could you、would you、will youの違いとは? 何かを依頼する際の丁寧度合

「Could you」、「Would you」、「Will you」の使い方と意味
目次

日常英会話でよく使われる「Could you」、「Would you」、「Will you」の使い方と使い分け、ニュアンスを紹介

今回の記事では日常会話でもよく使われる基本英文法を紹介していきたいと思います。今回紹介する文法は「Could you」、「Would you」、「Will you」の三つの表現の意味と使い方になります。

これら「Could you」、「Would you」、「Will you」は日常英会話で非常によく使われています。自然な英語を喋れるようになりたいと思っている方はこれらの違いをしっかりと理解して、正しい使い方や使い分けを必ず覚えるべきです。

それでは、それぞれの表現の使い方やニュアンスを分析していきましょう。

Could you の意味とニュアンス、使い方

「Could you 動詞?」という表現は「相手に何かを頼む際」に使うフレーズです。日本語では「~してくれますか」という少し丁寧な頼み方になります。そして動詞の原形を使います。

他には「Can you ~?」という言い方がありますが、こっちの方が少しカジュアルな言い方になります。それでは実際の使い方を例文で確認していきましょう。

Could you の使い方 例文:

Could you close the window? It’s cold in here.
(窓を閉めてくれますか?ここは寒いから。)

Could you lend me $5? I forgot my wallet.
($5貸してくれますか?私は財布を忘れてしまいました。)

Could you hold my bag for a moment?
(私のカバンをちょっと持ってくれる?)

Would youの意味とニュアンス、使い方

「Would you ~?」は上記の「Could you」と同じような意味とニュアンスになります。つまり、「~してくれますか?」、「~してもらえますか?」という意味になります。

「Would you」は「Could you」よりも少しだけ丁寧なニュアンスが含まれています。そして、他の言葉と合わせてもっと「ソフト」に伝える事が出来る表現です。

Would youの使い方 例文:

Would you close the window? It’s cold in here.
(窓を閉めてもらえますか?ここは寒いので。)

Would you mind closing the window? It’s cold in here.
(窓を閉めていただけますか?ここは寒いです。)
※「Would you mind ~ing」というフレーズで少しソフトに伝える事が出来ます。

Would you please shut up?!
(黙ってください!) ※「丁寧な表現」というイメージがありますが、強い命令に出来る表現です。

Will youの意味とニュアンス、使い方

最後に「Will you ~?」も上記と同じ意味になりますが、もっとカジュアルでダイレクトな言い方になる表現です。家族のメンバーと話す際や自分よりも年下の人と話す際に使うような文法です。

上記の「Could you」と「Will you」よりも「命令」というニュアンスが含まれています。

Will youの使い方 例文:

Will you close the window? It’s cold in here.
(窓を閉めてくれる?寒いよ。)

Will you pass me a pen?
(ペンを取ってくれる?)

Will you be quiet!
(静かにしなさい!)
※子供に命令をする際の表現。

Will you marry me?
(結婚してくれ。) ※これは決まり文句のような「プロポーズ」です!

「Will you」は上記の使い方よりも「未来形」の表現として使われる事が多いです。つまり、「~しますか」、「~するつもりですか?」という意味の方が使われています。

未来形のWill youの使い方 例文:

Will you go to school tomorrow?
(明日、学校に行きますか?)

Will you get up early tomorrow?
(あなたは明日早く起きるつもりですか?)

Will you cook tonight or eat out?
(今夜は自炊しますか?それとも外食しますか?)

以上、今回は日常会話で非常によく使う「Could you」、「Would you」、「Will you」の使い方とニュアンスの違いについて紹介してみました。

英語には敬語というコンセプトがありませんが、今回紹介した3つの言い方を上手に組み合わせてソフトに伝えたり、丁寧な言い方にする事が出来ます。

ビジネス英語を勉強している方には、とても大切な表現だと思いますので、是非この機会に各表現のニュアンスや使い分けまで覚えて使ってみてくださいね^^

「Could you」、「Would you」、「Will you」の使い方と意味

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェアよろしくお願いします。
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

スピーキング力アップにお勧めのメソッド教材

当サイトの記事を書いてるネイティブのライターが制作から編集までを行った英語のニュアンスも完璧なメソッド系英会話教材「English Reboot」をご紹介します。

この教材は、日本の中学校で教えられている英会話において基礎になるベーシックな英語知識(文法)を”ゼロから頭脳にインストール”するというコンセプトの教材になっています。

当教材は合計で「12のセクション」で構成されています。中学校の1,2,3年生の時に学習した基礎英文法をステップバイステップでメソッドにより学んでいきます。

「English Reboot」は以下の学習ステップに沿って”英語を話す為の基礎知識”を固めていき、実際の英会話で使われている「文法パターン」を使い繰り返し「アウトプット訓練」を行っていきます。

STEP1:リスニング
STEP2:リピーティング
STEP3:シャドーイング
STEP4:プラクティス
STEP5:ディクテーション

英語の知識や英単語を沢山知っているが「いざ英会話となるとさっぱり話せなくなる」といった英語学習者の為にアウトプットとリスニングに重点をおいた英語教材になっています。

英語初心者の方でもお使い頂ける学習内容・レベルになっていますので、英語の勉強をゼロからやり直したい方、英語を話せるようになりたい方にはお勧めの学習メソッドです。

英語を話す事に特化した教材 English Reboot(イングリッシュリブート)

スポンサーリンク

目次