英語で「意見」という意味になる英単語の使い分け・viewとopinionの違い
皆さんこんにちは。ダンです。今回の記事では英語で「意見」という意味になる「viewとopinionの違い」、「point of viewとの違い」についてお話してみたいと思います。
多くの方は、英語で「意見」という際に「opinion」という単語を使うのではないかと考えいる方が多いのではないかと思います。しかし、他にも「意見」という意味になる英単語はいくつかあります。
例えば、この後に詳しく紹介する「view」という単語も「意見」という意味になります。しかし、「opinion」と「view」には微妙に異なるニュアンスがあり使い方も少し違います。
そこで、今回の記事ではその違いを具体的に説明しながら、実際に使える例文を通して正しい使い方を紹介したいと思います。
それでは「view」と「opinion」はどう違うのでしょうか。まずは最初にopinionの意味と使い方をみていきましょう。
opinionの意味と使い方
この「opinion」(発音:オピニオン)という単語は「意見」という意味になります。つまり、個人の「何かに対する考え方」という意味になる名詞です。
この単語は日常会話でも、ビジネス英会話、フォーマルな英語ライティングでも使える単語になります。英語で「意見を述べる・言う」は「give one’s opinion」という言い方になります。
関連表現 ask someone’s opinion、listen to someone’s opinion、have a difference of opinion、opinionatedの意味とは?
他には「ask someone’s opinion」(人の意見を求める)、「listen to someone’s opinion」(人の意見を聞く)、「have a difference of opinion」(意見が異なる)といった表現を使う事ができます。
他にも使える表現として「意見の強い人」と表現する際には「opinionated」という形容詞としても使えます。「意固地な」という意味としても使えます。
「opinion」は日本語の「意見」とほぼ同様の意味なので同じように使えます。それでは、実際の英語ネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。
opinionの使い方 例文
A: What’s your opinion about Japanese food?
(日本食に対する意見を聞かせてください。)
B: I think it’s both healthy and delicious. I love it.
(日本食はヘルシーでおいしいと思います。私は大好きです。)
A: In my opinion, his speech was terrible.
(私の意見では彼のスピーチはひどかったです。)
B: Really? I thought it was pretty good.
(本当ですか。私は結構よかったと思います。)
A: Can I ask your opinion? What do you think about this dress?
(あなたの意見を聞いてもいい? このワンピースはどう思う?)
B: Honestly, I think you should choose a different colour. Red doesn’t suit you.
(正直に言うと違う色にした方がいいと思う。赤はあなたに似合わない。)
A: What do you think about my report?
(私のレポートはどう思いますか。)
B: I think it’s good, but I think you should ask your manager’s opinion too.
(私はとても良いと思いますが、マネージャーの意見も聞いた方がよいと思います。)
viewの意味と使い方
冒頭でもお伝えしたように「view」という単語も「意見」という意味になりますが、他にも別の意味がありますので「opinion」よりも、もっと広い意味として使える単語です。
例えば、皆さんもご存じだと思います「眺め」や「景色」などの使い方もありますね。「意見」という意味として使うと「opinion」とほとんど同じ意味になりますが、一般的には複数形で使うという場合が多いです。
例えば、色々な人の意見を聞くという際には「views」という言い方の方がよく使われます。そして、「人の立場から見る意見」というニュアンスがあります。
関連表現 world view、oint of viewの意味と使い方
もう一つの使い方は「world view」になります。これは「世界観」という意味になります。つまり、人の価値観、全体的な考え方という表現をする際には「world view」という言い方を使います。
他にも「point of view」という表現もあります。これは「観点」や「視点」という意味になる表現です。それでは、実際の英語ネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。
viewの使い方の例文
A: I think we should employ another engineer. What’s your view?
(私はもう一人のエンジニアを雇った方がよいと思います。あなたの意見は?)
B: I agree with your view.
(私もその意見に同意します。)
A: Let’s ask the customers their views.
(客の意見を聞いてみましょう。)
B: Good idea. I’ll make a questionnaire.
(それはよい考えです。私はアンケートを作ります。)
A: Do you get along well with Mike?
(マイクと仲が良いですか。)
B: Yes. We have similar political views.
(はい。私たちは政治観が似ています。)
A: Do you think it is difficult to be in an international marriage?
(国際結婚は難しいと思いますか。)
B: A little. We have quite different world views.
(少し難しいですね。私たちは世界観がかなり異なるからです。)
A: Is Japanese easy to learn?
(日本語は覚えやすいですか。)
B: From a grammar point of view, it is easy, but kanji is hard to learn.
(文法の視点から見たら簡単ですが、漢字は覚えにくいです。)
まとめ:「opinion」と「view」の違いについて
まとめると「view」と「opinion」は両方とも「意見」という意味になります。しかし、「view」の方が広い使い方・意味があります。
「view」は「意見」という意味以外にも「世界観」や「視点」といった使い方もあります。しかし「意見」という意味で使う場合には「opinion」と「view」のどちらを使ってもOKです。
それでは、今回はこれで以上になります。他にももっとこんな事が知りたい。英語に関する疑問・質問がある方は、是非当サイトのライターにご連絡くださいね!