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realize recognize notice 違いとは? 「気づく」という英語の違いを詳しく解説

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英語で「気づく」、「気が付く」という意味になる realize,recognize,noticeの違いをネイティブが徹底解説します!



スコット
スコット
皆さん、こんにちは。私は日本で英語教師をしているカナダ人のスコットと言います。今回は日本人の英語学習者の皆さんが間違えやすいある英語の使い分け、違いについて紹介したいと思います。


皆さんは「realize」「recognize」「notice」という単語の違いをご存知でしょうか? これらは英語で「気づく」や「気が付く」という意味になる英単語です。

しかし、それぞれ使い方やニュアンスには微妙な違いがあります。日本語の「気づく」という表現は色々な英語に翻訳出来ますが、実は場合によって違う言い方をする必要があります。


また、辞書で調べると「気づく」は英語で「realize」や「notice」、「recognize」等と紹介されていると思います。

そこで今回の記事では、その三つの単語の単語をクローズアップして、それぞれの単語の意味と使い分けを詳しく、例文を通して英語ネイティブの使い方と合わせて紹介したいと思います。



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「realize」の意味と使い方、ニュアンス



「realize」(イギリス英語:realise)の意味は「実際そうだと分かる」や「理解する」というニュアンスを与える動詞になります。

例えば、「~を忘れたという事に気づく」や「間違ったという事に気づく」などの文脈で使う動詞です。

この「気づく」は自分の頭の中で「事実だと分かる」というニュアンスを与えます。この単語の発音は「リアライズ」になります。





「気づく」という意味の「realize」を使った例文




I realized he didn’t love me anymore.
(彼はもう私の事を愛していないという事に気づいた。)


I didn’t realize the time. I had better go home.
(私は時間に気づかなかった。私は帰った方がいい。)


Kate realized Mike was already married to someone else.
(ケイトはマイクがもうすでに違う人と結婚しているという事に気づいた。)


I realized he had been lying.
(彼が嘘ついていたという事に気づいた。)


He realized he had made a mistake.
(彼は自分が間違えたという事に気づいた。)






「recognize」の意味と使い方、ニュアンス


次は「recognize」(イギリス英語:recognise)という単語の意味と使い方です。recognizeは「見分ける」や、「見た目や音で誰々だと分かる」というニュアンスを与える動詞になります。

そして、他にも「見覚えがある」というニュアンスで使う事も出来ます。それでは、実際の使い方を例文でみていきましょう。



「見分ける」や「見覚えがある」という意味で「recognize」を使う際の例文



I recognized his voice.
(私は彼の声で彼だと分かった。)


She had cut her hair really short so I didn’t recognize her.
(彼女は髪の毛を短く切ったので、彼女だという事に気づかなかった。)


Have you lost weight? I didn’t recognize you!
(痩せたの?あなただと気づかなかったよ!)


Do you recognize this place? This is where we first met!
(この場所には見覚えがありますか? 私たちが出会った場所なんですよ!)


I don’t recognize this song. Which group is it?
(私はこの歌を聴いた事がない気がする。何のグループですか?)





「notice」の意味と使い方、ニュアンス



「notice」という動詞も「気づく」という意味になりますが、主に「目で見て~に気づく」という文脈で使う単語です。

例えば、「誰かの新しい髪形に気がつく」、「~をなくしたという事に気がつく」などのシーンで使うような単語になりますです。この単語の発音は「ノーティス」になります。


「目で見た後に何かに気がつく」という文脈で「notice」を使った際の例文



Did you notice my new hairstyle? It’s cute, isn’t it?
(私の新しい髪形に気がついた? 可愛いよね?)


I just noticed you painted your front door. It looks lovely.
(私はあなたが家のフロントドアにペンキを塗ったという事に今気がついた。とても素敵ですよ。)


Did you notice the neighbour’s car? There’s a dent in the bonnet.
(隣人の車の状態について気がついた? ボンネットが凹んでいる。)


Did you notice that new shop next to the library? I think it sells children’s clothes.
(図書館の隣に出来た新しい店に気がついた? 子供の洋服を売っていると思う。)


I’ve just noticed it’s raining. I had better bring the clothes in.
(雨が降っているという事に気がついた。 洗濯物をしまった方がいい。)




英語で「気づく」という表現をする際のまとめ



まとめると、英語では殆どの場合「気づく」という表現をする際に次の三つの動詞が使えます。

その三つの動詞は「realize/realise」、「notice」、「recognize/recognise」になります。それぞれの英単語は微妙なニュアンスの違いがあります。ポイントとしては・・

  • realize/realise = 実際そうだと分かる(自分が考える事)
  • notice = 見た目で分かる事
  • recognize/recognise = 見た目・音で誰々だと分かる、見分ける事




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