単語

「忘れる」は英語で何と言う? 「物忘れ」や「思い出を忘れる」という英語表現は?

「忘れる」は英語で何と言う? 「物忘れ」や「思い出を忘れる」という英語表現は?

英語で「忘れる」は「forget」だけではない!? 忘れるに関連した英語表現4つ


カイリー
カイリー
皆様、こんにちはオージーの英語教師のカイリーです。今回の記事では日常会話でよく使う、「忘れる」という単語の英語の言い方、物忘れ、「思い出を忘れる」といった関連表現も紹介していきたいと思います。


「忘れる」という動詞は日常会話でとてもよく使われます。英語で「忘れる」という場合には場合によって色々な言い方がありますので、それぞれのニュアンスと正しい使い方をしっかりと覚えておきましょう。

多くの英語学習者は、実際に英会話をする際「単語を直訳してそのまま言ってしまう」という傾向がよくみられます。

しかし、日本語と英語は言語学的にみてもかなり大きな違いがありますので、時々直訳しても通じない場合があります。そして、仮に言っている事が通じた場合でも、それらは少し不自然な言い方という場合もあります。

つまり、英語ネイティブっぽいような言い方、表現ではない場合が多いです。特に「忘れる」という単語はその典型的な例だと思います。

一般的に多くの日本人の英語学習者の方は「忘れる」を英語にするとく「forget」という直訳にされる方が多いと思います。しかし、場合によっては「forget」という単語を使う事が出来ない場合もあります。

そこでこの記事では、「忘れる」という意味になる様々な英語表現やフレーズを実際の例文を交えて紹介していきたいと思います。





「忘れる」という表現はどういったシーンで使う言葉なのか?


「忘れる」という表現はどういったシーンで使う言葉なのか?
先ずは最初に「忘れる」という言葉はどういったシーンで使うのか?という事を考えてみましょう。すぐに英語に直訳するのではなく、この言葉は日本語のどのようなシーンで使われるのかを分析する事も大切です。

その理由としては「単語の使い方が分かれば英語を話す際にどの単語を適切に選ぶべきなのか?」という事がわかるからです。「忘れる」という言葉は主に下記のシーンで使う事が多いと思います。


  • 情報、出来事などを思い出せない時の忘れる。
  • 物を置き忘れる事。
  • 時間、気温、つらい事などに気がつかなくなる事
  • 嫌な事・思い出などをわざと思い出さないようにする事



私が知っている限り「忘れる」という単語は上記の4つの使い方がメインになると思います。では、それぞれの使い方を英語にしてみましょう。



「何かを思い出せない」「何かする事を忘れた」という際の英語表現「forget、don’t remember」



この「forget」、「don’t remember」は最もよくネイティブが使う英語の「忘れる」という言い方です。意味としては、「何かする事を忘れた」や「人の名前を忘れた」といった際に使う「忘れる」という意味です。

場合によっては「don’t/can’t remember」という言い方も使う事が出来ます。このシーンで使う「forget」は主に「forget to 動詞の原形」というパターンで使います。

「forget」の過去形は「forgot」になります。そして、過去分詞は「forgotten」になります。それでは、実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。


forget、don’t rememberの使い方 例文



I forgot to buy milk.
(私は牛乳を買うのを忘れました。)


Don’t forget to lock the door.
(ドアのカギを閉める事を忘れないでね。)


I have forgotten his address.
(私は彼の住所を忘れました。)


I can’t remember her name.
(私は彼女の名前を忘れました・思い出せない。)


I can’t remember what he said.
(彼が何を言ったのか忘れました。)


I don’t remember what time we said we’d meet.
(私たちが何時に待ち合わせしようと決めたのを忘れてしまいました。)






英語で「置き忘れた」という意味の表現「leave」の使い方


英語で「置き忘れた」という意味の表現「leave」の使い方
この使い方は日本人の英語学習者にとって最も間違えやすい表現だと思います。何故なら、物を置き忘れたという場合には、「forget」よりも「leave」という動詞を使います。「leave」の過去形と過去分詞は「left」になります。

場合によっては「forget」も使う事が出来ますが、「leave」という動詞を使った方がより自然でよいと思います。使い方は「leave+物+置いた場所」というパターンを使います。


leaveの使い方の例文



I left my bag at home.
(私はカバンを家に置き忘れてしまいました。)


I left my umbrella on the train.
(私は傘を電車に置き忘れてしまいました。)


He left his lunchbox on the table.
(彼はテーブルの上に弁当箱を置き忘れました。)


I forgot my key.
(私はカギを忘れてきた。)


I forgot my bag. I left it by the front door at home.
(私は鞄を忘れてしまいました。家のフロントドアのそばに置きっぱなしにしてしまいました。)


He always forgets to bring his homework.
(彼はいつも宿題を持っていくのを忘れています。)





英語で「何かに夢中になって忘れる」という際の表現「absorbed in ~、engrossed in ~」


英語で「何かに夢中になって忘れる」という際の表現「absorbed in ~、engrossed in ~」

この忘れるの使い方は、例えば「本に夢中になったり」、「テレビに夢中になって時間を忘れる」という際に使います。そして、恋人や友達と楽しい時間をすごしていると、外の寒い天気や暑い天気等の周りの変化に気がつかなくなったりする事もあるでしょう。

