではありません。」
今回は「頭が良い」という表現の様々な言い方について紹介してきました。
英語には同じ意味でも使い方・文脈によってはニュアンスがかなり異なることもあるので、今日紹介した表現も含めて各表現のニュアンスまで、しっかりと覚えておくと、色々なシチュエーションで使えるようになると思いますので、会話の表現力もかなりアップすると思います^^ 是非使ってみて下さいね!