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purseとwalletの違いとは何? 財布という意味の英単語とイディオム

purseとwalletの違いとは何? 財布という意味の英単語とイディオム
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英語で財布(さいふ)という際にpurseとwalletのどちらを使うべき? 違いは?


皆さんこんにちは。ダンです。今回の記事は英語で「財布(さいふ)」という意味になる「purseとwalletの違い」についてお話してみたいと思います。


一般的には英語で「財布」という場合には「wallet」という単語を使う方が多いかもしれません。ですから、「purse」という単語は財布という意味で使う場合には少し珍しい言い方なのかもしれません。

実際はpurseとwalletの両方とも「財布」という意味になりますが、どうしてわざわざ二つの言い方があるのでしょうか。そして、それぞれにはニュアンスの違い、使い方の違いはあるのでしょうか。

今回の記事では「purse」と「wallet」の細かい意味、使い方、ニュアンス、使い分けなどの情報を紹介したいと思います。まずは最初に「purse」という単語をみていきましょう。




purseの意味と使い方、イギリス英語とアメリカ英語の違い


purseの意味と使い方、イギリス英語とアメリカ英語の違い

まず「purse」の発音は「パース」に近いです。イギリス英語では「purse」は「女性用の財布」という意味になります。イギリス英語では、女性の財布は形やデザインに関わらず「purse」といいます。

この単語は元々ギリシャ語の「bursa」という単語が由来になっています。この単語元々「」という意味でした。現在のイギリス英語では、男性は自分の財布を「purse」と呼びませんが、その昔は男女ともに財布のことを「purse」といっていました。

現在のアメリカ英語では「purse」は「ハンドバッグ」という意味になります。つまり「女性が持つカバン」というニュアンスを与える単語です。アメリカ、イギリス共に「purse」は”女性用の物”として考えられています。

最近、おしゃれな男性も「ハンドバッグ」を持つようになりました。例えば、男性が持つ「ハンドバッグ(昔の言い方だとセカンドバッグ)」はアメリカ英語では「man-purse」と言います。

これは少しだけふざけた言い方です。イギリス英語では「man-bag」という言い方になります。それでは、実際にイギリス英語とアメリカ英語の言い方を例文で確認してみましょう。


イギリス英語 purseの使い方 例文



A: Mum, can you let me a fiver?
(お母さん、5ポンドを貸してくれない?)

B: Ok. Have a look in my purse.
(いいよ。私の財布の中を探してみて。)



A: Did you buy anything when you went shopping on Saturday?
(土曜日に買い物に行った時に何か買いましたか。)

B: Yes. I bought a new purse. It’s made of pink leather. Isn’t it pretty?
(はい。新しい財布を買いましたよ。ピンク色の本革でできた財布ですよ。かわいいでしょう!)



アメリカ英語のpurseの使い方 例文



A: Mom, can you lend me five dollars?
(お母さん、5ドル貸してくれない?)

B: Sure. My wallet is in my purse. Bring it to me.
(いいよ。財布はかばんの中に入っているから。持ってきて。)



A: Did you buy anything at the mall?
(あなたはモールで何か買いましたか。)

B: Yeah, I bought a cute purse. It’s big enough for my laptop.
(はい。可愛いハンドバッグを買いました。ノートパソコンが入るくらいのサイズです。)





walletの意味と使い方、イギリス英語とアメリカ英語の違い


walletの意味と使い方、イギリス英語とアメリカ英語の違い

次に「wallet」の発音は「ワレット」に近いです。この単語は数百年前は「カバン」という意味として使われていましたが、現在では「財布」という意味になります。

イギリス英語では「男性が使う折り畳みするタイプの財布」というニュアンスを与える単語です。女性用の財布は以前に紹介した「purse」という言い方をします。若い女性は時々「wallet」という言い方を使っています。

アメリカ英語では、女性でも男性でも「wallet」という言い方を使っています。そして、必ず「財布」という意味になります。ここは大きな違いだと思います。

それでは、実際にイギリス英語とアメリカ英語の使い方の例を見ていきましょう!

イギリス英語のwalletの使い方 例文



A: What shall we get mum and dad for Christmas?
(お父さんとお母さんのクリスマスプレゼントはどうしよう。)

B: We could get mum a purse and dad a wallet. I know a good shop that sells leather items.
(両方とも財布にしましょう。良いレザーの専門店を知っているから。)



A: Has anyone seen my wallet? I can’t find it.
(誰か俺の財布を見た? 見つからないんだけど。)

B: I think it’s on the table by the front door, next to mum’s purse.
(フロントドアの近くのテーブルの上にあると思うよ。お母さんの財布のそばに。)



アメリカ英語のwalletの使い方 例文



A: What shall we get mom and dad for Christmas?
(お父さんとお母さんのクリスマスプレゼントはどうしよう。)

B: We could get them a wallet each. I know a good shop that sells leather items.
(両方とも財布にしましょう。良いレザーの専門店が知っているから。)



A: Has anyone seen my wallet? I can’t find it.
(誰か俺の財布を見た? 見つからないんだけど。)

B: I think it’s on the table by the front door, next to mom’s wallet.
(フロントドアの近くのテーブルの上にあると思うよ。お母さんの財布のそばに。)





purse・walletが使われるイディオム・フレーズ


purse・walletが使われるイディオム・フレーズ

この「purse」という単語は色々な英語のイディオム・ことわざで使われています。このセクションでは最もよく使われているイディオム・ことわざを紹介します。

まずは、「to control the purse strings」というイディオムを紹介します。これは「財布のひもを握る」という意味になります。

つまり、「家庭のお金をコントロールする」という意味になります。これは日本語でもよく使う表現なのではないかと思います(笑)。

他には、「you can’t make a silk purse out of a sow’s ear」という諺があります。これは直訳すると「豚の耳から絹の財布はできない」という意味になりますが、本当の意味は「質の悪い材料で品質の良いものはできない」という意味になる諺です。

次に「to tighten the purse strings」というイディオムもあります。これは「財布のひもを締める」という直訳になりますが、イディオムとして使うと「節約する」という意味になる表現です。これも便利なイディオム表現ですので、是非覚えて使ってみて下さい。




まとめ: purseとwalletの違い


まとめると、「purse」と「wallet」は両方とも「財布」という意味になりますが、使い方は国によって異なります。

イギリス英語で「wallet」は「男性用の財布」という意味になり「purse」は「女性用の財布」という意味になります。アメリカ英語では「wallet」は「財布」という意味になり、「purse」は「ハンドバッグ・かばん」という意味になります。

それでは、今回はこれで以上にないますが如何でしたでしょうか。他にもこんな英語が知りたい! 英語ネイティブに英語圏のカルチャーの質問をしてみたい! 英語の勉強法について質問してみたいなど。

英語に関する気になっている疑問・質問がある方は是非ご連絡くださいね! 必ず質問に答えます。

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