そういう時には、「forget about ~」や「too absorbed」、「engrossed in ~to mind ~」というフレーズを使います。

そして、「be absorbed in」と「be engrossed in」という二つのフレーズは両方とも「~に夢中になる」という意味になります。


too absorbed、engrossed inの使い方 例文



He enjoyed the book so much that he forgot about the time.
(彼は本に夢中になって時間が経つのを忘れてしまいました。)


When I’m with you I forget about the time.
(私はあなたと一緒にいる時に時間が経つのを忘れてしまいます。)


They were too absorbed in each other to mind the rain.
(彼らはお互い夢中になって雨が降っていた事も忘れてしまいました。)


She was so engrossed in the movie that she forgot to drink the coffee she had made.
(彼女は映画に夢中になってせっかく作ったコーヒーを飲むのを忘れてしまいました。)








英語で「嫌な思い出を忘れる」という際に使うフレーズ「forget about ~、drown one’s sorrows、put it out of one’s mind」


英語で「嫌な思い出を忘れる」という際に使うフレーズ「forget about ~、drown one's sorrows、put it out of one's mind」
英語では「嫌な思い出を忘れようとする」、「嫌な経験を忘れたい」というような際には、「try to forget about ~」というフレーズが最も適切な表現になります。

例えば、「お酒を飲んで~を忘れたい」というような表現をする際には、「to drown one’s sorrows」というイディオムがよく使われます。

もう一つのイディオムは「put ~ out of one’s mind」になります。この表現も日常英会話で非常によく使われていますので覚えておくと役立つと思います。


forget about ~、drown one’s sorrows、put it out of one’s mind 使い方の例文



I am trying to forget about my ex-boyfriend but I still like him…
(私は元彼の事を忘れようとしているけど、やっぱり、私は彼の事がまだ好きだよ・・・)

Try to forget about failing the exam.  It’s over now.  Try again next time.
(その合格しなかった試験の事を考えないようにして。もう終わったから。今度頑張ってね。)


Bob just got dumped by his girlfriend. He is at the bar drowning his sorrows now.
(ボブは彼女に捨てられたばかりなのよ。彼は今バーでお酒を飲んで彼女の事を忘れようとしている。)


It’s no good drowning your sorrows. Alcohol will make you feel worse.
(お酒で忘れようとする事はだめですよ。アルコールを飲むともっと体調が悪くなるのよ。)


I know you miss him but try to put him out of your mind.
(彼に会いたいのは分かるけど、彼の事を考えないようにしてね。)


You’re nervous about the interview, aren’t you? Try to put it out of your mind.
(面接の事で緊張しているよね。考えないようにしてね。)





英語で「忘れる」は何という?:まとめ


今回の記事をまとめると「忘れる」は英語で「forget」になる場合が多いですが、シーンによっては他の単語やフレーズを使えます。今回の記事では日常英会話で最もよく使う単語と表現を紹介しました。

主に覚えておく必要のある単語・フレーズは以下の通りです:

  • forget to ~ ⇒ ~をするのを忘れる
  • forget about ⇒ ~を忘れる、考えないようにする
  • leave ⇒ ~を置きっぱなしにする
  • don’t/can’t remember ⇒ ~を思い出せない
  • too engrossed/absorbed in ~ to ~ ⇒ ~に夢中になって~を忘れる
  • drown one’s sorrows ⇒ お酒を飲んで~を忘れようとする
  • put ~ out of one’s mind ⇒ ~を忘れようとする



他にも英語を勉強していて知りたい事や分からない事があれば、是非当サイトの英語ネイティブライターに質問してくださいね^^

当サイトのメソッド系英語教材

当サイトの記事を書いてるネイティブのライターが制作から編集までを行った英語のニュアンスも完璧なメソッド系英会話教材「English Reboot」をご紹介します。

この教材は、日本の中学校で教えられている英会話において基礎になるベーシックな英語知識(文法)を”ゼロから頭脳にインストール”するというコンセプトの教材になっています。

当教材は合計で「12のセクション」で構成されています。中学校の1,2,3年生の時に学習した基礎英文法をステップバイステップでメソッドにより学んでいきます。

「English Reboot」は以下の学習ステップに沿って”英語を話す為の基礎知識”を固めていき、実際の英会話で使われている「文法パターン」を使い繰り返し「アウトプット訓練」を行っていきます。

  • ステップ1: リスニング
  • ステップ2: リピーティング
  • ステップ3: シャドーイング
  • ステップ4: プラクティス
  • ステップ5: ディクテーション


英語の知識や英単語を沢山知っているが「いざ英会話となるとさっぱり話せなくなる」といった英語学習者の為にアウトプットとリスニングに重点をおいた英語教材になっています。

英語初心者の方でもお使い頂ける学習内容・レベルになっていますので、英語の勉強をゼロからやり直したい方、英語を話せるようになりたい方にはお勧めの学習メソッドです。