英語圏では通じない日本語の和製英語・外来語:洋服について
昨日の記事では、英語では通じない和製英語のフルーツ名と野菜の呼び方について紹介しました。
今回は英語で通じない和製英語のパート2として、ファッションに関する名前の呼び方について紹介したいと思います。
日本語では、沢山の和製英語が使われていますが、これら多くの和製英語は元々の英語の意味とは違う言葉の意味としては使われています。
英語圏でも他の国から入ってきた外来語を使う事もありますし、最近では「日本語をそのまま英語として使う」事、つまり日本語が英語になっているケースも増えてきました^^
例えば、「umami」や「Futon」等。英語にはする事が出来ない物をそのまま使うケースが多いです。
少し話しはそれてしまいましたが、和製英語をネイティブスピーカーに使って話したとしても、あなたの話している事が通じないケースが出てきてしまいます。使用する際には気をつけましょう。
それでは今回は、日本で使われている和製英語と、その本来の英語の意味についてクローズアップしていきます。
今回紹介する英語で通じない和製英語・外来語の単語:ファッション・洋服編
- jeans (ジーパン)
- tights、leggings (スパッツ・スパッツタイツ)
- dress (ワンピース)
英語で通じない和製英語・外来語の単語:ファッション・洋服編: 1. ジーパン
この和製英語は「ジーンズ・パンツ」の省略だと思いますが、英語圏のネイティブと話す時にこの単語を使った場合、残念ながら通じません。
英語圏のネイティブは、日本語で言う「ジーパン」という単語を使う際には、「jeans」という単語しか使いません。
またイギリス英語とアメリカ英語の「pants」という単語の意味も異なりますので、それについても気を付けた方がよいでしょう。
英語で通じない和製英語・外来語の単語:ファッション・洋服編: 2. スパッツ・スパッツタイツ
私は、この単語を始めて聞いた時に、その単語が指すものを全く理解出来ませんした。
日本語の「スパッツ」は英語の「spats」という言葉から取られたものだと思いますが、この単語は英語圏では滅多に使いません。
英語の「spats」は19世紀に流行していたファッションです。言葉だけで上手く説明するのは難しいので、「spats」の写真を確認したい人は、このリンク先を見てみると理解出来ると思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%84_(%E8%B6%B3%E9%A6%96)
日本語でいう「スパッツ」は英語では「tights」か「leggings」と呼びます。アメリカ英語では、「pantyhose」とも呼ばれています。
「Leggings」は足首で終るスパッツ系の洋服です。ですので、「スパッツ」という単語は殆ど通じません。こちらも英語では使わないようにしましょう。
英語で通じない和製英語・外来語の単語:ファッション・洋服編: 3. ワンピース
日本語でいう「ワンピース」は英語の「one piece」から取られた言葉だと思いますが、この洋服は英語では「dress」と呼ばれています。
「One piece」は時々水着と一緒の使われているものです。
例として・・・
「one piece swimsuit」(ビキニではない水着)というフレーズが時々使われる事があります。
ですから「ワンピース」という和製英語を使うと・・・。
英語圏のネイティブ達は頭の中で「水着」というイメージが浮かんできますので。気をつけましょう^^