lowkey、flex、saltyというスラング・口語はどういう意味?

lowkey、flex、saltyというスラング・口語はどういう意味?
目次

英語のスラングで「控えめな」,「見せびらかす」,「怒っている・イライラしている」は何と言う?

ダン
皆さんこんにちは。ダンです。今日の記事では英語のスラング・口語として「lowkey、flex、salty」の意味と使い方をご紹介したいと思います。

この三つの単語「lowkey、flex、salty」は、SNSはもちろん、洋楽、ユーチューブ動画、映画でも度々耳にする単語だと思いますので、知識として知っておくと役に立つと思います。

こういった若者がよく使うスラング・口語の意味を理解して使えるようになると、英会話力は絶対上がりますね。

lowkeyの意味と使い方

この「lowkey」(発音:ローキー)という単語には二つの意味があります。まずは昔から使われている「控えめな」、「地味な」、「落ち着いている(イベント・パーティーなど)」という意味です。つまり、形容詞として使う単語です。この使い方はスラングではありません。そして、形容詞として使うと「low-key」という書き方が一般的です。

もう一つの意味として、今回紹介するのがスラング・モダンな使い方です。この場合は副詞としての使い方です。副詞として使うと「少し・若干」という意味になります。

この使い方は最近になって英語圏の若者が使うようになった表現です。元々はアメリカで使われていたスラングですが、現在は世界中の若者が使っていますので、覚えておくと役に立つと思います。それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。

lowkeyの使い方 例文

A: How was your friend’s birthday party? Did you have fun?
(友達の誕生日パーティーはどうだった? 楽しかった?)

B: It was lovely. Just a low-key event at an Italian restaurant.
(とても素敵なパーティーだったよ。イタリア料理屋でやって落ち着いたパーティーだったよ。)

A: Did your university have a graduation ceremony last year?
(あなたの大学は去年卒業式を行ったの?)

B: Yes, but because of the pandemic, it was quite low-key.
(したけど、パンデミックの影響でかなり控えめな卒業式だったよ。)

A: Did you know Kenta has a new girlfriend?
(ケンタに新しい彼女がいるという事を知ってた?)

B: Really? I’m lowkey disappointed. I thought he liked me.
(本当? 私は若干がっかりしたよ。彼は私の事が好きだと思ったのに。)

A: Don’t you think Boris Johnson is lowkey attractive?
(ボリス・ジョンソンはちょっとハンサムだと思わない?)

B: Absolutely not! Are you feeling ok?!
(それはありえない!! 大丈夫か君は?!)

flexの意味と使い方

この「flex」という動詞はスラングとして使うと「見せびらかす」や「注目を集めるために○○をする」という意味になります。

つまり、英語の「show off」という句動詞と同じ意味になります。この表現は元々アメリカのヒップホップアーティストが使った事がはじまりです。

現在では、普通に若者でも使っています。スラングになる前には「筋肉(特に腕の筋肉)に力を入れる」という意味として使われていましたが、現在は「お金やステイタスを見せびらかす」というニュアンスで使われるようになりました。

また、名詞として使うと「flex」は「自慢話」という意味になります。それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。

flexの使い方 例文

A: Look at Dave flexing his new Jaguar!
(新しいジャガーを見せびらかしているデイヴを見てよ!)

B: I wonder why he’s so rich?
(彼はなんでそんなお金持っているのであろう?)

A: Kate told me she has an amazing stamp collection.
(ケイトは自分の切手コレクションが素晴らしいと私に伝えた。)

B: Strange flex, but ok.
(そっか。それは変な自慢話だけど。)

saltyの意味と使い方

最後に紹介する「salty」は元々は「しょっぱい」という意味になる形容詞ですが、最近の若者は「怒っている・イライラしている」という意味として使っています。この使い方は1930年代のアメリカで初めて使われるようになったそうですが、最近はスラングとして使われるようになりました。

そして、アメリカだけではなく、イギリスやオーストラリアなどの英語圏の国でもよく使われるようになりました。この単語の発音は「ソルティ」になります。それでは、例文で使い方を覚えていきましょう。

saltyの使い方 例文

A: Why is Mike so salty?
(マイクは何でそんなにイライラして不機嫌なの?)

B: He’s annoyed because I just beat him at table tennis.
(私に卓球で負けたから怒っているんだよ。)

A: What’s wrong with Karen?
(カレンはどうしたの?)

B: She’s salty because her boyfriend cancelled their date.
(彼氏がデートをキャンセルしたからイライラしているよ。)

A: Don’t play video games with Tom.
(トムとテレビゲームをやらない方がいいよ。)

B: Why not?
(なんで?)

A: Because he gets really salty every time he loses.
(負けるたびにすごく怒っちゃうから。)

まとめ: lowkey、flex、saltyの意味と使い方

今回の記事をまとめると、最近、英語圏の国の若者の間で「lowkey」、「flex」、「salty」という三つのスラング・口語はよく使われるようになっています。そのために、洋楽の歌詞、ドラマ、SNSなどにこれらのスラングはよく出てきます。

「lowkey」という副詞は「少し、若干」という意味になります。「flex」は「見せびらかす・自慢話」という意味になります。そして、「salty」という形容詞は「イライラしている・怒っている」という意味になります。是非、今度英会話で使ってみてくださいね!

lowkey、flex、saltyというスラング・口語はどういう意味?

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェアよろしくお願いします。
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

スピーキング力アップにお勧めのメソッド教材

当サイトの記事を書いてるネイティブのライターが制作から編集までを行った英語のニュアンスも完璧なメソッド系英会話教材「English Reboot」をご紹介します。

この教材は、日本の中学校で教えられている英会話において基礎になるベーシックな英語知識(文法)を”ゼロから頭脳にインストール”するというコンセプトの教材になっています。

当教材は合計で「12のセクション」で構成されています。中学校の1,2,3年生の時に学習した基礎英文法をステップバイステップでメソッドにより学んでいきます。

「English Reboot」は以下の学習ステップに沿って”英語を話す為の基礎知識”を固めていき、実際の英会話で使われている「文法パターン」を使い繰り返し「アウトプット訓練」を行っていきます。

STEP1:リスニング
STEP2:リピーティング
STEP3:シャドーイング
STEP4:プラクティス
STEP5:ディクテーション

英語の知識や英単語を沢山知っているが「いざ英会話となるとさっぱり話せなくなる」といった英語学習者の為にアウトプットとリスニングに重点をおいた英語教材になっています。

英語初心者の方でもお使い頂ける学習内容・レベルになっていますので、英語の勉強をゼロからやり直したい方、英語を話せるようになりたい方にはお勧めの学習メソッドです。

英語を話す事に特化した教材 English Reboot(イングリッシュリブート)

スポンサーリンク

目次