hopeとwishの違いとは? 望むという意味になる様々な英語

Hopeとwishの違いとニュアンス、使い方を紹介
目次

可能性がある希望、可能性が低い場合・可能性がゼロの時に使う英語表現の使い分け

英語学習初心者にとって正しい動詞の使い方を覚える事は最も先にやっておくべき事です。動詞が適切に扱えるようになると、自分で表現出来る幅も広がりますからね。

そこで、今回の記事では「hopeとwishの違いや使い方」という二つの英語動詞について話したいと思います。この二つの動詞は意味が似ていますが、ニュアンスや使い方は微妙に違いますので英語学習者にとってとても間違えられやすいと思います。

hopeの意味と使い方

hopeという動詞は「可能性がある希望」に対して使います。例えば、「天気がよくなるといいな」、「あなたとまた会いたい」のようなシチュエーションに使います。

しかし例えば「飛べるようになりたいな」というような「夢のようなありえない」希望に対してはhopeを使う事は出来ません。hopeとwishには文法的な違いもあります。hopeは主に現在形か未来形として使います。

例えば、「I hope you are well」(あなたが元気だといいですね)や、「I hope it stops raining」(雨が止むといい)のような文章で使う事が出来ます。

その一方で「wish」は、仮定的なシチュエーションを表す際に使う動詞なので、「wish+had」や「wish+would」という文法を使う必要があります。

ちょっとわかりにくいと思いますので、例文を交えて実際の使い方をみていきましょう。

ネイティブのhopeの使い方 例文:

I hope it is sunny tomorrow.
(明日晴れるといいね。)

I hope I can see you again.
(また会いたいと思います。)

I hope to finish my dissertation by Friday.
(私は論文を金曜日まで終わらせたいと思っています。)

A: Will it be sunny tomorrow?
(明日は晴れますか?)
B: I hope so.
(そう願っていますよ。)

A: Will it be cold tonight?
(今夜は寒くなるのでしょうか?)

B: I hope not.
(寒くならないでほしいね。)

wishの意味と使い方、ニュアンス

wishは仮定的なシチュエーションで使います。つまり、可能性が低い場合か可能性がゼロの時に使います。wishという動詞を使う場合、三つのメインのパターンがあります。それでは実際の使い方を例文でみていきましょう。

ネイティブの「wish+過去形」の使い方 例文:

I wish he loved me.
(彼が私を愛してくれたらいいのにね・・・)

I wish she was here.
(彼女がここにいるといいのにね。)

I wish it wasn’t raining.
(雨が降らなかったらいいのにね・・・)

これらの文法は「現在~になってほしい事」を表す場合に使います。上記の例は「ありえない事」というわけではありませんが、「自分が直ぐ状態を変えられない」といったシチュエーションなので「wish」を使っています。

ネイティブが「wish+could+原形」、「wish+would+原形」を使う際の例文:

I wish I could fly.
(私が飛べるといいね。)

I wish I could speak Korean.
(私が韓国語を喋れるといいね。)

I wish he could come to the party.
(彼がパーティーに来たらいいのにね。)

もう一つの「wish」の使い方は、「後悔」を表す際の表現として使う場合です。例えば、「~をしておけばよかったなぁ」や「~をしなければよかった」という「後悔が残る」というようなニュアンスを表します。

英語の文法では、「I wish I had+動詞(過去形)」や、「I wish I hadn’t+動詞(過去形)」が正しい形になります。

I wish I had bought that bag last week. The price has gone up.
(あのバッグは先週買っておけばよかったのに。もう値段が上がったよ。)

I wish I had studied harder at school.
(学校でもっと一生懸命勉強しておけばよかったのにね・・・)

I wish I hadn’t eaten dessert. I feel a bit sick.
(デザートを食べなければ良かった。ちょっと気持ち悪くなった。)

I wish I hadn’t bought that dress. It doesn’t fit properly.
(あのワンピースを買わなければよかった。サイズがちゃんと合っていない。)

以上、今回は英語学習初心が是非覚えておきたい動詞として、hopeとwishの違いとニュアンス、使い方を紹介しました。

日常会話でも結構使う動詞なので、是非この機会にマスターして下さいね^^

英語の文法、英語表現について質問がある方はこちらの「マスターランゲージに質問」というページよりメッセージ下さい^^

Hopeとwishの違いとニュアンス、使い方を紹介

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