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「久しぶり」は英語で何と言う? long time no seeは文法的に間違い?

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英語で「久しぶり」は何と言うのでしょうか? 「久しぶり」という意味に色々な英語表現



Michael
Michael
皆さん、こんにちは。アメリカ人の英語教師 マイケルと申します。今回の記事では、日常会話でよく使う「久しぶり」や「久しぶりに~した」という表現の英語の言い方を詳しく紹介していきたいと思います。

多くの英語学習者の方は英語で「久しぶり」という際には「long time no see」になると思っている方が多いと思いますが、実はそれ以外にも「久しぶり」という意味になる英語表現は多いです。


そこで、今回の記事では、「久しぶりは英語で何と言う?」という質問に答えながら、英語で「久しぶり」、「長い間会っていない」、「~したのは久しぶり」という意味になる様々な表現を紹介していきたいと思います。







「久しぶり」という意味になる英語「long time no see」の語源とは?


この「long time no see」という表現は一応英語圏の人に使われていますが、元々ちょっと「ふざけた」言い方であったそうです。

このフレーズは正しい英語文法(間違った文法)ではありませんが、元々はネイティブアメリカンが使ったピジン英語の真似がルーツになっています。つまり、この表現の由来は少し差別的なルーツがあります。

現代の英語圏のネイティブはこのフレーズの由来をあまり分かっていないと思います。ですから、英語ネイティブも「久しぶり!」という際に時々「long time no see」と言う人がいます。

しかし、私の個人的な意見としては、出来れば違った表現を使った方が良いと思っています。


ネイティブの「long time no see」の使い方 例文:



A:Hi Bob, long time no see!
(やあボブ!久しぶり!)

B:Long time no see!
(久しぶりだね!)

Long time no see!  Where have you been?
(久しぶり!あなたはどこにいたの?)




「久しぶり」という意味になる英語表現「it’s been ages/a while」の使い方


英語で久しぶりという際には「long time no see」よりも「it’s been ages/a while」という表現を使った方が良いと思います。「ages」と「a while」は「長い間」という意味になります。

ですから、「it’s been ages/a while」という表現は「長い間会っていない」というニュアンスを表す表現になります。

実は、このフレーズの文法的に正しい言い方は「it’s been ages/a while since I last saw you」になりますが、「it’s been ages/a while」という省略形の文章を使う人が多いです。


「久しぶり」は英語で何と言う? long time no seeは文法的に間違い?

「it’s been ages/a while」の例文:



It’s been a while since I last saw you!
It’s been ages since I last saw you!
(直訳:あなたと会って以来かなりの時間が経ったね!)


Hi Steve, it’s been a while! How are you?
(やあ、スティーヴ!久しぶりだね!元気?)




英語で「久しぶり」という意味の「I haven’t seen you for ages/a while」の使い方


このI haven’t seen you for ages/a whileというフレーズも「(あなたと)長い間会っていない」という意味になります。「haven’t seen」は「会っていない」といいます。

これは「long time no see」より正しく丁寧な言い方になります。ビジネスシーンでも日常会話でも使えるような表現になります。


「久しぶり」は英語で何と言う? long time no seeは文法的に間違い?

ネイティブの「I haven’t seen you for ages/a while」の使い方の例文:



Hey, I haven’t seen you for ages!
I haven’t seen you for a long time!
(直訳: 私はあなたと長い間会っていないね!)


How are you doing? I haven’t seen you for ages! Are you still working in the same job?
(調子はどうですか? 久しぶりですね! まだ同じ仕事をしていますか?)




英語で「久しぶりの~」という表現を言う場合


英語で「久しぶり」という表現は、ただの挨拶だけではなく「久しぶりの~」というフレーズでも使われています。

「久しぶりの~」という日本語は英語では「The first ~ in a long time」、「The first ~ in ages」、「The first ~ in a while」という言い方になります。

それでは、実際のネイティブの使い方を例文でみてみましょう。


「久しぶりの~」の例文:



This was the first vacation I’ve had in a long time.
(これは私にとって久しぶりの休日だった。)


This is the first snow we’ve had in ages.
(これは久しぶりの雪です。)


This is the first date I’ve been on in a while.
(これは私にとって久しぶりのデートです。)


That was his first day off work for a long time.
(それは彼にとって久しぶりの休日だった。)


That was the teams first win for ages.
(それはチームにとって久しぶりの優勝でした。)




英語で「~をしたのは久しぶり」という際の表現「It has been a long time ~」


~をしたのは久しぶり」という表現は英語で「It has been a long time (a while/ages) since I last ~」という表現になります。「last」の後に過去形の動詞を使う必要があります。

それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。


ネイティブの「It has been a long time since I last ~」の使い方 例文:



It has been a long time since I last went swimming.
(泳ぎに行ったのは久しぶりです。)


It has been ages since I last went to Osaka.
(私が大阪に行ったのはずいぶん久しぶりだ。)


It has been a while since I last ate out.
(私が外食したのは久しぶりです。)


It has been a while since the team last won.
(チームが勝ったのは久しぶりです。)


It has been ages since I last drank beer.
(私がビールを飲んだのは久しぶりです。)




「久しぶり」の様々な英語の言い方:まとめ


まとめると、挨拶として使う「久しぶりですね」を英語にすると:

  • long time no see (少し古くて不自然な挨拶)
  • it’s been ages/a while (since I last saw you)
  • I haven’t seen you for ages/a while



「久しぶりの~」は英語で「the first ~ in ages/a while/a long time」という言い方になります。

そして、「~をしたのは久しぶり」という表現は英語で「It has been a long time (a while/ages) since I last ~」という文法パターンになります。


以上になります。今日紹介した表現は日常英会話で、とてもよく使う表現なので、この機会に是非覚えてみて下さいね!

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